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日本だけなんじゃ

どうも村田です

天皇や君主も

徳を持たなければ

いけない

という一つの徹底

した考え方に

貫かれているのだ。

面白いのは天皇が

ずっと徳のある人に

なるわけではなくて、

ときどき変な人が

出てくるのだが、

その場合は徳のある

方に皇統が移っていく。

これこそが

天照大神の御神意

なのだということ

なのだ。

ある意味、皇統が

移り変わるという

「小さな革命」

が起きるわけだが、

天照大神がその革命

を応援する側に回って

くれるという

この考え方は面白い

のだ。

徳に注目した考え方

には、一つは儒教的な

影響があると思うのだ。

ただし、興味深いと

思ったのは、

北畠親房が伊勢国

(現在の三重県)

に行って、そこで

伊勢神道を学んで

いるのだ。

度会神道

(わたらいしんとう)

といわれているが、

度会氏は、古くから

伊勢神宮外宮の

禰宜(ねぎ 神職)

を世襲し、

鎌倉時代後期から

南北朝時代にかけて、

皇大神宮(内宮)

と争い伊勢神道を

唱えた一族なのだ。

伊勢神宮は

内宮(ないくう) と

外宮(げくう) があるが、

内宮には天照大神を

祀っているので、

格式が高いということ

なのだ。

度会氏は豊受大神宮

(とようけのおおみかみ

外宮)という

「食べ物の神様」

の神職を世襲した家柄

であり、神道の根源を

探ろうということで、

神道・仏教・儒教の

古の知識を一つの

体系にまとめ上げて

いくという作業を

やったのだ。

これによって、

日本には一つの神学

(もちろん西洋的な

一神教や超越神を扱う

神学ではないが)

を見出そうとしたのだ。

だから、天皇が尊い

存在であることに

変わりはないけれど、

天皇の上に

「根源神」

のようなものがいて、

それは天照大神よりも

もっと本質的なもので

あるという、

一種の「神国思想」

のようなものを唱えた

のだ。

度会行忠(ゆきただ)

・度会家行(いえゆき)

という人物がいるが、

北畠親房は彼らから

影響を受けたのでは

ないかといわれて

いるのだ。

度会神道の言葉を

一つ紹介するのだ。

「機前論(きぜんろん)」

というのがあるのだ。

これは神の本質というか、

人間の心の本質みたいな

もので、

この世界が生成される

以前の一つの混沌状態

(カオス)のこと。

ただ混沌ではあるけれど、

そこにとても清浄で

澄明なものがある

というある種の世界観

をつくり出している

のだ。

この

「機前論(きぜんろん)」

が北畠親房に

インスピレーションを

与えているような気が

するのだ。

歴代天皇がより

大きな力、根源神の

影響を受けながら

動いているのだ。

人間の力と神の力

とが調和し葛藤しながら、

それぞれの時代を形成し、

最終的には

正統(しょうとう) が

つくられていくのだ

澄明や清浄というのは、

現代人の道徳の根幹

にもあるのだ。

日本人は掃除や

整理整頓が大切だと

思っているのだ。

学校で子どもたちが

自主的に掃除をする

国は珍しいといわれ

とにかく

「常に清潔にして

おきなさい」という

考えがあるのだ。

しかも身の回りを

ただきれいにする

のではなく、

自分の心を正直に、

清浄な状態に置いて

おくということが

大事だということなのだ。

北畠親房は

「明心(あかきこころ)」

と書いているが、

そのような感じを

象徴するものが

鏡だというのが

面白いのだ。

三種の神器的なもの

というのは海外にも

あって、

イギリスだと

「王冠」「杖」

「球体(オーブ)」

ところが鏡が

入っている国は、

調べた限りでは日本

以外にないのだ。

一般的に

「剣」や「玉」

はあるのだ。

剣は国を統治する

上での武力を表し、

玉は知恵や生命力を

表すのだ。

ちょうどお父さんと

お母さんの役割の

ような感じなのだ

だがヨーロッパ

だけではなくアジア

全体を見渡してみても、

鏡があるのは日本

だけなのだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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