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自覚するんじゃ

どうも村田です

皇室という

伝統的な織物の原型

がどんどん作られて

豊かになっていく

というのが、

ここまでの神話の物語

に描かれた皇室の姿な

わけなのだ。

確か、皇室の宝物

というか日本の宝物

というのは真珠では

ないか。

真珠はどのような

ものかというと、

貝の中に入ってきた

異物なのだ。

この異物をそのままに

しておくと、要するに

傷ついてしまうわけ

なのだ。

だから、必死になって

その異物を無害なものに

変えようとするわけなのだ。

無害なものに変えよう

として出された真珠質が

覆うことによって、

素晴らしい宝石ができて

いくという感じなのだ。

異質なものを取り込んで、

それが生のままだったら

非常に危険なものなのだが、

それを危険なままに

置かないで、だからと

言って吐き出すわけでもなく、

それを取り込んで美しい

真珠に育てあげる、

作りあげていくという

この姿というのが、

まさにその後にずっと

いろいろな伝統文化を

取り入れながら日本を

豊かにしていく、

皇室の基本的な在り方と

いうものと重なってくる

わけなのだ。

だから、皇室という存在は、

一貫性と多様性が結合した、

日本文化の本当に原形、

粋みたいな存在だと

いうことをわれわれは

理解していなくては

いけないし、

その原型は常に神話、

神々の物語の中にあるのだ。

われわれがそのことを

知らないうちに、自分たち

の生き方に形を与えている

のだ。

ただ無意識にやっている

のではなくて、今度は

意識して、

「どうして自分たちは

そのような考え方をするのか。

どうしてそんな行動をするのか。

なぜそれが大事なのか」

ということを知るために、

ぜひ神話を読んで、

自分なりに感じて考えて

いってほしいなと思うのだ。

以上が、『日本書紀』の

正文に記された日本神話の

粗筋なのだけれど、

そこには、

「どうしたら、このように

安定した、つまり、穏やか

で平和な秩序を築き、維持

することができるのか」、

それについてのわれわれ

の先祖の苦労や試行錯誤、

そこから生まれた人間観、

歴史観、国家観などが

書き記されているわけ

なのだ。

私たちの国は、

このような古代人の

思想を基礎として生まれ、

それに支えられて

今日(こんにち)まで

続いてきたということを、

ぜひとも自覚して

いただきたいと思うのだ。

さて

「近代の天皇像に

ついての誤解を正す」

ということで話を

変えたいと思うのだ。

タイトルは

「禁断の明治天皇」

ということになるのだ

それでは、近代の

天皇観に対する誤解とは

何かということなのだが、

ごく一般的に言われて

いることでは、

「天皇は、戦前までは

『現人神(あらひとがみ)だ』

と言われていた。

それが、昭和21年元旦の

人間宣言で人間になったんだ」

ということを聞いた

ことがある人は、

多いのではないかと

思うのだ。

では、

「この現人神

(あらひとがみ)という

考え方はどういう考え方か?」

という現代の解釈だけれど、

「近代日本を戦争へと導いた

狂信的な天皇崇拝思想で、

この天皇観が明治以来

ずっと教え続けられた結果、

日本人は天皇を絶対的な

神だと信じて、

その神のもとに世界を征服

しなければいけないという

ことで戦争を起こしたんだ」

というような説明に

なっていると思うのだ。

この思想が本当かどうか

というのはおいおい検討

していくけれど、

まずこういう天皇を

絶対的な神とする考え方

がいつ始まったのか

ということについては、

現在2つの説があるのだ。

1つは、明治に始まった

という説なのだ。

つまり、

「明治以来、日本人は

ずっと天皇を『絶対的な神だ』

と教えられてきたんだ」

という説なのだ。

このことは、特に

平成10年代、盛んに

言われていたのだ。

例えば、高名な

ジャーナリストの

立花隆さんは、

「戦前の日本が北朝鮮以上

にひどかったんだ。なぜか

というと、

当時の北朝鮮の

金正日書記長は、将軍様

であっても神ではない。

ところが戦前は、天皇は

神だと信じて、みんな、

『神の前に戦って

死ねば天国に行ける』

と信じて戦ったんだ。

だから、北朝鮮以上に

日本は異様な国家だったんだ」

というふうに言っていたのだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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