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言われとんじゃ

どうも村田です

周囲の圧力で

ことわれなかった、

というのだ。

さらに歴史家・

秦郁彦の意見 

●⑬「必ずしも志願者

ではない。心理的圧力が

非常に強く、

容易にそれを逃れる

ことはできない。」

この後、唐突に

「自ら特攻隊員となる

道を選んだ者もいた。」

と述べた後 

〇⑭知覧の女子学生たち

の回想録に言及して 

●⑮「ラジオで流れる

プロパガンダを鵜呑みに

して繰り返す者は、

仲間から「キチガイ(狂人)」

と呼ばれた。最終攻撃に

備えるよう命令を受けた際、

しばらく布団に潜り込み、

恐怖で身動きが取れなく

なる者もいた。」といい、

「軍の命令を拒否する

という考えは、容易には

思い浮かばない。」と、

さりげなく「命令」と

断定した上でもと特攻

隊員でフランス文学者、

『私はカミカゼだった』

というフランス語の

著書もある

長塚隆二の次の言葉で

この節を締めくくって

いるのだ。

この長塚の本は、本書

で度々言及されていて、

本書の元ネタの一つの

ように見えるのだ。

●⑯「司令官は、我々が

自由に選べると言って

いたではないか?

その命令は強制では

なかった。しかし、軍に

おいて、

下級者が上官に対して

「はい、司令官!」

「了解しました、大尉!」

以外の言葉を発する

ことがあるだろうか?

命令に従って、

文句を言わずに実行する

ことこそが、軍人として

の本分であり、軍に

対する義務であった」

ここでは16人の証言者

の内、強制だったと

する者が10名で圧倒的

なのだ。

したがってここでの

結論を要約すると、

1.強制はあった。

2.志願と言っても

「拒否できる状況ではなかった」

3.志願した者は軍国主義

に染まっていた。

となるのだ。

最後にまた触れるが、

この結論の問題点は、

特攻を選択するかどうか

を迫られた時に、兵士

たちが戦争の意義、状況、

敗戦後の見通し等について、

どのような認識をもって

いたのかにまったく言及

していないことなのだ。

だだ、必死の作戦に

参加するかどうかの

決断を迫られた

というだけの設定に

なっているのだ。

「それでは納得

できなかっただろう」と

誰もが思うはずなのだ。

納得したとすれば、

よほど特殊な思想を

刷り込まれていた

のだろうと。

もう一つの問題点は、

「強制」の証言で始まって、

「強制」の証言の列挙で

終わるという並べ方と、

数での印象操作で

「強制」という判断に

誘導されているという

ことなのだ。

歴史家なら、本来、

個々の証言を掘り下げて、

それぞれの確かさを確認

すべきなのだが、

それが行われてないのだ。

もう一つ付け加えると、

ケスレー氏の

「日本語参考文献」には、

特攻隊員編成の状況や

隊員たちの真情を推し

量る上では欠くことの

できない3つの文献が

欠けているのだ。

それは門司(もじ)親憲

『空と海の涯で』

(1978年、昭和53年)、

角田(つにだ)和男

『修羅の翼』

(1989年、平成元年)、

神立(こうだち)尚紀

『特攻の真意 大西瀧治郎

はなぜ特攻を命じたのか』

(2015年、平成27年)。

門司親憲(もじちかのり)

氏は第一航空艦隊副官

としてフィリピンで

大西中将の最も傍に

いた人物。角田和男

(つのだ・かずお)氏は

元海軍中尉で、

特攻隊の編成以来、

零戦の熟練パイロット

として直掩機を務め、

最終的には自らも突撃隊

として出撃する当日に

終戦となった人物なのだ。

戦後は慰霊と遺族への

慰問に努め、彼以上に

特攻隊員の実態と真情を

知るものはいないのだ。

神立尚紀

(こうだち・なおき)氏

は1963年(昭和38年)

生まれの

ノンフィクション作家・

写真家で、門司と角田

と知り合うことで、

大西瀧治郎が特攻作戦を

採用した理由を解き明かした

『特攻の真意

大西瀧治郎はなぜ

特攻を命じたのか』

を書き上げたのだ。

さらにもいう一つ史料を

紹介しておくのだ。

それは作家の山岡荘八が

1962年(昭和37年)8月6日

から10日まで

『朝日新聞』に連載した

「最後の従軍」

なのだ。

彼は鹿屋特攻基地での

取材体験が基で、長編小説

『徳川家康』や

『小説太平洋戦争』

を書いたと言われている

のだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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