どうも村田です
もし
ジョージ・オーウェルが
今生きていたら、
彼のようなものの考え方、
感受性のある作家が、今、
生きていたら、
一番に自分の敵として批評、
批判のターゲットにする
のは、シナの社会主義の
体制だろう
それは間違いないと思うが
しかし、日本語訳の中には、
2000年以降に書かれたもの
であるにもかかわらず、
解説だとか訳者の後書き、
コメントの中に、そういう、
今こそシナで起きてることが、
オーウェルが最も恐れていた
ことなんだというような言及が、
ほとんど見ることができない
のは誠に残念だというふうに
思うのだ
そして、われわれの社会の
権力が腐敗してる。
これが全体主義にいくんだと、
危険なんだと、そういう
言い方をするのだ
しかし安倍内閣にしても、
辞めてしまったが
安倍政権というのはこの
自由社会を前提として、
シナのような全体主義に
いかないために、それに
対して抵抗していた
その軍国主義的な圧力に
対して抵抗し、そして、
自由な国家を、民主政治の
国家を守っていこう
という基盤の元でおおよそ
終始していた政権だと、
理解しているのだ
そういう大きな流れを見ず、
モリカケ事件がどうの、
桜を見る会がどうのと
重箱の隅をつつくような
ことを言ってると、
一番恐ろしいシナの全体主義、
それに対して戦っている政権
の足を引っ張る連中
そして、実はそれは、
中国共産党の全体主義に
利することになったのだ
これも全体主義者の
内部工作と思うのだ
ジョージ・オーウェルの
小説を見ていくと、今の時点
から言えることだが、
思うところがいくつかあるが
ウクライナ語版への、
ジョージ・オーウェル自身の
序文なのだ
今の『動物農場』の、
早川書房の『動物農場』には
特別にこれが翻訳されて、
付録でついているが、
彼は、
ジョージ・オーウェル自身が
こういうふうに言ってるのだ
彼はお父さんと同じような
職業に就いて、イギリスの
植民地における警察に
若くして就職するが、
彼はそういうことが性に
合わなかったし、
帝国主義が大嫌いになった
と言っているが、
しかし、同時に当時のビルマ
では、ナショナリズム運動は
あまり盛んではなかったし、
イギリス人とビルマ人との
関係も、そんなに仲の悪い
ものではなかった
1927年に休暇でイギリスに
戻ると私は辞職して、作家に
なることにしたというのだ
だから、彼は1903年生まれ
だから、24歳にして辞め
確かに1927年当時、
イギリス人とビルマ人との
間はそんなに悪いもの
ではなかったのかもしれない。
少なくとも表面的にはだ
しかし、だとしたらなぜ、
後年、日本が起こした
大東亜戦争でビルマが
日本軍と一緒に戦って、
イギリスの植民地と戦い
そして、1943年には
バー・モウという指導者の
もとで独立すると。
日本と組んで、そして、
イギリス帝国主義を
たたき出すというような
ことをしたのか
バー・モウは当時、
首相になったが
アウンサンスーチーさん
のお父さんの
アウンサン将軍、
これも決起した人間の1人
なのだ
ジョージ・オーウェル
のように、弱い者、そして
貧しい者に同情を寄せる
ような、優しい目を持った
作家でも、
やはり植民地の官僚に
なってしまうと、本当の
ビルマ人の気持ちというのは
わからなかったんじゃない
のかと思うのだ
表面的は、イギリスに対して
ビルマ人は従順であったの
だろう
そして、大して確執は
見えなかったのだろう
しかし、やはり、そこでは
帝国主義、植民地宗主国と
植民地化された人々、
植民地の人々と、それを
支配している人々
支配する者と支配される者
の差は歴然として、
イギリス人の前でビルマ人が、
植民地当時の残酷や、それに
反対するという意見を述べる
ことはおよそできないのだ
で、表面的な平穏を保って
いたにすぎないのだろう
オーウェルのように相当
繊細な感覚を持ってる人
でも、やはり植民地を統治する
側に立ってしまうと、
そういうことが見えなく
なってしまうのではないかと、
そういう気がするのだ
それから、もう一つ『1984年』
に、これはイギリス帝国主義
を支配する側の人間が、
どういう地政学を持って
いたかなということを
感じさせる文章が、
『1984年』の中にあるのだ
で、反政府、
ビッグ・ブラザーに反対する
人たちの秘密文書といわれる
文書と、その中に出てくるが、
世界を支配してる三大帝国の
どれも、
オセアニアもユーラシアも
イースタシアも、支配
できない地域がある
それに対してこう書いて
あるのだ
3国の国境間には、いずれかの
国の永久的な所有地とはならない
タンジール、ブラザヴィル、
ダーウィン、香港を四隅に
据えた大略四辺形と言える
地域が横たわっており、
うんぬんと
地名が日本人にわかるのは
香港だけであろう
あとダーウィン、これは、
ちょっとニュースなどに多く
接してる方はわかりると思うが、
イギリスの生物学者、進化学者
のダーウィンの名前を取ってるが、
これはオーストラリア北東部の、
大事な、地政学的なところなのだ
で、ダーウィンには今も
アメリカの海兵隊の基地が
あるが、
同時にそこを狙って
中華人民共和国が進出しており
そこに大規模な基地を作る
というので、それを99年、
オーストラリアが租借、
借りることを許してしまった
のだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる