どうも村田です

ちなみに、
少しハワイの話をすると、
いくつか思い出深い
ことがあり、
神話から離れてしまう
のだけれども、1つは
ハワイの原住民の方々の
文化を伝える、
ポリネシア文化センター
というところに行った
のだけれど、
そこを経営しているのは、
キリスト教会だったのだ。
原住民の人たちの火踊り
などいろいろあるのだ
けれど、それはすべて
言ってみればテーマパーク
になってしまっているのだ。
これを
「植民地になるって
こういうことか」
と思ったのだ。
ハワイは明治30年代までは
独立王国だったのだ。
ところが、後から
少し触れるかもしれない
けれども、
白人のクーデターによって
アメリカに飲み込まれて
しまうわけなのだ。
その結果として、
信仰というものは失われて
見せ物になっているのだ。
その状況を日本に
当てはめてみると、
日本がもしそういう
状況になっていたら、
皇學館という神道ダンサー
を養成する専門学校があって、
それから、
伊勢神宮という
モニュメントがあって、
それが多分、
鉄筋コンクリート造りか
何かになっていて、そこを
キリスト教会が経営して
観光化しているという状態
なのだ。
現実的にあり得たのだけれど、
そうならないように、
われわれの先祖は頑張ったの
だなということなのだ。
もちろん、ヨーロッパ化
していかなければ生き残れ
ないので、自らの手で
自らの伝統を変えてしまったり
破壊した部分というのは確かに
あったけれども、
もしその身を切るような改革が
なければ、われわれの神道
という存在も、
今は博物館に入っているか、
テーマパークにされているか、
そんなふうになっていた
のではないかなという
ふうに思うのだ。
ちなみに、ハワイの王様は
そういうふうになるのでは
ないかということを予想して、
早い段階で日本に来て
「日本の力でアメリカ
から守ってくれ」
みたいなことをおっしゃって、
ハワイの王族と日本の皇族を
結婚させるというプランまで
立てて提案したけれも、
その時は明治天皇が
丁重にお断りになって
いるのだ。
明治に開国したばかりの
当時の日本に、アメリカに
対抗してハワイを守る力など、
とてもなかったのだ。
ただ、アメリカがハワイを
本当に飲み込んでしまった時に、
日本は抗議の意味で
「浪速」という軍艦を
派遣しているのだ。
その「浪速」に乗っていた
艦長が東郷平八郎で、
そこには結婚を申し込まれた
宮様も乗っていたのだ。
そのことをハワイの人たち
は忘れていなくて、「浪速」
とか「東郷」という名前が
とても多い、そのような
歴史があるのだ。
そういうハワイから見た時に、
ハワイが飲み込まれて
アメリカの1つの州になった後、
日本とアメリカの開戦の
場所がハワイだった
ということを、
ハワイの人たちはどのように
受け止めているのだろうか、
原住民の人たちはどのように
受け止めているのだろうか
というようなことも
ハワイに行って感じたのだ。
天照大神
(あまてらすおおみかみ)
とスサノオノ尊の誓約
(うけい)
のところで少し付け加えると、
この誓約(うけい)によって
マサカアカツカチハヤヒ
アメノオシホミミノ尊が
生まれるわけなのだ。
天照大神
(あまてらすおおみかみ)
は皇祖天照大神
(あまてらすおおみかみ)
と言われることもあって、
今の天皇の皇位継承を巡る
議論の中で、この神話を
根拠にして
「天照大神
(あまてらすおおみかみ)
という女性が皇室の先祖
なんだから、
もともと皇室って女性から
始まっているので、神話に
さかのぼると女系じゃ
ないんですか?」と、
そう言う人がいるのだけれど、
それは大きな間違いなのだ。
なぜかというと、1つは
天照大神
(あまてらすおおみかみ)
は女性だけれど、
まずこのスサノオノ尊との
誓約(うけい)を、人間の
生んだ、生まれたという
関係に例えるとすると、
スサノオノ尊は男性なので、
お父さんになるわけだから、
当然そこからいっても
イザナギノ尊、
スサノオノ尊、
オシホミミノ尊
という男系の継承
というものが、
神様に関しても続いている
のだ。まして、
神話の話が天照大神
(あまてらすおおみかみ)が
これは「私の子だ」と言って
しまったところから始まって
いて、それで
スサノオノ尊が怒って
大暴れするみたいな話に
なっているので、
天照大神
(あまてらすおおみかみ)
がまさか
オシホミミノ尊を生んだ
というふうにみんなが
思い込んでいるから、
そういうふうになっている
わけなのだけれど、実は
神話のストーリーから言えば、
スサノオノ尊の子で
なければおかしいわけ
なのだ。
なぜなら、スサノオノ尊は
悪いことをする気は
なかったのだから、
占いそのものが間違って
いるという話になって
しまうのだ。
だから、神話のストーリー
から言っても、神様の系譜
から言っても、
実は男系は続いているのだ。
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる

