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見えてくるんじゃ

どうも村田です

なぜ物語に号泣

するのか。創作

特攻文学の想像力

知覧が自己啓発の

聖地になっている

という話をしたのだ。

知覧という場所、

それから特攻隊員の遺書、

これが持っている力を

すごく感じた自身の体験

をもとに話をしたのだ。

行ってみたら、これは

おそらく似たような

場所であれば、

例えば東京の靖国神社

にも遊就館があって、

知覧の平和会館みたいな、

同じような気持ちになる

という方もいると思うの

だが、靖国神社だと

どうしても歴史認識の

問題が出てくるのだ。

つまり靖国神社を

受け付けない人が

出てくるのだ。

そういう人にとって、

靖国神社には多分

お参りに行かない、

お参りに行ったとしても

遊就館には行かないとか、

遊就館もいい展示が

いろいろあるのだが、

靖国神社はそういう

戦死者と直接向き合う

場所にはなかなか

なっていないのだ。

直接向き合うのであれば、

神社でお参りするのが

一番直接、ダイレクトな

向き合い方だと思うのだ。

知覧の場合は靖国神社

よりも、そういう歴史

認識とか知識とかではなく、

そこに行くと

「ああ、本当にここの

場所、九州の最南端の

この基地から

650キロ離れた沖縄に

向けて、若い人たちが

飛び立っていったんだ」

というのがすごく実感

できるのだ。

650キロとか、片道2時間半

とか、すごく具体的な数字

とともにすごく想像力を

かき立てられるのだ。

ただ、知覧に行くのは

お金がかかるのだ。

それから勤めている方が

1人でふらっと知覧に

出かけていくのはやはり

すごく難しいのだ。

あとは、特攻隊の遺書

から、先ほど

「いろいろな予備知識

とか歴史認識で良い悪い

というのを置いておいて、

直接最後の手紙に向き

合うとすごくこう心に

刺さってくるものがある」

と言ったけれど、実は

これもみんながみんな

刺さるわけではなくて、

やはり社会学の

仲間たちは、

「いや、自分は刺さらない

どうしておまえが刺さって

自分は刺さらないのか」

のようなことになるわけ

なのだ。

それは当然そういう

違いはあるのだ。

どういう心の構えで

それに向き合うかとか、

それから年齢もある

かもしれないのだ。

年齢というのは、初めて

そういう遺書が刺さると

思ったのは40を過ぎていた

のだ。

40歳を過ぎるぐらいで、

自分の家族もいて、

仕事の上でも後輩とか

いろんな人たちと

一緒に仕事をするという、

責任もそれなりにある

という、

そういう条件のもとで

遺書に向き合うと、

やはり刺さり方が全然

違うのだ。

しかし、よく考えて

みたら、20代の頃に

『きけ、わだつみのこえ』

という岩波文庫に入っている、

これは戦没学徒の遺稿集

なのだが、当然特攻隊の

遺書もたくさんあるのだ。

実はそれを大学時代に

読んでいるはずなのだ。

しかしその時には、

20代の学生の時に

それを読んだ時には

全然刺さらなかったのだ。

「いや、悲惨な歴史だな」

というぐらいで、さっと

読んで、

今みたいに刺さる

というのはなかったのだ。

だから刺さるというのは

多分みんながみんな刺さる

わけではなくて、

いろいろ条件がある

のだろうと思うのだ。

知覧に行く、それから

遺書が刺さるというのは、

実は多数派ではなくて、

少数派が体験できること

なのかもしれないのだ。

しかしこの特攻隊員の

物語が人の心を動かす

というのは、

きっと自己啓発だけ

ではなくて、ほかの

表現者が

これを必ず形にして

いるはずだというふうに

思って探してみるのだ。

そういう目で見ていくと、

特攻隊を題材にした小説

や映画はこれまでに

たくさん作られている

けれど、実は共通の

テーマがそこで扱われて

いるのだ。

それが特攻隊を題材に

しているが故にあまり

取り上げられてこなかった

のだ。

しかしそういう目で

もう1回読み直してみたり、

映画を見返してみたり

すると、実は当時

見落としていた

メッセージが明確に

描かれていたりするのだ。

「創作特攻文学の想像力」

表現者の人たちは、

これまで共通の題材を

使いながら、

繰り返し、繰り返し、

やはり特攻隊員の

遺書から受けた

インパクトを物語の形に

ずっとしてきたのだな

というのが見えてくる

のだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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