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不倶戴天の敵

どうも村田です

昨日はお焼香後に直会で

仲間と飲んで遅くなってしまった

今日は会社の飲み会だというのに

まだ二日酔いだ

今日は出掛けなので短く

更新する

明日は昼間から世田谷支部の

バーベキューのため記事の

更新はしない予定だ

さてここからは、第二次世界大戦

大東亜戦争の意義や結果を

振り返って考えてみる

そもそも米国が自国の国益を

本気で考えるなら欧州において

スターリンとヒトラーの直接戦争を

勝手にやらせておけばよかったのだ

というのがフーヴァーの考え方

ウェデマイヤーもそれと全く同じことを

言っている

要はヒトラーとスターリンは、両方とも

不倶戴天の敵なのだ

ナチズムは最初めから共産主義が

正面の敵で双方を戦わせておけば

よかったのであり米国が介入する

必要はなかったのだ

英国の場合も全く同じでチャーチルは

ナチス・ドイツを敵視し過ぎて

非常にバカなことをやってしまった

なぜなら英国の伝統的な外交政策は

欧州大陸をひとつの大国によって

支配させないことなのだ

なぜかといえばそうなれば英国は

狙われるからだ

英国にとってはナチズムもソ連の

コミュニズムも間違いなく敵だ

ヒトラーもスターリンも悪い者

同士が戦っているんだから

戦わせておけばよかったのだ

それでどちらも疲労困憊し

両方が戦争を終わりにしたい

となったときに仲介役として

介入すれば良いのだ

そうすれば欧州を共産主義者や

ナチズムが支配することから

防止することも可能だったはずだ

もしヒトラーが勝てばヒトラーは

元来第三帝国を東方へ拡大する

方針であったのだから静観して

ドイツが勝った時点で介入して

いけばよかった

そうなればドイツは中央ヨーロッパの

覇者として君臨するくらいで

済んだだろうし英国は海の支配者

としての力を温存できた

極端なことを言えば大英帝国からすれば

欧州大陸すべてをナチスが制覇したところで

大して困らないはずだ

英国の利権は世界中に分散しており

インドをドイツが奪いに来るという

話でもなかった中東を取るということ

でもなかったからだ

これが英国の伝統的な外交政策で

これをバランス・オブ・パワーと言う

一般的な意味は突出した脅威が

生み出されないように国家間の

勢力均衡を図ることを意味するのだ

しかし英国の場合もう少し具体的に

欧州の中を分裂させておくということだ

チェンバレンはそういう考え方で

そのほうが大英帝国をメンテナンス

維持管理するという点からすれば

合理的だったのだ

あの大戦での英国の行動について

振り返ってみた

米国のルーズベルトに助けを乞い

連合国として参戦したわけだが

かつては日英同盟を組んだこともある

現在は中共の脅威に英国も考えたのか

介入をしようとしている節もある

だが日本は慎重になるべきだ

彼らの思考は植民地利権にあるからだ

米国と中共の覇権争いに首を突っ込む

のは勝者側に与することで利権を

手に入れるための布石かもだ

次回はあの大戦で世界の構図が

どのように変わったかを書いていく

今日はこのくらいにしといたる

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