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防災体制の拡充じゃ

どうも村田です

「首都直下地震」

も懸念されている

1923年に起こった

関東大震災も、その一種だった

これも非常に高い確率で

近々起こるだろうと

言われている

被害額としては、

南海トラフ地震の6割から

7割程度、800兆円超の

被害があると試算されている

しかも、恐ろしいことに、

南海トラフ地震と首都直下地震は

連動しえることが知られている

江戸時代末期の1855年、

「安政の大地震(安政の江戸地震)」

が起こった

水戸藩の藤田東湖

(江戸末期の儒学者。幽谷の二男。

藩主徳川斉昭のもとで藩政改革に尽力。

尊王攘夷運動に大きな影響を与えた)

らがこの地震で犠牲となった

関東大震災と同じ首都直下

(南関東直下)地震と

考えられているのだ

また、さらに時代を遡ると、

平安時代前期の869年、

東日本大震災と非常によく似た

地域を大地震と巨大津波が襲った

「貞観地震」があったのだ

これと連動する形で、878年には

「相模・武蔵地震(南関東直下地震)」

が起こり、887年には

「仁和地震(南海トラフ地震)」

が起こっている

もう少しだけ、恐ろしい話を続ける

火山学・地球変動学の第一人者

鎌田浩毅先生が指摘しているのだが、

次の南海トラフ地震は富士山の

大噴火と併発して起こる可能性が

非常に高いと言われているのだ

江戸時代中期の1707年、

「宝永の大噴火」と呼ばれる、

富士山の大噴火があり

この直前、南海トラフを震源と

する巨大地震「宝永地震」が

あった

実は先ほど書いた貞観地震の

数年前(864年)にも、

富士山の大噴火が起こっている

こう見ていくと、近い将来に

南海トラフ地震、首都直下地震、

富士山の大噴火の3つが連動し、

これらが立て続けに起こる

可能性が非常に高い、という

状況が見えてくるのだ

それ以外にも、近年は巨大台風、

爆弾低気圧などによる豪雨災害も

頻発している

数年前に台風がやってきて、千曲川や

阿武隈川など、東日本の大きな河川が

軒並み決壊し、たくさんの方が

亡くなった

いま科学的に恐れられているのは、

その台風の数倍規模の台風が

日本列島を直撃する、という恐るべき

事態なのだ

そうなれば関東平野の大河川が

軒並み決壊し、その結果、

100兆円以上の規模の経済被害が

生ずることになるのだ

さらにはそれだけ大きな台風の

場合には、東京湾の海面も大きく

上昇する、巨大な高潮が発生する

ことも懸念されている

そうなれば、東京湾の沿岸地域は

軒並み「津波」で流され、にわかに

修復することが不可能な凄まじい

被害を受けることになるのだ

つまり、巨大台風が1発、

関東平野を直撃するだけで、

たった一晩で数百兆円という

未曽有の経済被害を受けることに

なってしまうわけなのだ

このように、日本はまさに

自然災害大国なのだ

そして、そういう条件は太古の

昔から変わっていない

だから日本人は太古の昔から、

この厳しい諸種の自然災害と

向き合って生きてきたのだ

普通の国であれば、このような

状況を踏まえて、政府は国民の

ための防災対策を徹底的に行うのが

当然なのだろう

ところが、日本は十分な

防災対策をやらないのだ

非常に残念ながら、官邸の連中が、

迫り来る自然災害から国民の命や

財産を守ろう、少しでも被害を

軽減しようと本気で考えているとは、

思えない状況なのだ

したがってこのままでは私たちは、

南海トラフ地震、首都直下地震、

富士山の大噴火という未曽有の大災害を、

ほぼノーガード、丸腰の状態で

受けてしまうことになるのだ

だからこそ我々は防災について

啓蒙をしているのだ

被災者となりながらも

救済する術を持つのだ

日本人一人一人が備蓄や

防災用品を拡充させれば

お隣の人も助けられる

一人がお隣を助けられれば

その力は二倍にも三倍にも

なるのだ

今日を境に防災にも関心を

持ち備蓄や防災品の拡充

にも日本人は努めるべきだ

今日はこのくらいにしといたる

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