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及んでいくんじゃ

どうも村田です

アメリカの軍事作戦

によって死に至ら

しめられた人なのだ。

つまり、それは戦死

ということで祭られて

いるのだ。

しかも、この方々は

別に褒めたたえられて

祭られているわけでは

ないのだ。

ほかの一般の兵士たちが

「国のために命を捧げた」

ということで、

その作戦が有効であろうが

無効であろうが、そういう

こととは関係なく、

国のために犠牲を払った

ということで平等に

祭られているわけで、

この平等な祭り方と

いうのは、実は国の

指導者であった人たち

でも変わっていないのだ。

そのことをまず

われわれは知って

いなくてはいけないのだ。

そもそも占領中、占領が

終わる時の段階の日本人

の判断は、

「日本に戦犯は存在しない」

ということだったわけで

それは当時の社会党まで

含めた国会決議があって、

日本から見て戦争犯罪人は

存在しませんということ

なのだ。

だから、ポツダム宣言の

中身によると、戦犯と

いうのは処刑された人が

有名だが、

別に処刑された人

ばかりではなくて、

有期刑で監獄に

入れられた方々もいた

わけなのだ。

そういう方を釈放する

時は、政府の意思を持って

占領軍と交渉しなくては

いけないわけだが、

それは国会決議に従って

政府が交渉して、全部

連合国の承諾を得て釈放

しているわけなのだ。

釈放されているだけではなく、

その後、日本の国務大臣に

なって活躍している方まで

いらっしゃるのだ。

そういうところを見れば、

われわれよりももっと

悲惨な体験やつらい体験を

していた当時の日本人たちの

判断というものを、

私たちはきちんと踏まえる

べきだというふうに思うのだ。

では、神話について話を

移したいのだが、世の中

では

「それは単なる

神話にすぎない」

という言い方があるのだ。

「事実じゃないから

価値がない」

という意味で使われるのだ。

つまり神話は、事実無根、

荒唐無稽、無価値、迷信

の代表なわけなのだ。

そこで、神話について

具体的な話に入る前に、

「事実でないものは

価値がないのか。事実に

しか意味はないのか」

ということについて考えて

おきたいと思うのだ。

例えば、小説や映画、

アニメや歌、音楽と

いうことを考えてみて

ほしいのだ。

あれは事実か?

ほとんどのものは事実

ではなく、作り事なのだ。

それでは、作り事だから

意味がないのかというと、

そんなことはないのだ。

立派に意味があるのだ

意味があるからこそ、

多くの人が読んだり、

見たり、聞いたりして、

喜んだり、悲しんだり

しているわけなのだ。

その意味は何かというと、

勇気や感動、喜びを与えて

くれるからなのだ。

人生に対する知恵も

もたらしてくれるのだ。

それは人間の心にとって

重大な意味があるわけ

なのだ。

実は、神話も

そういうものなのだ。

だから、千何百年にも

わたって語り継がれて

きたわけなのだ。

意味のないものが、

ずっと人の口から口へと

いうふうに語り継がれて

くるということはまず

ないのだ。

ちなみに、神話の語り

継がれ方というのは、

単に書物でそれを研究

して伝えられている

わけではなく、

実は、地域ごとに神話に

由来するさまざまな

お祭りがあって、

特に宮崎県などはそうだが、

天孫降臨に由来する神楽が

各地域にあるのだ。

また、芸能やさまざまな

場面で、神話が日本人の

中にさまざまな形で伝え

られてきているということ

なのだ。

自然の風景を描いた絵や

詩はどうか?

それは自然そのもの、

事実そのものではないのだ。

しかし、詩人や画家が心に

感じた自然は、ただ

そのままの形で写真の

ように表現しても伝える

ことができないのだ。

単に自然をそのまま

写したのでは伝わらない、

そういう心の真実という

ものがあるわけなのだ。

神話も同じで、古代人の

心の真実や理想が神々の

物語として語られている

わけなのだ。

われわれのように、

いろいろな言葉や記号

などが発達して、

抽象的な考えを表現する

手段がさまざまにある

時代とは違って、

目に見えない大切なもの

を伝える手段が限られて

いた時は、

それを神様というような

形で表現していくという

ことは十分考えられる

ことだったと思うのだ。

それから、神話と似たもの

で昔話というものがあるの

だが、これもかつては

無意味なこと、迷信と

いうふうに考えられて

いたわけなのだ。

日本においては、

河合隼雄さんが

「ユング心理学」

を日本に紹介して、

これはもともとグリム童話

などから入っていくわけだが、

人間の深層心理などから、

昔話がそれぞれの民族や国民

にとって持っている意味と

いうものを解き明かしてくれた

のだ。

だから、昔話に対する

考え方も今はだいぶ

変わってきたし、

それがやがて神話に及んで

いくというふうに思って

いるのだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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