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重要な要素なんじゃ

どうも村田です

「責任」では、

東條英機が登場するのだ。

彼は、当時首相として

国を指導していたが、

彼が責任を果たす人物に

なれたのは、

母親の影響があったからだ

と語られているのだ。

このエピソードは、非常に

重要なものであると感じ

られたのだ。

「猛訓練」では、

加藤寛治が登場するのだ。

ワシントン会議において、

日本は屈辱的な扱いを受け、

欧米諸国に比べて弱い立場

に置かれたのだ。

この屈辱は人種差別による

ものであったが、加藤は

その屈辱を忘れず、

猛訓練を重ねる決意を

固めたのだ。

例えば、薩長の人びとが

イギリス軍艦に砲撃された

ことを思い出しながら、

毎日訓練をおこない、

その報復を果たすために

準備を怠らないのだ。

これは、軍隊に対しての

励ましでもあり、毎日

欧米の軍隊と戦うなかで

少しずつ進歩することの

重要性を伝えているのだ。

「訓練伝統」では、

非常に印象的な

エピソードが語られるのだ。

ある侍が

「勝って兜の緒を締めよ」

と言い、

勝利したからといって

休むのではなく、次の戦い

に備えるという精神を

示しているのだ。

この考え方は、どこの国の

男でも感動を覚えるもの

であり、侍の精神を象徴

しているのだ。

勝利に満足することなく、

次の戦いに臨む姿勢は、

武人の一生が連綿と続く

戦いであることを示して

いるのだ。

この精神は、峯太郎の

仲間である歩兵や陸軍の

兵士たちへの励ましと

しても解釈できるのだ。

「人間」では、

酒井忠勝が登場し、

江戸城が堀や壁で守られて

いるのではなく、

人間によって守られている

ことが重要なポイントとして

挙げられているのだ。

この考え方は、当時の日本と

現在の大日本帝国が異なる

という点にも関連している

のだ。

ナチスドイツと比較される

ことが多いが、ナチス

ドイツは国家や指導者、

さらには人種がすべてであり、

個人や人間の尊厳を重視

していないのだ。

これに対して、当時の

日本では個人や人間が

大切にされ、

命や母など、すべての

人間が守られるべき存在

とされていたのだ。

日本文化には人間を尊重する

考え方が根付いており、

これはナチスドイツとは

根本的に異なる部分である

と述べられているのだ。

「先に立つ者」では、

伊藤仁斎の話が紹介されて

いるのだ。

伊藤仁斎は、ある井戸を

掘っている最中に書斎から

出て、自分も手伝うと

言ったのだ。

このエピソードは、

日本人の平等感を示して

いるのだ。

日本人は人種差別をせず、

特別扱いもせず、身分や

地位に関わらず平等に扱う

という強い感覚が根付いて

いるのだ。

この平等感こそが、国の

文化を成り立たせている

要素であると述べられて

いるのだ。

また「潔けつ」では、

鎧を作った武士(大名)と

鎧師のエピソードが紹介

されているのだ。

ある大名が鎧師に鎧を

作らせたのだ。

完成品の強度を試すために、

実際に鎧を着用した鎧師に

向けて矢を射させたところ、

矢は胸に当たり、

はね返されたのだ。

大名は背中も試そうと

命じたが、工人は具足を

脱ぎ、

「私は臆病者の鎧を作った

ことがありません。その

ご命令だけはお許しください」

ときっぱり断り、立ち去った

のだ。

ここに日本人の潔い気概が

現れている。つまり、

勇猛な武士は常に

(敵に向かって)前進して

いるから、

そのような覚悟を前提として、

鎧師はこの鎧を作ったので

あるのだ。

だから背中に鎧は必要ない

(背中側の強度を試す必要はない)、

自分は

「臆病な武士のためには

鎧を作れない」という

意思をはっきりと示した

のであるのだ。

「相違」については

重要なポイントであるのだ。

シンガポールが陥落した際、

山下奉文中将とイギリスの

アーサー・パーシバル中将が

交渉をおこない、

シンガポールを譲るか

どうかが話し合われたのだ。

パーシバル中将に関しては、

いくつかの考え方があるが、

すぐに降伏したイギリス軍と、

最後の一人まで戦う覚悟を

もっていた日本軍との対照が

強調されるのだ。

山下将軍にとって、

アーサー・パーシバル中将が

簡単に降伏したことは

衝撃的であったと考えられる

のだ。

この相違点は、戦場で戦う

軍人への励ましとしても

捉えられるのだ。

また、日本が目指している

新しい世界と、欧米の世界

との違いを強調し、

なぜこの戦争に取り組んで

いるのかという点をより

明確にするために重要な

要素であるのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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