どうも村田です
運動と仕事で二日間記事を更新
することができなかった
楽しみにしている？方には
お詫びを申し上げる
時間が空いてしまったから別の
話題にしようかとも思ったが
話は国連に戻ることにした
ムボウ事務局長の反米的な
言動に対し時の米国のレーガン政権は
鋭く批判を加えた
ＵＮＥＳＣＯの運営でも
独裁を極めるムボウに
縁故人事、公金流用の問題で
攻撃を強める
国連への分担金の総額の４分の１を
出してきた米国にとって巨額の
浪費は許せることではなかった
レーガン政権は１９８４年
ＵＮＥＳＣＯに会計監査を求め
パリのＵＮＥＳＣＯ本部に
立ち入り監査が入ることになった
ところが、監査の直前になり
パリ市内のＵＮＥＳＣＯ本部ビルで
不審な火事が起き重要な書類の
多くが焼失してしまったのだ
お粗末なマンガのような話だが
本当に起きたことなのだ
そのぐらいインチキなのだ
火災は放火だと断定され
明らかにムボウが命令し
証拠隠滅を図ったという
ことだろう
米国はそれでも監査を強行した
その結果ＵＮＥＳＣＯには使途不明金が
少なくとも１４００万ドルあることが
明らかになった
ＵＮＥＳＣＯの会計報告は全くの
でたらめだったのだ
領収書の支出の辻褄も合っていない
ことが明らかになり実際の経費の
十倍以上支出があったことにして
水増し請求されていたのだ
また、３３００人の全職員のうち
パリ在住者が７割を占めていることも
判明した
ＵＮＥＳＣＯは本来の設立趣旨から
すれば発展途上国の教育や科学、
文化の振興に取り組むのが目的だ
だとすればその仕事の場所は
発展途上国であるべきであり
現地の教育・科学・文化のレベルの
向上に努めなければならないはずだ
貧しい国、戦争で疲弊した国、
発展途上国、そういうところを助け
子どもたちの教育を支援するのが
ＵＮＥＳＣＯのそもそもの役割だ
本来の職務からすれば職員も
アフリカやアジアの貧しい国に
たくさん住んでいて現場で働く
というのが当たり前だろう
７割の職員がパリに住んでいるのは
彼らが発展途上国の不便な生活を嫌い
ヨーロッパの進んだ都会の生活をしたい
パリで快適で奢侈な生活を送りたい
人間たちばかりだからだ
監査の結果ＵＮＥＳＣＯのひどい
実態が明らかになった
米国はムボウ事務局長に腐敗や
反欧米偏向を正す改革を行うよう
警告した
しかしムボウが反米的な発言を
し続けたためレーガン政権は
「ＵＮＥＳＣＯ を脱退する」ことを表明
そして１９８４年 に米国は
ＵＮＥＳＣＯを正式に脱退した
米国はこのとき最大の分担金拠出国で
ありＵＮＥＳＣＯの存続は危機に立たされた
この間日本は分担金の４分の１近くを
担う最大の拠出国となってＵＮＥＳＣＯを
支え続けた
日本もこのときＵＮＥＳＣＯをやめていれば
良かったのだ
このようなＵＮＥＳＣＯの腐敗は
国連のなかでは稀であり得ない
出来事なのだろうか？
こういった腐敗や無駄遣いは国連本体は
もとより国連関連の専門機関すべ てで
行われていることなのだ
そして、同じような状況は現在でも
続いているのだ
腐敗した国際高級官僚の多くが
新興国出身だがこれらの新興国は
国連の分担金をほとんど拠出していない
あなたも考えてみてほしい
そのお金はどこから来ているのか
我々の税金はこんな組織の食い物
にされているのだ
だから米国は問題の多い専門機関に
対しては頭に来て脱退をしたり
分担金を出さないなどの行動を
起こして揺さぶりをかけている
ときには国連本体にも分担金を
出さないことも辞さないほどだ
近年でもＵＮＥＳＣＯの姿勢が
反イスラエル的だとして米国の
トランプ政権は２０１８年の暮れに
再びＵＮＥＳＣＯを脱退した
日本も一緒にやめれば良かったと
思うのだが日本は一度もそういう
ことをやらないのだ
日本人にとって切実な北朝鮮問題では
「国連はもう少し真面目にやれ
拉致問題をもっと頻繁に取りあげろ
でなければ日本は国連の分担金を出さない」
と主張すればいいのだ
ＵＮＥＳＣＯにも
「日本を敵視するような決定をするなら
金を出さない」とか
「反日思想に基づく行動を繰り返す
ひどい職員を代えるまで我が国は
お金を出さない」と言えば良いのだ
お人好しの日本政府は自己主張した
ことがなく予算は使われ放題言われ放題だ
我々の血税は全く有効に生かされていない
これは実に悲しいことなのだ
崇高なる聖者が国連のように思っている
日本国民は国連の幻想から目覚め
現実を直視すべきだ
国連などアホの集まりでしかないのだ
日本国民はそんなアホに騙されてはならない
国民のレベルを上げるためにも
肝に銘じてほしいのだ
今日はこのくらいにしといたる