どうも村田です

これが今のところ
一番古い弥生土器では
ないかと考えるのだ。
当然この歴博の説に
対しては反対論が
吹き荒れたのだ。
主に3つで
1つは海洋リザーバー効果
の結果、古く出ているに
すぎないのだというもの
なのだ。
もう1つは古木効果の結果、
やはり古く出ているに
すぎないと、
それから3番目はもし
弥生時代が紀元前10世紀に
始まっていたとしたら、
鉄器も紀元前10世紀まで
さかのぼることになるのだ。
ところが、紀元前10世紀に
日本列島に鉄があるはずが
ないのだ。
これは実際にないのだ。
後で説明するのだ。
この3つから歴博の年代は
古すぎるという批判が
起きたのだ。
海洋リザーバー効果
というのは、炭素をリザーブ
する、
これは空気よりは海の方が
たくさん炭素をリザーブ
するのだ。
それで、海というのは
古い炭素をたくさん
持っているのだ。
当然そのお焦げというのは、
もしかしたら魚や貝が
焦げたものかもしれない。
海の生物は古い炭素を
持っている海で生きている
から、
当然シカやイノシシの
ような陸上動物よりも
古い炭素を持っている
可能性があるわけなのだ。
だから、お焦げがもし魚を
煮たもののお焦げだったら、
当然それは古く出るよね
という、これが海洋
リザーバー効果の影響と
言われているものなのだ。
それから古木効果とは、
これは主にすすについて
言われているのだが、
500年前に伐採された木で
煮炊き、調理をしたら
500年古く出るよねという
根拠なのだ。
例えばおじいさんおばあさん
とか、そのもっと前の世代が
作った竪穴住居は
もう使えないから壊した時に、
当然廃材が出るのだ。
100年、200年前に作った
その廃材はもったいない
からまきとして使うわけ
なのだ。
そして調理に使うわけで
それで調理するとお焦げ
だからすすが付くのだ。
これを古木効果というのだ。
だから、両方とも可能性は
もちろんゼロではないわけ
なのだ。
そういう可能性はあるのだ。
ところが、それぞれについて、
科学的な根拠であるとか、
可能性はあるけれど、
それはほとんどゼロに近い
ということを説明して、
それでとりあえず反論は
しているわけだが、
当然まだこれを採用して
歴博年代を批判している
方々は、だいぶ少なくなった
けれどまだいるのだ。
それから、最後の鉄器の問題
なのだが、なぜ紀元前10世紀
になると日本に鉄がないと
言うのかというと、
紀元前10世紀というと、
中国でもまだ鉄というのは
黄河の中流域でしか
見つかっていないのだ。
東シナ海の沿岸でさえ
出てこないのだ。
だから九州にあるはずが
ないわけなのだ。
しかも、もともと東洋の鉄
というのは隕石(いんせき)、
隕(いん)鉄というのだが、
隕石(いんせき)系の鉄を
たたいて伸ばして使っていた
のだ。
ところが、曲り田の鉄とは、
これは明らかに鉄鉱石から
作られているものなのだ。
つまり人工で作られた鉄
なのだ。
こんなものが紀元前10世紀
にあるはずがないわけ
なのだ。
「だから、歴博の年代は
間違いなのだ」という、
これが3番目の説なのだ。
これについては弥生時代
でも前期とか早期に
位置付けられていた
鉄器というのが約40点
あったのだが、その
出土状況を全部見直したら、
前期の一番新しい段階の
2点以外はすべて時期を
特定できないことが判明
したのだ。
本当にその時期だと特定
できないということが
判明したので、
この根拠も実は今は
使えなくなっているのだ。
この鉄を根拠に歴博年代が
間違いというのは今
言えなくなっているわけ
なのだ。
この結果、鉄の出現
というのは紀元前の4世紀
ごろ、つまり鉄の年代は
60年前と同じ年代なのだ。
そうすると、農業の始まり
だけが600年ぐらい古くなる
から、
これまで弥生時代という
ものは稲と鉄の文化と
言われていたわけなのだ。
最初から稲と鉄があると、
ところが鉄は弥生時代
600年経たないと出て
きませんよ
ということになると、
弥生の前半が稲と鉄の時代
ではなくて、
金属器ではない石器時代
であるということになる
わけなのだ。
だから弥生時代というのは、
石器時代の後に鉄器時代が
来るという、
2つの利器の時代であると
いうことになるわけなのだ。
これは大きなことなのだ。
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる

