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低いんじゃ

どうも村田です

ついこないだまでウクライナ

ばかりだった報道が

イスラエルにすり替わった

こう考えるとマスコミは

いい加減だとすぐわかる

しかし、これも米国の

指示があるのではないかとも

推察できる

どちらが良いとか悪いとか

どっちもどっちだが

米国は悪くないと洗脳する

そんな報道にみえるのだ

話は変わるが・・・

下のグラフを見てみよう

下のグラフの日本のGDPの

推移に着目してもらいたいのだが、

日本も1995年頃までは、GDPが

伸び続けていたのだ

ところが、このグラフに示されて

いるとおり、1995年以降、

日本のGDPが伸びなくなって

しまったのだ

(正確には1997年がピーク)

「伸びていないのは事実だが、

横ばいだったら別にいいじゃないか」

と思う人間もいるかもしれないが

しかし、話はそう単純ではない

このグラフからわかるように、

伸びていないのは日本だけであり、

それ以外のエリアのGDPは、

どんどん、一貫して伸び続けて

いるのだ

ここで重要なのは、GDPが

成長しているのは、中国や先進国以外

の「その他」の国々だけではない

ということだ

それらの国々のGDPが伸びていく

のはもちろんのこと、 「先進国」であり

「成熟国家」だと言われている欧州や

米国の国々も、発展途上国と同様、

しっかりと毎年毎年成長し続けて

いるのだ

つまり、世界中が金持ちになっていく中、

日本だけが現状維持となっているわけだ

これはつまり、日本だけが

「相対的に貧乏」になっていることを

意味しているのだ

世界の経済規模は大きくなっているのに、

日本は横ばいということは、世界における

日本のプレゼンスがどんどん低下している

ということなのだ

凋落前の日本は、世界第2位の経済大国で

このまま行けば、もしかしたら米国に

追い付き、追い越すのではないかとまで

言われていたのだ

『ジャパン・アズ・ナンバーワン』

などという本まで出ていたくらいだ

そして、1990年代の中盤、日本経済が

「頂点」を迎えていた頃、世界のGDP

のおよそ2割を日本が稼いでいたのだ

ところが今や、その割合は、ほんの

5~6%にまで激しく下落して

しまっているのだ

繰り返すが、世界に対する日本の

影響力は、大幅に低下することに

なったのだ

今やもう、わが国日本は

「主要先進国」などといっても、

その影響力は以前の数分の一になって

しまって、世界は日本の主張など

聞く耳を持たなくなりつつあるのだ

その一方で、世界の中でのプレゼンス

を高めていったのが中国だ

中国はこのままいけば、2030年前後

の近い将来、米国をも抜いて世界一

の経済大国になるとさえ言われている

つまり米国が世界の覇権を奪われる

のもこのままでは単なる「時間の問題」

なわけで、さすがの米国もあわてて

対処をし始めたのだ

一方、日本では、中国を抑え込もう

という努力をするよりもむしろ

浅ましく「チャイナマネー」に頼って

小銭を稼ごうとする傾向が強い

というのが実態だ

このように見ていくと、日本はすでに

「経済大国」とは言えない国に

なってしまっているのだ

そのことはサラリーマンの初任給の

世界比較を見るとよくわかる

今や日本の1人当たりの平均初任給

(年収)は韓国以下だ

スイスが高くて、円換算で800万円超、

米国は約640万円、ドイツが約530万円、

日本は約262万円で韓国やシンガポール

以下なのだ

なお、この比較では中国は、初任給は

安い水準になっているが、これは、

すべての中国の人々の平均だからだ

中国は巨大な格差社会であり、金持ちは

途轍もなく金持ちなのだが、貧乏な

人々は凄まじい貧困に苦しみ続けている

のが実態だ

だから、平均をとれば、グラフに示した

ように日本よりも低い水準になるわけ

なのだ

ただし、中国には1億円以上稼ぐ人が

1億人いるといわれている

つまり、中国の中には、日本よりも

はるかに豊かな1億人の国民を抱えた

国家が1つまるまる含まれている

ような状況にあるわけだ

その1億人の世界の大卒初任給はもちろん、

欧米に匹敵する水準にあるのだ

さて、日本と諸外国の間に存在する

大きな「給与格差」が、今後改善されて

いくのだろうかと考えたとき、現状では

残念ながら、その見込みは絶望的に

存在しない、としか言いようがない

何といっても、先ほどのGDPの

グラフに示したように、日本だけが

成長しない中、世界中が成長し続けて

いるわけだから、このまま何も

しなければ、改善どころかどんどん

悪化し、よりいっそう凋落していって

しまうことは火を見るより明らかだ

かつてのことは過去の事として

振り返っても仕方ないが

日本の窮状については

認識しておくべきだ

今後も迫りくる危機を

認識すべく書いていくが

我々日本人の英知を結集し

改善の余地を探るべきだ

今日はこのくらいにしといたる

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