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破壊されたんじゃ

どうも村田です

『大日本史』の記述は、

当時の知識人にとっては

常識に属するものでした。

したがって

『国体の本義』

も基本的に同一の思想

基盤に立っています。

『国体の本義』は冒頭で、

まず「大日本帝國は、

万世一系の

天皇皇祖の神勅を奉じて

永遠にこれを統治し給ふ。

これ、我が万古不易の

国体である。而してこの

大義に基づき、

一大家族國家として

億兆一心聖旨を奉体して、

克く忠孝の美徳を発揮する。

これ、我が國体の精華

とするところである。」

「万世一系の皇位」では

「皇位は、皇祖の神裔に

ましまし、

皇祖皇宗の肇め給うた

國を承け継ぎ、これを

安國と平らけく

しろしめすことを

大(おお)御業(みわざ)

とせさせ給ふ

「すめらぎ」の御位であり、

皇祖と御一體となつてその

大御心を今に顯し、

國を榮えしめ民を慈しみ

給ふ天皇の御位である。

臣民は、現御神にまします

天皇を仰ぐことに於て同時

に皇祖皇宗を拝し、

その御恵の下に我が国の

臣民となるのである。

かくの如く

皇位は尊厳極まりなき

高御座(たかみくら)

であり、

永遠に搖ぎなき国の

大本である。」

と述べられています。

そして、「天皇」の項では

「天皇は、皇祖皇宗の

御心のまにまに我が国を

統治し給ふ

現御神であらせられる。

この現御神(明神あきつかみ)

あるいは現人神と申し奉るのは、

所謂絶対神とか、全知全能

の神とかいふが如き意味の

神とは異なり、

皇祖皇宗がその神裔で

あらせられる天皇に現れまし、

天皇は

皇祖皇宗と御一體であらせられ、

永久に臣民・國土の

生成發展の本源にましまし、

限りなく尊く畏き御方である

ことを示すのである。

帝國憲法第一條に

「大日本帝國ハ萬世

一系ノ天皇之ヲ統治ス」

とあり、

又第三條に

「天皇ハ神聖ニシテ

侵スヘカラス」

とあるのは、

天皇のこの御本質を明らか

にし奉ったものである。

從つて天皇は、

外國の君主と異なり、

國家統治の必要上

立てられた主權者でもなく、

智力・徳望をもとにして

臣民より選び定められた

君主でもあらせられぬ。」

ここでは、わざわざ、

天皇は「絶対神」でも

「全知全能」でもないと

断わっています。

さて、『神道と日本文化』

を焚書にした占領軍が

破壊したかったものは、

まさに、この総合家族制

という日本の鞏固な

国家構造でした。

そして、その根源は

神道の神話にあると

考えました。

神道と国家とを切り離す

ために出された

昭和20年12月15日の

「神道指令」では、

1. 日本ノ天皇ハソノ家系、

血統或ハ特殊ナル起源ノ

故ニ他國ノ元首ニ優ルト

スル主義

2. 日本ノ国民ハソノ家系、

血統或ハ特殊ナル起源ノ

故ニ他國民ニ優ルトスル

主義

3.日本ノ諸島ハ神ニ起源

ヲ発スルガ故ニ或ハ特殊

ナル起源ノ故ニ他國ニ優

ルトスル主義

この三つを

「軍国主義的乃至

過激ナル國家主義的

「イデオロギー」」

と断定して禁じました。

今日の国民には、

「人間宣言」の影響で、

占領軍が禁じたものは、

天皇を

「絶対神」「全知全能」

と信じる狂信的な思想

だった

と思っている者が多いの

ではないかと思います。

しかし、本当に禁じられ、

隠されたものは、祖先崇拝

に基づく、

皇室を中心とした

総合家族制という

国家観たったのです。

この国家・国民としての

強さの源泉を私たちは

忘れさせられてしまった

のです。

その強制的な記憶喪失

の結果として現在

起こっているのが、

神武天皇、いや

皇祖の神々から続く、

父系(男系)の皇統を

断絶させようとする

動きと、

総合家族制の基本単位

である家族を解体しよう

とする夫婦別姓の動き

だと思います。

最後に、改めて神話の

価値についてお話しします。

最近、神話というものは

「人類の本質」、

「人間の特異な能力」

であると説明する理論が

現われてきました。

ユヴァル・ノア・ハラリ

という研究者が書いて、

世界中でベストセラーと

なった

『サピエンス』

という本があります。

ハラリは、人類が他の

生物に対して特殊である

のは、

「まったく存在しないもの

についての情報を伝達する

能力」

「虚構、すなわち架空の

物事について語る能力」

を獲得したことだと

言いました。

そして、

「そのような神話」

「大勢で柔軟に協力する

という空前の能力を人類に与え」、

地球上に君臨するに

至らせたのだと述べて

います。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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