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お前が言うんかい

どうも村田です

そもそも憲法とは何なの?

と聞かれれたときに、

日本語では「国の形」と

いうのが1番あっている

のではないかと思う

国の形は時代に応じて

変わっていくので、

それに合わせて憲法も

変えていかなければ

いけないのだが、残念ながら

日本では 78 年もの間、

全く変わっていないのだ

本来、憲法というのは国民の

ためにあるのであり、

憲法のために国民がある

わけではない

しかし、残念だが今の日本は、

憲法のために国民があり、

憲法とともに国民は心中するか

のような状態になっている

のが現状だ

遡って考えると、この憲法と

いうもの自体が、戦時

国際法違反なのだ

占領中に国の基本となる

憲法をいじるというのは、

明確に戦時国際法違反だが、

米国は、まさに占領中の1946年

にこれをやっているのだ

連合国軍総司令官ダグラス・

マッカーサーのマッカーサー

ノートというものがあるが、

その根底には2度と日本が

立ち上がれないように、

2 度と米国に歯向かわない

ようにということが明確に

記されているわけなのだ

その意向のままに作られた

のが現行憲法なのだ

1946年と言えば、まだ戦争が

終わったばっかりで冷戦も

起こっていない。

朝鮮戦争は 1950 年だから、

冷戦らしいものは出てきて

いるけれども、まだ目立った

冷戦というのはなかった

ようやく戦いが終わり平和な

時期が来たというところだった

だからマッカーサーもその

4年先が読めなかった、

要は朝鮮戦争が起こって冷戦が

激化してくるということが

読めなかったのだ

つまり、その後の冷戦あるいは

朝鮮戦争というのも読めなかった

がゆえに、日本の非武装化と

いうことが明確になっているのだ

要は日本に大ポテンシャルで

戦力も持たせない、交戦権も

持たせないということだから、

それでもってマッカーサーの

理想の国ができると思っていた

節があるのだ

その根底には2度と米国に

歯向かわない従順な日本を

作るということだったのだろう

それであったがゆえに、

憲法国会で吉田茂首相に

真っ向から反対したのは、

あの共産党の野坂参三だ

吉田首相はその当時

「正当防衛あるいは自衛権の行使

すらも認めない、自衛権の行使

そのものが戦争を選んだという

ことがあると、しばしば、そういう

歴史があるのだから戦争も全自衛権の

行使も認めないのであります」

言っているのだ

それに対して野坂三蔵は

「自衛の戦争は認めるべきである」

とちゃんと言っているのだ

「全ての戦争が悪いわけではない、

自衛の戦争は正義である」と

いうことを言っているのだ

今では、自民党と共産党が

まったく逆になっているのだ

そんな中でできたのが、

今の日本国憲法の9条だ

しかし、4年も経たないうちに

朝鮮戦争が起きてしまい

これはまずい、自分を守るだけの

戦力と治安を維持できるような

軍隊が日本にも必要だということで、

マッカーサーは掌を返すように

1950年の元旦の訓示で

「その憲法は自らの国を守るこ

とまで否定したものではない」

という言葉をいっているのだ

お前が言うのかという話だ

冷戦というものが起きてきた

情勢に従って、当時1950年の

元旦だからまだ朝鮮戦争も

起こっていないのだが、

日本に作った憲法ではダメだった、

冷戦が激化してきてますます失敗だと

後悔したということだ

マッカーサーは

「戦争を放棄するという理想は、

理想として実現可能だけど、

実際に実現させるには、

まだまだ時間が必要だ」

ということを言ってている

そして、日本はこの状況に応じ、

マッカーサーから7万 5000人の

実力部隊を作るように言われ

180度の解釈改憲をやり警察予備隊

を持つのだ

それこそアクロバティックな解釈

改憲をやっているのだ

今の歪みは、ここから来ているのだ

だから

「自衛のための最小限の軍備について、

この憲法は否定していない」

というのが今の解釈でもあるのだが、

それは、当時の吉田首相が、

日本が警察予備隊を持つために

行った政府の答弁が元になって

いるからだ

だから「必要最小限の~」

という文言があらゆるところ出て

くるのだ

我々の主張である

自主憲法の制定について

もう一度考えるために

これからは憲法について

覚書を書いていくつもりだ

今日はこのくらいにしといたる

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