どうも村田です
『動物農場』を書いた
彼の心は、事実を並べて
説得しても無理だ
思い切ってフィクションの
世界で書いてみようと
それは『1984年』に関しても
同じことなのだ
ところが、最近この
『動物農場』とか、
それから『1984年』に
新しい翻訳が出たりして、
多くの人に読まれている
ことは結構なことだが、
不思議なことに、ソ連邦は
滅びたのだ
しかし、今、ソ連邦以上に
左翼全体主義で、恐ろしい
政治体制を敷いてる国があり
そしてそれは、かつての
ソ連以上のかたちで
われわれ日本や、アメリカ、
西ヨーロッパのような、
自由民主政治の国家に圧力を
加えて、われわれのほうに
浸透してきてるのだ
彼らの影響力がわれわれの
社会で、われわれの国家の中で
強くなっているのだ
そういう脅威がある
中華人民共和国の脅威なのだ
中国共産党、帝国主義、
軍国主義、膨張主義、
これの脅威なのだ
かつてのソ連のとき以上に
侵略の手は、自由社会にも
伸びているのだ
それなのに、今、
売られているこれらの本、
日本語訳には、そのことに
対する言及が一切ないのだ
ソ連の権力犯罪、恐ろしい
スターリン主義、これは滅びた
1991年にソ連邦はなくなり
それ以来もう少し、ロシアに
おいては、言論の自由は
確保はされてきたけど、
プーチンの体制も、ソ連邦に
比べるほどではないけれど、
われわれの社会と比べると
言論が自由な社会とも呼べない
のだ
一応、あの国では、投票に
よって指導者を選んでるけれど
言論の自由な、そして、
われわれの国のように、
国民の自由な選択肢が
確保された選挙ではないのだ
でもソ連邦よりはましと
言えばそのとおりなのだ
しかし、われわれはそれ以上の、
かつてのソ連邦以上の恐ろしい
脅威に直面しているのだ
かつては冷戦時代、米ソの
冷戦で対立していた。
経済的には西側、日本やアメリカ、
西ヨーロッパの経済と、
東側、ソ連邦を中心とする
共産主義の経済というのは、
相互依存はほとんどなく
ところが、今はシナの
経済と西側の自由主義の
経済は、相互依存の関係が
成立してしまっているのだ
そしてそれを利用して、
かの国は、非常に経済的にも
軍事的にも力を強くして
それだけではわれわれの
自由社会に中国共産党の
影響力がどんどん、
経済の相互依存を通じて
浸透してきているのだ
われわれの社会から富や
技術を盗み出し
それだけではなくて、
人間も入り込んでくるのだ
そして、
武漢コロナウイルスの
ような病気も入り込んで
そして、この日本の自由な
社会を、民主的な社会を
変えようという工作員も
どんどん入ってくるのだ
それらの工作に影響受けた
日本の政治、経済の指導者
たちも増えてきているのだ
要するに親中派が増えて
これはかつてのソ連邦には
なかった脅威なのだ
ソ連の時代もスパイが入り
込んでくるがこちらで秘密工作
をしてるということはあった
けれど、
経済の相互依存はないから、
その影響力は限られていたのだ
スパイが摘発して追放される
とか、そういうことは、西側の
世界でもたびたびあったけど、
われわれは少なくとも
そういうものに気をつけ
なければいけない、という
意識はあったのだ
警戒しなければいけないと
しかし今、シナに対しては、
中国共産党の帝国主義、
軍国主義、侵略主義に対して、
その警戒感のレベルが
非常に低いのだ
そして経済の相互依存、
お互いにもうかりゃあ
いいじゃないかと言いながら、
もうかってるのはシナだけ
なのだ
誰かが面白いこと言ってたが
シナの側からWin-Winの関係
でいきましょうと言ってきたら
信じちゃいけない
あれは、シナが2回勝つ
という意味だと(笑)。
こっちはルーズルーズで
こっちは負けるわけで
2回負ける。2回勝つのが
向こう側だと
それをWin-Winと言うんだと
これは、言い得て妙なのだ
だから、
ジョージ・オーウェルを
読むときに、こういう解説
とかそういうものを見ると、
その中で、かつてのソ連以上
の脅威になっているのは、
実は中華人民共和国、
中国共産党の全体主義なんだ
全体主義なんだ。
気をつけなければいけない
という論説、そういう意見は、
全然出てきてないのだ
やはり事実を目の前に
見せられているのに、
われわれ認識ができない
ということは、
オーウェルの時代のソ連と
全く同じようなことに
なっているのではないかと
思うのだ
例えば
『1984年』のある文庫本の
帯だが、今の世界や日本に
不安を感じている人へ、
この本が現実になりそうです
事実が政府によって覆い
隠される今の時代、国民が
それを沈黙すると
どうなってしまうのか
この本を読むとわかります
歴史を改ざん、政治家の失言を
議事録に記録しないなど、
政府に都合の悪い事実を消す
心理書、うんぬんと。
まあ心理書、
Ministry of Truth、
ミニトゥルーというやつ
『1984年』これ、明らかに、
日本のとは言わないけど
日本のことを言ってるのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる