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かつては日本だったのじゃ

どうも村田です

今日は切れたパスポートを

再度取り直してきた

理由は台湾へ行くからだ

その訪台も色々と事情があり

その事情を調整するために

本部へ行ってきた

だからではないが

今日も台湾についてだ

台湾というと南国の島という

イメージが強く食べ物がおいしく

トロピカルルーツやスイーツが

有名で日本人は大好きだ

気軽に行って帰ってこられる

一番近い外国というイメージだ

観光地として以外にも公立私立を

問わず高校の修学旅行先としても

近年人気が高く、これまで中国や

韓国に行っていたのが台湾に

変わっているそうだ

治安がよい、近くて航空運賃が安い

といった理由のほかに中国や韓国

では抗日史跡や「植民地の爪痕」を

巡ったりして、過去の贖罪意識を

延々と強要されるのに嫌気が

さしたという理由もあるようだ

台湾側の受け入れ態勢もよく整っていて

現地の高校生や大学生と交流が

できるように日程が組まれている

一方の台湾側も日本に訪れる年間の

観光客は475万7258人いて

台湾人の5人に1人が毎年来日して

いることになる

台湾人を対象にした世論調査の結果では

最も好きな国で「日本」と回答した人は

59%という結果なのだ

初回調査以来、台湾人が最も好きな国

は日本で、不動だそうだ

しかし、その台湾が、かつて日本が

50年間にわたって統治した土地であり

日本の一部であったことを知らない

日本人も大勢いる

日本は明治時代末期、清と日清戦争を

して勝ったがその時に清が台湾を日本に

割譲したのだ

そして台湾は1895年から先の大戦で

日本が敗戦する1945年までの

50年間、日本の領土だったのだ

親しみやすい観光地という以上に

実は世界のどの国よりも日本と繋がりが深く

歴史的にも、また、現在そして将来も、

日本にとって非常に大事な国である

ということは、あまり知られていない

台湾は日本からとても近い距離にあり

沖縄の与那国島から台湾までは

約120キロで、与那国島にとって

台湾は沖縄本島よりも近い生活圏だ

東京からは飛行機で3時間

日帰りで行って帰ってこられる国だ

かつて作家の岸本葉子氏『微熱の島台湾』

という本を書いた。

この「微熱の」というのは面白い表現で

彼女は、台湾は日本に比べてやや熱っぽい

活気のある島だと言いう

ただ、その熱気や活気も、ものすごい

というほどではない、クレージーな

ほどではな日本よりやや熱い、と

気候も、人々の性格も、日本に比べて

やや熱いんだと、台湾を表現したのだ

日本人はシャイだが台湾人は陽気で

人懐こく情に厚くて、 「ちょっと熱いな」

という感じの人が多い

面積は九州と同じくらいの大きさ

気候は北の3分の2は亜熱帯、

南の3分の1は熱帯

そして、険しい中央山脈が島の南北を

背骨のごとく貫いている

中央山脈の山の平均標高は3000mで

3500m以上の山は20座もあり

山脈の高所は寒帯だ

だから台湾には、寒帯から熱帯まである

このような複雑な地形に育まれた川は

非常に短い距離を急激に流れているため

運輸にはほとんど使えない

台湾はサツマイモのような形をしているので

台湾人は自分たちのことを「芋っ子」と呼ぶ

芋は雑草のように生命力があり雑草は

食べることはできないが芋は食べる

ことができる

つまり役に立つ

そういうふうに自分たちのことを

なぞらえて呼んでいるのだ

そして、この地形のおかげで、原生種の

植物だけでも4000種もあり

また、人種も非常に多様で、台湾原住民

だけでも16の部族がいる多民族国家

それぞれ自分たちの文化や言葉を持っている

だから、日本人が台湾の空港に着いたとたん

「微熱の島」という感じを受けるのだろう

まずは台湾という国の外格を知るべく

書いてみた

台湾は親日国として有名だが

かつて日本だったことを知る

若い人は少ないだろう

これも重要なことの一つなので

覚えておいた方が良い

これからの日本と台湾の友好は

若い人たちが引き継ぐのだ

次回は台湾人は漢民族ではない

ということを書いていく

今日はこのくらいにしといたる

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