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襟を正そうではないかじゃ

どうも村田です

今日は所用によりこの記事は

予約投稿だ

悪しからずだ

戦後やってきた蒋介石は

反日教育を施した

日本に関わるもの一切を禁じ

日本の映画や歌謡曲は禁止

された

ただその禁止措置は厳しく

なったり、緩やかになったりで、

一貫していなかったのだ

一時的に日本映画が開放されたが

数年後にまた禁止された

それでも台湾人は隠れて日本の歌を

聴いたり、ビデオショップから

日本の映画やドラマを借りて

見たりしていたのだ

書物に関しては、検閲されたものは

特定な書店で入手できたが、数は

それほど多くない

だいたい30年くらいの間、 現在

50歳~80歳くらいの台湾人の世代が

徹底した反日教育を受けたのだ

学校では、日本人は残虐でずるくて

言ったことを守らない、人を騙す

民族だと教えられたのだ

よく考えればわかるのだが、

それはそっくりそのままチャイニーズ

のことなのだ

残虐さとか金銭欲とか、ぜんぶ

チャイニーズの志向にぴったりで

自分たちの一番悪い部分を日本人

になすりつけて、台湾人に教育

したのだ

当時の教科書の中の日本に関する

記述は、 「50年の長きにわたって、

残虐きわまりない台湾人を圧迫する

政策を行ってきた」 という一文で

終わりなのだ

事実ではないから、 具体的に

書けなかったのだろう

それ以外には、抗日映画を強制的に

見させるという手段を用い、授業の

一環と称して学生を映画館に連れて

行って抗日映画を見せ日本人は

こんなに悪い奴らだと洗脳しようと

したのだ

しかし、親から聞いた日本人は

そうではない

この世代の人間とは、学校では

反日教育を叩き込まれ、家へ帰ると

親から親日感情を聞かされるのだ

いったいどちらが正しいのだろうと、

葛藤があったのだ

当時、日本と台湾の往来は完全に禁止

されたわけではなく、多くの日本企業が

台湾に入って来て、 台湾の高度成長を

支えていたのだ

それで、この世代というのは、学校を

出た後、日本人とビジネスで関わり

合ったり、台湾を訪れる日本人に

接したり、見たりした実体験から、

日本人という国民性に惹かれて、

親日になったのだ

真実に勝るものはないのだ

その日本観は、日本の統治を受けた

親の世代とも違うし、反日教育を

受けていない50歳以下の世代とも

違いがあるのだ

反日と親日の価値観の衝突の

真っただ中で成長し、自らの実体験を

通して親日になっていったのだ

50歳以下の世代というのは、

李登輝政権下の自由で民主的な

時代に育った世代で戒厳令下の

独裁を経験していないのだ

李登輝さんの時代は、台湾の歴史や

文化への研究が開花し、日本時代に

ついても見直され評価されるように

なったのだ

日本統治時代を含む台湾の歴史を

取り上げた『認識台湾』という

教科書も生まれたのだ

この教科書は1997年に刊行された

中学2年生の補助教材で、高校入試の

出題範囲ではなかった

入試に出ないから、 みんなあまり

勉強しないんじゃないかという心配

もあったが、なぜか子どもたちは

非常に熱心にこの教科書を勉強したのだ

当時の中学2年生は現在30代後半から

40代の世代だ

この『認識台湾』で学んだ40歳以下の

台湾人は、日本を客観的に評価する

世代なのだ

じゃあ、40歳以上50歳以下の台湾人は

どうか、彼らもまた戒厳令の時代を

知らず、李登輝さんの時代に教育を

受けた

日本統治時代の研究がもはやタブー

ではなくなった時に、彼らは高校生、

大学生であり、あるいは20代の若い

世代だ

1996年3月に李登輝さんが台湾

史上初めての直接選挙によって選ばれた

李登輝さんの当選を阻止するため

中共は1995年の年末から1996年

にかけて、台湾近海にミサイルを

撃ち込んで台湾人を恫喝したが、

李登輝さんは54%の得票を得て、

国民の圧倒的な支持を受けて

選出されたのだ

その権力基盤も非常に安定している時代で

じゃあ本格的に日本統治時代を客観的に

評価してみようということになり、

翌年の1997年に『認識台湾』が

刊行されたのだ

それが1つの起爆剤となり、各大学で

台湾の歴史に関する研究が一気に

開花したのだ

だから、50歳以下の台湾人は

親日感情が非常に強いのだ

その上の世代とは違い、日本について

客観的に評価できる世代で日本に

とても興味を持っていて、より

真実に近い日本を見つめることが

できるからだ

そして、3つの世代とも、すこし角度は

違うけれども、総じて親日的でその共通

している要素というのが、普通の日本人が

普通に持っている日本人気質に対する尊敬

自分もそうなりたいというあこがれ

日本を台湾の先生であると思っている

今、台湾人は、自分たち自身のことも

含めて、日本のことを客観的に評価

できるようになったのだ

真実を見て、体験した現代の台湾人

が我々日本人と直接触れあいそこで

日本人を尊敬しそのようになりたい

と思ってくれることに感謝だ

我々は先人たちほど日本人として

の規範になれていないがそれでも

普通の日本人に対して憧れを

抱いてくれることに襟を正そう

ではないか

今日はこのくらいにしといたる

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