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物語なんじゃ

どうも村田です

ジョージ・オーウェル

が書き、彼の初めての

大ヒットになった

『動物農場』という

『Animal Farm』と

いう本があるのだ

これについても彼の

自伝的な話とを絡めて、

書いてみたいと思うのだ

今、我々が非常に学ぶ

べきところが多いのが、

ジョージ・オーウェル

というイギリスの

小説家の残してくれた

作品なのだ

ジョージ・オーウェルは

非常に自由人であって、

社会全体、政治によって、

政府、国家によって、

個人が自由を奪われる

ということに対して非常に

敏感な人なのだ

そこがイギリスのよき

伝統を継いている人だと

思うのだ

同時に、彼は右か左か

といえば、左のほうの人

だと自分で自覚している

わけなのだ

というのは、あまりに貧しい

労働者や農民、そういうものに

終始、彼は同情的なのだ

そして、その人たちがまっとう

に扱われる社会を彼は望んで

いたのだ

そういう、一言で言えば、

社会主義が実現して理想な

社会が生まれたかと思った

ソ連というものが、

実は自分たちの社会以上に

もっとひどい社会、

差別と階級が固定された

恐ろしい全体主義の社会

だということ、それを彼は

実感して、スペイン内覧でも、

それを彼はまさに実感するが、

それを小説のかたちで書いたのが

『1984年』なのだ

大変憂鬱な小説で

これを読み解くことは今の

我々にとって必要な知的作業で

あると思うのだ

ジョージ・オーウェルの

『1984年』の世界が

どういうものか

ビッグ・ブラザー率いる党が

支配する全体主義的近未来

この全体主義的近未来

というのは

左翼全体主義的近未来なのだ

右翼全体主義的な、

ナチス的な近未来では

全くないわけなのだ

ウィンストン・スミスは

真理省記録局に勤務する

党員で、歴史の改ざんが

仕事だったのだ

彼は以前より完璧な屈従を

強いる体制に不満を抱いて

いたのだ

あるとき、奔放な美女

ジュリアと恋に落ちた

ことを契機に

伝説的な裏切り者が

組織したとうわさされる

反政府地下活動にひかれる

ようになるのだが、・・・

というこの本の要約の

ようなものが出ているのだ

結論から言うと、この

ウィンストン・スミスさんは、

このビッグ・ブラザーという

独裁者が支配する

この社会に反抗すると称する

秘密組織、反政府組織に

入ることを決意するのだが、

実は、それ自体が体制側の

引っかけであったのだと

体制側は反体制の人間を

あぶり出すために作った

偽の、いわば反政府組織であり、

そうやって体制に不満を

持っている人たちをその

組織に入らないかと言って、

入ってくるやつは全部、

しょっぴいて刑務所に

送ってしまうのだ

そういう政府のわなに

実は引っかかっていた

というオチなのだ

そして彼は、結論を言って

しまうと、最後には完全に

心理的に洗脳されてしまい、

その洗脳に屈服して、

やっぱりビッグ・ブラザー

はみんなのことを考えて

いたんだと、

自分は愚かだったんだと

言って涙を流して、

ビッグ・ブラザーを賛美する

ところで、この小説は

終わるのだ

何ともやりきれない、

絶望的な小説なのだ

この世界は、

『1984年』の世界は、実は

全体主義国家が世界で三つ

あり、三つしかないのだ

もう個々の国家というものは

消滅していて、オセアニア、

ユーラシア、イースタシア

というこの三つの巨大国家

しかない、

そして、この三つの巨大国家

が相互に同盟したり、

戦い合ったりして、いずれも

世界制覇を目指しているけど、

一国では世界制覇をする

ことができずに、相手を、

戦う相手を変えながら、

三つどもえの戦いを

繰り広げているのだ

どうも、このストーリーは

オセアニアの中のイギリスの

ロンドンの物語のようだが、

どの国でも体制は同じような

ものであるらしいという

ことがわかるのだ

これ、オセアニアってのは

どういうことでオセアニア

かっていうと、実は、

南北アメリカとイギリスが

ここに入ってるのだ

そして、オーストラリアや

ニュージーランドももとの

イギリス連邦の関係で

入っているわけなのだ

だから、太平洋のずっと

南のほうと、ほぼ太平洋

全体がこのオセアニアの

領域、

国土は南北アメリカと

オーストラリア、

ニュージーランド、

太平洋の島々、

そして大西洋の島と、あと、

イギリスということに

なっているのだ

だから、非常に広い版図

であり、大西洋と太平洋を

ほぼ支配してるので

オセアニアという名前、

オセアニアというのは

海洋の国ということ

なのだ

普通、オセアニアと言えば

太平洋州といって、

オーストラリア、

ニュージーランドあたりの

ことをオセアニアというが

もともとは、オセアンと

いうのは海ということだから

オーシャンということだから、

太平洋と大西洋を支配して

いる国家ということで

オセアニアという、この

『1984年』はオセアニアの

物語なのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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