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申し上げたいんじゃ

どうも村田です

大西は、後世史家

のいかなる批判を

受けようとも、

鬼となって前線で

戦う。

講和のこと、陛下の

大御心を動かし奉る

ことは、

宮様と大臣とで

工作されるであろう。

天皇陛下が御自ら

のご意志によって

戦争を止めろ

と仰せられた時、

私はそれまで上、

陛下を欺き奉り、

下、将兵を偽り続けた

罪を謝し、日本民族の

将来を信じて

必ず特攻隊員たちの

後を追うであろう。

特攻隊を出すには、

参謀長に反対されては、

いかに私でもこれは

できない。

他の幕僚の反対は

押さえることができるが、

私の参謀長だけは

私の真意を理解して

賛成してもらいたい。

他言は絶対に無用である」

この小田原大佐の

言葉を信じて、以後、

天皇陛下が戦争を

止めてくれる日が

一刻も早く来ること

を願いつつ、角田は

奮戦するのだ。

この小田原大佐の説明が、

大西中将の真意であった

のかどうか。

角田氏がそれを改めて

確信するのは戦後の

ことだが、

それについては、

大西中将の自決の

場面で話したいと

思うのだ

「日本の軍国主義」

では、

「神風特攻隊の狂信」

はどのように生れた

のかと問い、その答え

を次のように説明して

いるのだ。

それは昭和初期に、

軍部が政権を掌握

したからで、

その軍部では

「日本独自」の

「武士道精神が強調され、

それが敵に対する

技術的劣勢を克服する

鍵とされた。」

「陸軍士官学校では、

「精神主義」、

すなわち精神が物質に

勝るという思想が

教えこまれた。」

「戦争は、近代的な

兵器や装備に基づく

ものではなく、

意志と自己犠牲の戦い

として捉えられていた

のである。

日本政府にとって、

特攻作戦には単なる

軍事的戦術以上の犠牲

の祭式という側面が

あった。

それは、確かに敵の

進撃を遅らせる効果が

実際にあるのかどうか

が疑問視されても、

「精神が物質に勝る」

という理念を示す。

この精神の優位性は、

いかなる敗北によっても

完全に消去されるもの

ではないと考えられた。」

 

これが大西瀧治郎

海軍中将の考えであり、

「それはナチス・ドイツ

の指導者たちとも

共通していた。」として、

「ヒトラーは部下に対し

「強き心は大衆と

物質を凌駕する」

というスローガンを

広めるよう指示し、

デーニッツ提督は

「乗組員は決して降伏せず、

艦とともに沈むべきだ」

と主張していた。」

ここで、特攻精神は、

「狂信」とされ、精神の

優位性は敗北に勝ると

信じる特異な思想が

陸軍士官学校で教えられ、

その思想はナチスと

同一視されているのだ。

これは既に述べたように、

陸軍教育についての

学術成果を踏まえること

なく、

ケスレー氏の脳内で

組み立てられたもので、

その物語が

読者に刷り込まれる

ように語られている

わけなのだ。

この物語の中からは、

精神が物質を凌駕する

と考える日本において、

なぜ、世界に冠たる

ゼロ戦が開発され、

航空機を主力とした

艦隊戦術が編み出された

のかという疑問は生れよう

もないのだ。

「最初の特攻部隊」

では、最初の特攻攻撃

について語られているが、

その語り方は、

レイテ沖海戦での敗北

の大きさを強調する

一方で、

特攻による戦果の低さを

強調するものとなって

いるのだ。

そして、「プロパガンダ」

という言葉が多用され、

この節だけで3回も使われ

ているのだ。

以下

「この海戦は日本の敗北

で終わり、65隻の軍艦と

105隻の軍用輸送船

または民間商船を失い、

その合計は55万2千718トン

にのぼる。

これは、大日本帝国海軍

が年間必要と見積もった

90万トンから見ても

大きな損失である。

この戦いで行われた特攻は、

プロパガンダによって

美化され、

日本の痛烈な敗北を和らげ、

ともすれば覆い隠す役割を

果たす。」

衛空母セント・ローに

体当たりした機体は、

「プロパガンダによれば

関自身の搭乗機とされる。」

「偵察機による好意的な

報告は、この最初の

神風特攻の任務を大成功

として

描き出しているが、それは

相対化されるべきである。

航空機が本当に目標に突入

したのか、

それとも爆発や水柱、煙、

火などが、目標を外して

海上に墜落したことに

よるものなのかを、

明確に確認することは

常に容易ではない。しかし、

日本のプロパガンダは、

この新戦術の支持者たち

にその信念を強めさせる

働きをする。」

ここでの記述については、

二つ申し上げたいと思う

のだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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