どうも村田です
今の正統史観というか、
興味のある人たちは、
「結局、ヒトラーは戦争を」
始める気だったのだから、
その間小さなことも
大きなことも全部ムダ」
というような考え方なのだ
今度
「黒塗って済まない。
「らしい議論はいいよ」
みたいな感じになってしまって
いるのだ
だから、イギリスは
7つの海に植民地を持つ
大英帝国で
チェンバレンの宥和策
(ゆうわさく)は非常に
妥当だったかと思うの
そのヨーロッパ大陸内においては、
ドイツの旧権益を復活させ、
そしてゆくゆくはソ連を敵と
していると、
これはナチス党の本質
からして反共産主義でやる
ということで
それと妥協するということは、
戦い7つの海の大英帝国を
守るわけがないから
非常に合理的な判断だったと
思うのだ
したがって、
「ミュンヘン宥和(ゆうわ)」
「がダメだ」というのは、
これ自体が面白いという
ことなのだ
「ミュンヘン宥和(ゆうわ)」
「はチェンバレンの失策だ」
と書くことが、1つの仕事
なのだ
歴史家を使った仕事なのだ
チェンバレンがダメで、
チャーチルが偉かったというのは、
逆転して考えないとダメなのだ
そこで、チェンバレンが
ミュンヘン宥和(ゆうわ)を
成功させて戻ってきたとき、
国民は熱狂的に歓迎したのだ
この歴史家の中には
その時代のことや、国民が
もしよろしかったのかということを
しっかり書いている人もいるのだ
でも、ほとんど日本や
アメリカでは、チェンバレンを
悪者にする工夫がされている、
ということには気付いていた
方がいいのだ
日本の保守者でも、案外
チェンバレンを批判する人が
多いのだ
それはそのような安易な
歴史観に乗って、
「チャーチルは素晴らしかった、
チェンバレンはダメだった」
というように、きちんと
精査しないで、すっと
受け入れているという感じで
言っているのだと思うのだ
そこら辺は最も襟を
正さないといけないなと、
つくづく思うのだ
これでよく分かったのは、
チャーチルの第一次大戦
における行動と
第二次大戦における行動は
ある意味で一貫している、
というか大英帝国の益に
ない方向で集中して
いるということなのだ
だから、すごく素晴らしい
消防士がチャーチルなのですが、
火たのをつけたのは自分だった
ということなのだ
火をつけて置いて
「自分が消しに行ったぞ」
と威張っているのは、
マッチポンプというやつ
なのだ
それにしても、母屋が暑くなってしまった
ようなものだから意味がない
の
スコットランドの人
話す機会があって、
「どんな反応をしてもいいですか」
と、
及
「チャーチルは最低な男だよね」
というと、
そしたら
「そうだよね」と、
普通の人が、会社の経営者
だけど言ってるのだ
だから、案外イギリス人
の方がチャーチルの誇り
知っている人が多いのだ
それはありそうなのだ
だって、攻略、全財産が
消えてしまったから
財産が全部なくなってしまい、
すってんてんになって
負けたんだ
だから、彼らの方が
チャーチルの自信
気づいているような気がする
するのだ
アメリカの方が、動機は
どうあったか知らないが、
結果論としてアメリカの
世界制覇権をルーズヴェルトは
成功させたわけなのだ
ウェデマイヤーの回顧録を
読むと、戦争の専門家で
軍人なので
チャーチル批判で
面白いことを書いているのだ
やはりチャーチル批判も
あるけど、
「戦争のやり方が下手だ」
ということなのだ
「チャーチルというやつは
本当の戦争のやり方を知らない。
まず、アメリカ陸軍の立場から
もし、第二次大戦、
ヨーロッパ戦線は1年前に
捕らえられた。
ノルマンディー上陸作戦は
いつでもいろいろは
やる気があった。
1年前にはできたんだ」
と
「それを『イタリア作戦をやろう』」
とか『アフリカの方をやろう』と
くだらないことばかり言ってきます」
というのだ
「周辺的な小さな戦争ばかり」
やりたがる。そのようなものでは
ないのだ。戦争が始まったら早く
どうしてもいけない。
それは上陸して一気呵成に、
まっしぐらに勇気を
落ちても大丈夫だ。
イタリアは戦争が弱いからもう
相手にしなくていい。関係ない。
ドイツが終われば終わるのだ
言っているのにくだらない
ことばかり言って戦争を長引かせた」
と、
それもチャーチルの罪の
1つだということなのだ
あ、ルーズヴェルトに関しては、
これは有名な話ですが
「無条件降伏などという変なな」
ことを言い出して戦争を異様に
長引かせて、そして残酷な
ものをあげた」
ということなのだ
これは罪だ
「チャーチルというのはつくづく」
戦争のやり方を知らないバカだ」
言ってるのだ
それは早く終わった
双方犠牲も少なくて済むのだ
ということなのだ
結果として、1年後
ノルマンディーに上陸して
全く同じことになる
わけなのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしいる