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増えたんじゃ

どうも村田です

具体的にどんな

作品があったのか

というのを見ていく

のだ。

ここで創作特攻文学と

言っているのは、戦争

文学というのは戦後から

ずっとあるのだ。

それとは少し区別する

意味で、創作特攻文学

というふうに言っている

わけだが、

戦争文学というのは

最初のころ、実際に

兵士として戦場を

体験した人たちが、

戦後にそれを文学的な

表現にしたというのが

もともとの戦後戦争文学

なのだ。

実際に体験者が自分の

体験をもとに、だから

すごくリアルな、詳細な

記述だったりするのだ。

別にそれは自分が

体験したことを

みんなに伝えたい

ということだから、

本来戦争文学というのは、

それでもって誰かを

感動させようとか、

涙を流させようという

意図はないのだ。

自分が体験したあの

壮絶な体験、

苦しかった体験を

文学的な表現に昇華

していくということ

なのだ。

ところが、実際に

戦場を体験した、

戦争を体験した人が、

どんどん年齢が上がって

いくとこういう文学が

作られなくなるのだ。

それは当たり前で

1つの節目は戦後50年

なのだが、

戦後50年というと

戦争が終わった時に

大体20歳だった人は、

ギリギリ前線の経験

はないと思うのだ。

だから実際に戦地に

行ったのは20代前半

ぐらいで、

その方たちが戦後50年

にいくつになっているか

というと、

もう70代半ばぐらい

になっているのだ。

そうすると、70代

というのはもう今さら

それで新しい小説を

書こうという歳では

ないのだ。

そうすると今まで

みたいな戦争体験者が

小説を書くのではなく、

戦争を体験していない

世代が、つまり戦後

世代がかつて体験した

人が書いた本とか、

あるいは実際の

歴史的な資料を

もとに創作で、

フィクションで物語

を作っていくという

動きが出てくるのだ。

それが、大体戦後

50年辺りから増えて

くるのだ。

そうなった時に、

では何が題材として

選ばれるのかなのだ。

戦争体験にもいろいろ

あり、戦場体験にも

いろいろあるが、

特に選ばれるのが、

やはり圧倒的に特攻隊

なのだ。

これは例えば戦争中、

いろいろな作戦とかは

あるけれど、

一番劇的で物語性の

高い題材が特攻隊

ということでもあるし、

あとは特攻隊の人たちが

戦後生き残って

どんなふうに過ごして

きたのかというのも、

ほかの戦争体験者とは

また違う物語に選ばれ

やすい理由がそこに

あるのだ。

少し例を挙げると、

戦後50年辺りに出てきた

『月光の夏』

があるのだ。

おそらくその新しい

タイプの特攻隊映画

としてはこれが先駆け

なのだ。

『月光の夏』

を端緒にしていろんな

特攻隊映画が作られて

いくのだ。

『月光の夏』

の下に

『君を忘れない』

というのもあるけれど、

これはもともと映画の

企画で、木村拓哉が

主人公なのだ。

当時の若手トレンディ

俳優たちが結集して

作った映画で、これが

本になっているのだ。

それから戦後60年、

大体2005年前後になると

『男たちの大和/YAMATO』、

これも映画でご存じだと

思うけれど、

小説化されているし、

もともと原作は

ノンフィクションなのだ。

辺見じゅんさんの

ノンフィクションが

原作になっていて、

これが映画化されて、

さらにご本人がこれを

ノベライズしている

というものなのだ。

あとは

『出口のない海』、

今の市川團十郎が

若いときに、

『出口のない海』

の主人公をやっていたのだ。

これは回天、潜水艦から

人間魚雷を発射する

特攻兵器、

回天が題材として

取り上げられている

映画なのだ。

これが大体戦後60年

なのだ。

戦後70年、

『永遠の0』

が映画化されるが、

『永遠の0』

は実は映画化される

7年前に単行本が出て

いるのだ。

百田尚樹さんが書かれた

本で、その後すごく売れて、

映画も話題になり、

最初からこれはヒット

していたのかなと思いきや、

実はそうではなく、

おそらく多くの人が

手に取るようになったのが

文庫化されて以降だと

思うのだ。

単行本の時は、最初は

そこまで話題になって

いなかったのだ。

しかしその3年後に

文庫になって、文庫に

なったときに、

児玉清さんが文庫の

解説を書いていて、

そこにすごく有名な、

後にすごく目にする

ようになった

キャッチフレーズが

付くのだ。

それが、児玉清さんが

「僕は涙をこらえる

ことができなかった。

読みながら涙が流れて

仕方がなかった」

ということを書かれ

それで興味を持って

手に取るという読者が

すごく増えたのだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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