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パロディなんじゃ

どうも村田です

【1984年】の小説を

勉強するのだ

ユーラシアというのは、

この小説ではどういう

想定をされているかだが

ユーラシア大陸の北半分を

ほぼ完全に支配している国、

ソ連が元になって、

それがヨーロッパ大陸を

全部飲み込んでしまった

ような国家なのだ

だから、ポルトガル

からベーリング海峡まで

を支配している

ということなのだ

あと、イースタシア

というのはどうも強いて

言えば、

中国共産党帝国主義が

東アジアを全部飲み

込んでしまった

ようなかたちで、

日本もこの一部に飲み

込まれているわけで

チャイニーズの言葉で

うんぬんというような

表現が出てくるから、

日本が支配している

イースタシアではない

ようなのだ

中国共産党が支配している

イースタシアで

これは東南アジア、

それからシナ本土、

そして日本、朝鮮半島、

満州、ここら辺を

支配しているのだ

そして、モンゴルあたりは、

このユーラシアと

イースタシアの既に戦場に

なっていて、国境線が年中

動いているというような

想定がされているのだ

そうすると、インドから

アフリカの中部、ここら

辺は、ここには香港と、

それからダーウィン、

モロッコ、そしてコンゴの

あたり、

この4点をつなぐと地球の

真ん中あたりに大きな

四角形ができるが、

ここら辺を支配者が決まって

いない地域ということなのだ

ちなみに、オセアニアが

支配しているのは

南アフリカも支配している

わけなのだ

そうするとインド洋の

大部分もここが支配していて

そしてインドから中東、

サハラ以南のアフリカの

大部分は、支配者が決まって

いない地域というように

想定されているのだ

これが『1984年』の世界の

見取り図、そしてオセアニアの

中でどういう国民が生活をし、

政治が行われているとかを刻銘

に書いたのがこの小説という

ことになるのだ

そして、彼は真理省という

とこに勤めているのだ

真理省とは、これは報道、

娯楽、教育、芸術、全部を

コントロールしている省

なのだが、真理を伝えるので

真理省というらしいのだ

この真理省のみならず、

この社会、『1984年』の

社会のオセアニアを象徴する

スローガン、

国家のスローガンがある

のだ

これが繰り返し、この

小説の中で語られ、注目

されるのだが、戦争は平和なり、

自由は隷従なり、無知は力なり

というのだ

戦争は平和なり、自由は

隷従なり、隷属するという

ことで、隷従なり、無知は

力なりというわけなのだ

この意味が、小説を読んで

いるとだんだんわかってくる

のだが、この国家は主に大きな

全体主義的な省によって運営

されているわけなのだ

まず、真理省というのが

あるのだ

これは報道、娯楽、教育及び

芸術をすべてコントロールする

次は、平和省というのがあり

平和省っていうのは実は

平和ではなくて、戦争を

管轄しているところで

あるのだ

そしてもう一つは、

愛情省というのがあり

法と秩序の維持を担当する

部署ということで、

国内の警察、治安の維持という

ことなのだ

だから、反対するものは

一人も許さないという

全体主義体制を担っている

わけなのだ

それからもう一つは潤沢省

というのだが、経済問題を

引き受けるところで、

四つの省によりコントロール

されている、実は平和じゃ

なくて戦争をするところが

平和省と呼ばれ、

真理じゃなくて、

全体主義のコントロールに

役立つ、うそばっかりを

国民にプロパガンダを伝える

ところが真理省と呼ばれ、

そして、この経済は常に

物不足に陥っているので、

貧しい社会なのだが、

その経済問題を担当する

省が潤沢省と、潤沢にある

という意味、潤沢省と

呼ばれているということ

なのだ

非常に皮肉な、そこから

既に人間の頭を、言葉を

使ってコントロールする

というところがここに

既に現れているわけなのだ

そして、真理省は

Ministry of Truth

というのだが、これが

通称ミニトゥルーなのだ

それから平和省は、

Ministry of Peace

Peaceというのは

ラテン語でパックスと

いうので、これは

ミニパックスと呼ばれ

ているのだ

それから

Ministry of Love、

愛情省なのだ

ところが、この愛情省と

いうのが愛情と関係なく、

一番実は怖いところで、

国民を捕まえて拷問に

かけたり、殺して

しまったりするところ

なのだが、

そこが愛情省と呼ばれて

るのだが、ここは

ミニラブと呼ばれるのだ

潤沢省は

Ministry of Plenty、

これはミニプレンティと

呼ばれているのだ

すなわちこの国では、

ミニトゥルー、ミニパックス、

ミニラブ、ミニプレンティが

コントロールしているのだ

その上に

ビッグ・ブラザーという

独裁者がいるのだ

このビッグ・ブラザーの

容姿は、どう見ても

スターリンにそっくりなのだ

そして、それに反乱してる

反政府組織のリーダーと

おぼしき、

ゴールドシュタインという

人は、これはスターリンに

ソ連から追い出された

トロツキーにそっくりの

容貌で描かれているのだ

そういうところで、これが

ソ連の社会をさらに徹底

したらこうなるんだよ

というようなことを描いた

ソ連のパロディである

ということは確かなのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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