どうも村田です

次に3番目、
世界の中の弥生文化、
というふうに考えられて
いるのかというと、
文明の中心から遠く離れた
辺境の農耕文化として
始まる、金属器は伴わない
ということになるのだ。
この図は世界における
農耕の起源地なのだ。
われわれがよく知っている
のは4大文明の地なのだが、
実はエジプトとか
インダス文明は実は
農耕の起源地ではないのだ。
農耕の起源地は、
メソポタミアと中国は
合っているのだが、
それ以外は今実はいろいろ
あるということが分かって
いるのだ。
もちろん日本列島では
農耕は始まっていない
のだ。
起源地ではないと
いうことなのだ。
日本の水田稲作の始まり
というのは非常に遅い
時期に始まっている
ということが分かるのだ。
これはどういうふうな
ことかと言うと、
農耕の起源というのは
第1地帯と言われていて、
これを栽培化に適した
野生の植物があった地域
なのだ。
日本にはイネの野生種は
ないので、水田稲作の
起源地ではあり得ない
わけなのだ。
イネの起源地は長江の
下流域になるので、
日本にはそこで栽培化
されたものがやってくる
わけなのだ。
だから、第1地帯というのは、
栽培や飼育に適した
野生植物が、野生動物がいる
ところ、
それを自発的に栽培化したり、
家畜化した、そういう地域の
ことを第1地帯というふうに
言って、
大体1番から9番まで
ということになるのだ。
それに対して第2地帯には
エジプトなどが入ってくる
のだが、
栽培に適したものがある
のだけれど、それを自ら
自分たちで栽培化・家畜化
したのではなく、
よその地域から栽培や飼育
技術が入ってくることに
よって農業が始まった地域
なのだ。
これはヨーロッパであるとか、
インダス川流域、エジプト
ということになるのだ。
第3地帯というのが日本の
ように、家畜化や栽培化に
適した野生の動植物が
もともとない所に、外から
そういう技術を持った
人たちが入ってくることを
契機に、農耕や牧畜が
始まった地域ということに
なるわけなのだ。
日本というのはそういう
地域であるということが
農業の方から見ると分かる
のだ。
最近では、少し脱線するが
『Science』か『Nature』か
忘れけれど、
アズキで
アズキの栽培化は縄文が
一番古いという説が最近
発表されたのだ。
ただ、アズキでは
農耕社会は発達しないので、
やはり穀物ではないとダメ
なのだ。
それから弥生文化の特徴
では、文明の暴力を
受けなかったという
特徴があるのだ。
ベトナムや朝鮮半島は
直接中国から兵隊が
やってきて侵略される
わけなのだ。
けれど日本にはやって
こなかった、やはり海が
あるのだ。
直接文明の暴力を
受けなかったという
特徴があるから、
ゆっくりなのだが、着実に
社会の複雑化が進んだ
という特徴があるのだ。
だから、ベトナムより
数百年遅く金属器の時代に
入ったのだが、
副葬品を持つ厚葬墓、
お偉いさんのお墓という
ものの出現はベトナムより
早いという特徴があるのだ。
世界の中の弥生文化を
位置づけると、だいたい
この辺にくるだろうと、
第1次地帯ではなく、
第2次地帯ではなく
第3次地帯なのだが、
第3次地帯の中でも
利根川より西の地域、
利根川から九州までの
地域というのがまずあって、
その外側に利根川より
西の水田稲作を行う地域
があるのだ。
東北地方とかがあって、
さらに外側に水田稲作を
行わない沖縄とか北海道が
あるという、
そういう図になるのだ
次に本土日本人の祖先と
DNA分析なのだ。
実は先史時代、最も
いろいろなDNAを持つ人が
いるのが弥生時代である
ということが分かって
きたのだ。
DNAというのは最近よく
聞かれると思うが、
二重らせん構造というのは
生物で習ったと思うが、
それから遺伝子という
言葉があったり、
ゲノムという言葉が
あったりするのだ。
ゲノムというのは
塩基配列のすべての
情報なのだ。
例えば人間のゲノムだと
32億あるので、32億文字、
全塩基情報、
全体を指すのがゲノムなのだ。
遺伝子というのは
タンパク質を作る単位
なのだ。
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる

