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読んどらんのじゃ

どうも村田です

「死の美学」

の模範となったと

ケスレー氏が

考える人物たちが

列挙されているのだ。

その書き出しで、

ケスレー氏はこんな

ことを書いている

のだ。

「日本の初等・中等

教育においては、

「良き日本人」と

なるための模範として、

歴史上の国家的武人

たちの人物像を児童・

生徒に学ばせることが

義務づけられていた。

天皇は、「神の国」

の守護者として他国に

勝る存在であり、

「八紘一宇

(四方の世界を支配する)」

を天命とされた人格であった。

その天皇に絶対的な

服従を示すことで

「良き日本人」とされた

のである。」

これも戦前の日本の教科書

を読んでいないから言える

ことなのだ。

残念ながら「八紘一宇」

が初等教科書に登場したのは、

昭和17年、大東亜戦争の

開戦後なのだ。

また、「現人神」の登場も、

昭和16年のことなのだ。

そもそも八紘一宇の意味が

理解できていないのだ

ケスレー氏は個々人に

ついての記述に入る前に、

彼等に共通する特徴を

次のように書いているのだ。

「日本の英雄たちの栄光は、

しばしばその悲劇的な運命

に由来する。

失敗こそが英雄的であり、

高潔だが絶望的な大義の

ために勇敢に死ぬことが

称揚された。

忠義あり、勇気あり、

誠実である英雄であった

としても、

激烈な死を遂げることに

よって、初めてその美徳

が讃えられるのである。」

つまり、豊臣秀吉も、

徳川家康も、明治天皇も、

日本では英雄ではない

わけなのだ。

ケスレー氏は続けて

「西洋の英雄は第一に

戦う者であり、試練に

打ち勝ち、

最終的に勝利を収める

存在である。命を失う

こともあるが、

多くの場合、敵よりも

長く生き延びる。確かに、

西洋においても

敗北した英雄が称賛される

こともあるが、基本的には

英雄は勝利者として描かれる。

そして、死の有無に

かかわらず、その努力は

無駄に終わらないと

考えられている。」

「対照的に、日本の英雄は

勝利することもあるが、

敗北の中にこそその真価を

発揮する。

彼は動乱や戦争の時代に

現れ、特攻隊員のように

本質的に絶望的な大義に

身を捧げる運命にある。

敗北は、捕虜となる

ことで臆病者と見なされる

ことを避け、

名誉を守るための自死

へと導く。自死は妥協を

拒み、

自己の志の純粋性を守る

行為である。要するに、

しばしば最初から

喪われるべき大義に

仕える日本の英雄に

とって、

自発的な死ほど美しい

ものはないと信じられた」

以上のような「死の賛美」

を代表する人物とした

最初に

ヤマトタケルが登場するが、

彼に死は悲劇的では

あるが、自死のモデルには

ならないのだ。

次に、冗談かと思われるが、

桃太郎が上げられている

のだ。

それは次のような理由

からなのだ。

鬼ヶ島の

「征服譚は、1930年代

から40年代の国家

イデオロギーおよび

戦時プロパガンダと完全に

合致する内容である。

1945年の映画

『桃太郎 海の神兵』は、

この英雄を列島の偉大な

指導者として描き、

東南アジアの民衆の

解放に身を捧げる存在

として表現した。

これは、実際には

周辺諸国を日本の監督下

に置くことを目的とした

「大東亜共栄圏」理論

の表現である」

それならば、残念ながら、

桃太郎は

「試練に打ち勝ち、

最終的に勝利を収める」

西洋型の英雄なのだ。

次が楠木正成で

ケスレー氏はいうのだ。

「ここ日本では、まさに

伝統的価値観に則り、

敗者たる正成こそが崇敬

される。

なぜなら、日本の英雄は

破滅の中でこそ最も輝く

とされるからである。

正成は、自らの敗北を

予見していたが、信念に

忠実であり続け、最後

まで戦い抜いた。

まさに切腹しようと

したとき、彼はともに

農家に身を潜めていた

弟に

最後の願いは何かと尋ね

弟は、「七生報国」、

すなわち、

朝敵を滅ぼすという

自らの任務を遂行する

ことに7たび人間に

生れ変わっても尽したい

と答えた。

この答えに正成は感激し、

その直後に自らの腹を

裂いたと伝えられている。

この言葉は、日本の

忠義の伝統において

極めて象徴的なものとなり、

太平洋時のスローガン

として幾度も引用されて

いた。

また、神風特攻隊員たち

の遺書の中にも繰り返し

登場することになった。」

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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