どうも村田です
イギリス知識人の
相当部分が1941年以来、
ロシアのプロパガンダ
をうのみにして広めて
しまったのだ
一つだけ例を挙げると、
BBCは赤軍25周年を祝うとき、
トロツキーに全くふれなかった
これはトラファルガー海戦の
記念番組で、ネルソン提督に
ふれないのと同じぐらい
不正確なことだが、
イギリスの知識人からは何の
抗議もなかったのだ
各種占領国での国内紛争では、
イギリスのマスコミはほとんど
常にロシアの好む側をひいきに
して、それに敵対する勢力は
糾弾し、
そのためには物的な証拠を
隠すことさえあったと言う
のだ
そして、トロツキーは死の
直前に、彼はメキシコで
スターリンの刺客によって
殺されてしまうのだが、
スターリンが刺客を送って
それでトロツキーが殺される
と映画にもなっているが、
トロツキーは死の直前に
スターリンの伝記を書いたのだ
それが不偏不党の本とは
いえないのは予想がつくが、
明らかに売れる本なのだ。
アメリカの出版社がその
刊行を手配し、本は印刷
されたのだ
確か、書評用の本は発送
されたのだ
でも、そのときソ連が参戦し
本はすぐに回収されたのだ
これについては、イギリスの
マスコミでは一言も言及
されていないのだ
でも、そういう本が存在し、
それが弾圧されたというのは、
少なくとも数段落ぶんの
記事に値するニュースだろうと、
彼はそんなふうにも言って
おるのだ
オーウェルの言葉なのだ
ここで問題になっている
のは実に単純なことだ。
あらゆる意見はいかに
不人気なものであれ、
いや、いかにばかげた
ものであれ、
人に聞かれる権利を持つ
だろうか。こういうかたちで
尋ねたら、あらゆるイギリス
知識人はイエスと言うべきだと
感じるだろう
でも、具体的なかたちを
与えて、スターリンへの
攻撃はどうだろう?
これも聞かれてしかるべき
だろうかと言うと、
その答えはノーとなる
ことが実に多いと
あらゆる意見はいかに
不人気なものであれ、
そういう言論の自由は
許されるべきだろう。
一般的なかたちで言えば
今、アメリカの知識人も
そうだと言うのだが、
では、選挙の不正行為、
大統領選挙の不正投票、
不正選挙については
どうですか?
だめだ、それはノー(笑)。
すごいダブルスタンダード
というか、もうダブルシンク、
ダブルソート、二重思考なのだ
で、これは今も通じる教訓を、
オーウェルはこう言っておるのだ
現代の奇妙な現象は
リベラルの変節だ。
ブルジョワの自由など
幻想だというおなじみの
マルクス主義的主張を
はるかに超えて、
今や民主主義を守るには
全体主義的な手法しか
ないという主張が大きく
広まっていると
要するに本来、リベラルとは、
自由主義者という意味なのだ
リベラル。それが今、ソ連、
マルクス・レーニン主義に
膝を屈して、民主政治を守る
には第二次世界大戦見ろと、
全体主義的な手法しかない、
これはソ連のやり方は
正しかったんだ
というふうに、今、
変節してしまっているのだ
それ、民主政治でも何でも
ないだろうということ
なのだ
そして、今、われわれの
社会にも、アメリカにも、
世界的に通じる言葉を、
このボツになった序文の中で
オーウェルは言ってるのだ
自由を恐れているのは
リベラル派なのであり、
知性に泥を投げつけている
のは知識人だ。
私がこの序文を書いたのも、
この事実に注目してもらう
ためなのだ
もう一回読むのだ
自由を恐れているのは
リベラル派なのであり、
日本で言う左翼知識人
なのだ
知性に泥を投げつけている
のは知識人だ
自由を恐れているのは
リベラル派なのであり、
知性に泥を投げつけ
ているのは知識人だ
左翼の知識人のことなのだ
私がこの序文を書いた
のもこの事実に注目して
もらうためなのだ
と言っているのだ
今もそうではないか
リベラルの隅、左派リベラル
の犯罪なのだ。
中国共産党がやってること
には全体主義的なほど目を
つぶるのだ
自分の国で起きてる些細な
ことに目くじらを立てて、
安倍はファッショだとか、
トランプは全体主義だ、
独裁だと言うのだ
しかし、考えてみてほしいが
先進国では、発展途上国で
デモクラシーがないところは
ともかく
先進国で見ると、今、
ナショナリズムの動きと
いうのは全部、
民主国家というものを前提に
して生まれてきてる
ナショナリズムの動きなのだ
で、民主国家を大事にしよう
という動きそのものが
ナショナリズムなのだ
ネイションステート、
国民国家を大事にしていこうと。
そして、こういうことなのだ、
全世界を覆う全体主義は今、
左派グローバリズム、
左派グローバリズムという
全体主義なのだ
全世界を、全体主義は
左派グローバリズムで
あると
先進民主国家では、
ナショナリズムは
草の根民主運動と結びついて
おり、反全体主義であると。
要するに個人の自由、
尊重するとか、小さな政府で
あるとか、そういう主張、
保守的な主張なのだ
だから、民主国家という
ものを前提にして
ナショナリズムというものが
生まれてきてるんで、
全体主義、独裁にはなりようが
ないのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる