どうも村田です
プーチンはモスクワで
開かれた人権評議会と
いう場でこんなことを
言っているのだ
「アイヌ民族をロシアの
先住民族に認定する」
「今回のウクライナ侵攻は
ロシア系住民の保護のためだった」
と言っており、日本へは
「アイヌ民族の保護」と
いった名目をでっち上げて、
「北海道辺りに乗り込む
選択肢というのをわれわ
れは持っている」
とほのめかす発言なのだ
副議長とプーチンの発言を
合わせると、ロシアは
北海道に関してはもう
舌なめずりしている
と見ておいた方がいいのだ
これは想像で言っている
のではなくて、幹部の発言を
抱き合わせるとそういうふうに
狙っているのが読める
ということなのだ
実際、数年前に北海道内で
活動しているアイヌ団体が
「北方領土をアイヌ民族の
自治州あるいは区にしてほしい」
などとする要望書を、プーチンに
対して出していたことが取り沙汰された
ネットも含めて話題になったが
この団体は炎上したせいか、
その後ウェブサイトからは削除し、
逆にSNS上では
「外患誘致に当たるんじゃないか」
といった批判も受けていたらしいのだ
ただ、そういうことが取り沙汰
されたというだけで、断定的なことは
言えないけれど、大体侵略者が
野心にとどまらずに実行に移す
背後には、必ず手引きする者
が侵略される側にいるというのが
歴史の教訓なのだ
敵国を相手に共鳴するというか
足並みを揃える、内なる敵
という存在がいるということなのだ
ロシアもそんな調子だから、
「悪の枢軸」とも言うべき
同じ専制主義国家の中国の、
中国共産党の本音は日本と
欧米諸国の分断で
「中国を中心とした華夷秩序に
日本を組み込んで属国とし、
中国に都合の良い国際環境づくり」
をすることにあるのだ
華夷秩序というのは、
「中華の華」に「夷狄（いてき）の夷」
で、秩序は秩序だが、そういう
4文字はかねて言われているが、
この華夷秩序に日本を組み込もう
ということなのだ
同時に、アヘン戦争以降、
欧米や日本に国土を蹂躙された
恨みを晴らすために、経済的
軍事的な報復を成し遂げることが
目標だと見ているのだ
中国共産党幹部だったら
「そんなの当たり前だろ」
という前提で政をやっている
のではないかと思うのだ
特に日本の場合は、日清戦争から
先の大戦に連なる積年の恨みを
晴らす狙いというのが笑顔の陰に
あるのだと思っているのだ
身の回りにいる中国人が
すべてそうだとは思わないが、
中国共産党政権というのと
一般の中国の人は
分けて考えるべきなのは
言うまでもないのだ
少なくとも習近平の頭の中には
間違いなく日本への復讐心と
世界で覇権を確立する意図が
あるというのは疑いようがないのだ
それは、折に触れて発する
彼らの発言が雄弁に物語って
いるからなのだ
もちろん習近平や中国政府の
高官が、日常的に明言している
わけではないのが
詐欺師が今からだまして金を
巻き上げる相手に
「私はあなたをだまします」と
言うだろうか？
言うわけがないのだ。
それと同じなのだ
だから詐欺師の意図、政治的野心を
持っている人の意図をこちらで
事前に警戒すべきことなのは
国際情勢、日中関係についても
全く同じことなのだ
習近平が掲げる「中国夢」
と書いて中国の夢だが、
清朝以来の版図を確保しよう
ということなのだろうし、
そのうえで世界覇権を
目指そうということなのだ
この巨大経済圏構想の一帯一路で、
具体的には陸・海・空にとどまらず
宇宙空間・サイバー空間といった
ところにおける覇権競争、
今はこれで覇権を握ろう
というその姿勢を見ていれば、
日本を含む欧米諸国に復讐を
果たしたいという意図というのは
読み取れるのだ
にもかかわらず、その意図に
気づかぬ今の日本の政財界の
体たらくは、
「先人が見たら何と言って嘆くかな」
と、本当にそう思うのだ
この中国の意図、野望に
気付いていても、巨大なマーケット、
市場に目がくらんで気づかぬ
ふりをしていたり、中国共産党政権
に気兼ねして言うべきことも
言えないでいるのだ
地上波のテレビもそうだが、
YouTube であっても最近は
何かと規制が厳しくてなかなか
言えないこともあるのだ
この規制も偏りがあるのも
老化した世界の末路だと
そう思うのだ
今日はこのくらいにしといたる