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キーワードなんじゃ

どうも村田です

LGBTは、その人が持っている

個性とかではなくて、孤独が

引き起こした結果の1つと

いう感じがあるのだ

そう捉えられる面もかなりあり、

結構それがポリコレに当たって、

話をすると攻撃される内容で

あるのだ

LGBTは個人の嗜好とかではなく、

その根本には孤独という問題も

あるのですよ

と言うと突っ込みが入って

しまうみたいなことなのだ

これはわれわれも考えなければ

ならないことだと思う

ので、書いていくのだ

紹介する2人なのだが、

1人はマティアス・デスメット教授、

ベルギーのゲント大学で

心理・教育科学科、臨床心理学の

教授をされている先生で、

『The Psychology of

Totalitarianism 』、

全体主義の心理学という本を書いて、

最近すごく話題になっている先生だ

もう1人紹介する方が

ステラ・モラビトさんという方で、

元CIA のアナリスト、プロパガンダ

偽情報の研究の専門で、

ロシアソビエトの歴史の博士号を

持っている方なのだ

この2人に実際にインタビューを

する機会をいただき、またこの話の

内容のメカニズムの説明が分かり

やすかったので、そういった方々の

インタビューを踏まえて書くのだ

先日書いた心の反応、孤独があり、

それが作用して人はいろんな行動を

起こしたり、感じたりすると

いうふうに書いたが

2人目のステラさんがこの本の冒頭で、

孤独とはどういうものなのかという

例に挙げている人がいるのだ

それが精神分裂病を起こした少女の

話なのだが、この方は

ジョアン・グリーンバーグさん

という方で、精神分裂病というのは

1回かかったらというか、発症したら

もう不治の病みたいな、治らないと

いう感じで言われがちだと思うのだが、

この方は完治して、その後に21冊も

本を書いて、今も90歳でも現役

バリバリで活動をしている方なのだ

その方がどうして分裂病に至ったのか

という話があり、本人は自分で本も

書いて小説も書いて、その話も

広まっているのだが、

この方は学校でもいじめられ、

周りとの関係がよくなくなって、

コミュニケーションする相手も

いなくなって、

自分の内側に入ったそうなのだ

そうすると、現実社会では誰も

私のことを受け入れてくれないのに、

心の中のいろんな友達とかが

いて、心の中の、内側の世界では

私をみんなが受け入れてくれると、

そういうことなのだ

心の中に架空のなのか、いわゆる

宗教的にいうと、別の霊か何か

みたいなのができて生まれて、

その何かと話をする、みたいな

感じなのだろう

分裂病なので、いろんな人が

いるのだ

そのようにしてこの方の分裂病

の症状は、現実社会での孤独を

感じたところから始まったのだ

最初は、心の中は自分を守るため

の要塞だったという表現をするのだ

自分の心を守るための要塞だった

この世界で、自分で言語まで

作り出したそうなのだ

この方はすごく頭がいい人だと

思うのだが、心の中でしか

通じない新しい言語も作って、

その中に生きていたのだ

一般的に分裂病と聞くと、

例えばたまに道から、

「誰と話しているのか

ちょっと分からないな」

という人が歩いたりしている

ことがあり見かけたりする

「誰とこの人しゃべってるんだ?

ああ、この人ああいう人かな」

みたいな人なのだ

最近は電話しながら話している

人がいるのだが

この間、いきなり怒鳴り

つけられたと思って

「何だこのやろう」と思ったら、

耳に入れるやつを使って、

電話で怒っているのだ

みんな1人1人が分断された

社会の中、社会というか、

1人1人の自分の世界の中に

入って誰かと通話している

のかもしれないけれど、

そういう状況になっている

のかなという感じがするのだ

一般的にそういう方を

目の当たりにすると、一体

何が起きているのだろうと、

すごく分からない感じがする

のだが

しかし実際にそういう治った

人の回顧録というか、本を読むと、

ああ、孤独を感じて自分を守る

ために内側に入って、そして

自分の世界で生きていた

という感じなのだなというのが

分かるのだ

ステラさんがこの方の話を紹介

したのは、つまり孤独というもの

がいかに深く、人間に影響を与え

るかという例を伝えるために、

この話を紹介しているのだが、

そのメカニズムが分かっていた

当時の精神科医の方がこの

分裂病の人を治したのだ

そういうふうにして、この孤独

というのが、我々はあまり普段、

孤独とは何なのだろうかという

感じで分析しているのを聞くこと

はあまりないのだが、

実はこの孤独というのはすごく

大きなキーワードなのだ

次回に続く

今日はこのくらいにしといたる

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