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気がするんじゃ

どうも村田です

宗像国際環境会議

というものを立ち上げた

ということなのだ。

すごく感銘を受けたことが、

「会議」

と名が付いているのに、

必ずフィールドワークを

セットでやってこられて

いることなのだ。

特に地元の水産高校の

生徒さんが教える側の

役割を果たしつつ、

里や森では竹が増えすぎて

問題になっているので、

その竹を切ってきて、

海では魚や海藻が減って

問題になっている、その

解決のために魚礁を作って

沈めているのだ。

実際、そこにたくさんの魚や

イカが戻ってきて、豊かな

海づくりに貢献している

ということに、

めちゃくちゃ感銘を受けた

のだ。

ああいった、

「フィールドワークも

セットにしよう」

というアイデアも

そうで、東京でいろいろな

人たちが集まって議論を

するのはいいのが、

東京にはフィールドの場が

ないのだ。

われわれが、何か言いっ放し

みたいな感じのストレスが

東京にいた時にあったので、

いろいろな人たちに集まって

もらうことも重要だが、やはり

「実践はやりたいな。何か

少しでも役に立てばいいな」

ということで、先ほど紹介して

もらったように、福岡水産高校

というところがすぐそばにあって、

そこの先生が

「こういうことをやっています」

と言うので、

「それはもう、いいことなので、

ぜひ高校生を先生にして

竹漁礁作りをしましょう」

ということになったのだ。

実は、底に重しがあって、

鉄分が入った重しを付けて

いるのだ。

地元の企業さんと連携して

それで藻場の再生をするのだ。

あとはビーチクリーンで

海辺の清掃ですが、

これもひどいのだ。

一般的には、

「浜辺にごみが落ちてるな」

という意識のある人は多いと

思うのだが、

実際にそれを拾ってみると、

見えていたのは氷山の一角で、

どんどん芋づる式に

「もっとあった、もっとあった」

となってくるのだ。

砂に埋まっていたり、岩に

差し込まれてなかなか引き抜け

なかったり、ひどいのだ。

実は

「鎌倉でもビーチクリーンをしたい」

という話があって、鎌倉に

行ったのだ。

鎌倉の人が

「ごみがある」

と言うので見たら、

私たちは

「ごみ、ないじゃないか」

と思ったのだ(笑)。

太平洋側というのはあまり

行かないわけなのだ。

古代の昔はこちらから大陸に

行ったように、玄界灘というのは

大陸に近くて、

朝鮮半島、中国、アジアも

含めて、海流の関係で一気に

ごみが押し寄せるのだ。

そういった意味で、このごろ

よく、鎌倉の海と玄界灘の海を

わざとスライドで比較をするのだ。

多分、東京や関東の人に

してみれば、

「こんなにごみが多いの」

という認識になるだろうし、

地元の人たちはこれが当たり前

だと思っているけれど、

それが当たり前になって

もらっても困るし、そういった

意味で、

やはりこれだけごみがある

ということは、おそらく

大きな問題を起こすだろう

というのは見て明らかだし、

それを何とか回収することに

よって訴えていきたいなと

思っているのだ。

それと同時に、かつて

東北の震災があった時に、

日本のごみがアメリカの

海域になだれ込んでいって、

アメリカは日本に国家賠償の

ような形でお金を請求して、

日本は出したのだが、

それを見ていてすごく違和感を

覚えたのだ。

確かに外国のごみがたくさん

くるのだ。

しかし、漂着した所でそれを

処理する、処分するということ

は絶対にやった方がいいと思うし、

日本にたどり着いたごみ

なのだが、

「俺たちこうやってるよ」

ということをあえてアピールする

ことによって、向こう側に対して

メッセージが出せないかと

いうことで、

一応ビーチクリーンの場合は

そういうコンセプトというか

趣旨でやっているのだ。

神道のみそぎなどにも通じる

ものを感じ、浄化していくことと、

それをきちんと発信していく

ということなのだ。

毎日のようにくるから、

なかなか浄化できないのだ

際限がないのだ

台風などがくると、神の島で

ある沖ノ島はごみだらけに

なるのだ。

神様の島がごみだらけになって

いるというのはショックなのだ。

だから、その時はこちらから

地元の若い氏子さんたちが

船をチャーターして行って、

そこで本当は処分したいの

だが、処分できないので、

そのごみを船に乗せて焼却炉

まで持っていくのだ。

結構なコストだがごみだらけに

なってしまうので仕方ないのだ。

放っておくわけにはいかない

し、今でこそSDGsということが

世界的な話題になって、

マイクロプラスチックのこと

などもクローズアップされる

ようになったのだが、

考えてみたら、最初に

「マイクロプラスチックで

世界中の海がスープのように

なっている」

みたいな話を聞いたのも、

この環境会議だった気がするのだ。

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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