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なん人も思うんじゃ

どうも村田です

先ほどまで風花が

舞っていたぐらい

寒かったのだが、

宗像大社にお参りを

して、宮司さんに

たっぷりお話を伺って

みたのだ。

今、古式祭、鎮火祭

というお祭りを終えて、

お疲れ様でした。

はい、寒かったですね(笑)。

空港から来るに当たっても、

空港で走っているバスの

中に宗像大社のお札が

あったりとか、

あとタクシーの運転手

さんも

「自家用車は全部宗像

大社のお札を付けているよ」

とおっしゃったりとか、

「本当に土地になじんだ

お宮さんなんだな」

というのを実感するのですが、

そもそも宗像大社の由緒は

どうなのでしょうか?

簡単に言うと、日本が

最初に開国をした

国際貿易港が宗像であった

のだ。

宗像から朝鮮半島の方との

交流、交易が始まって、

それが最終的には中国大陸

に伸びていって、

記録を見ていくとマカオ

辺りまで伸びていたのだ。

古代の昔はそうなのだが、

その後、その機能が博多湾

に移って、

太宰府政庁へと移り変わって

いくということで、最初に

海外との拠点になった場所は

ここだということなのだ。

そこに関連する部分で、

『日本書紀』の中に

「御神勅」という言葉があり、

宗像三女神が

この地に下って、

「歴代天皇を助けなさい。

そうすれば歴代天皇が祭る」

ということで、この意味は

おそらく間違いないのだが、

今で言うところの通商だとか、

それから外交だとか、

国防的機能、ここを

持っていたということで

あろうというふうに思うのだ。

今、おっしゃった神勅と

いうのは、拝殿に大きく

掲げられているもので

3つの宮にそれぞれあるのだ。

最初拝見した時に、

「何だろう?」と思ったのだ

「歴代天皇を助け」

は分かるのだが、

「祭られる」というのが

少し不思議な感じがしたのだ

「天皇を助けるというのは、

この宗像の地からどうやって

天皇を助けるんだ」

というふうに思ったのだが、

海外との交流、交易を考えて

いくと

「ああ、なるほど」

ということで、今の役所

でいう、

通商、外交、国防というもの、

いわゆる国家の要の部分

そこをやれば、

朝廷が

「天皇の祭りをやるよ」

ということで、現に天皇の

お使いが何度か来ている

記録も残っているし、

その痕跡が神の島、

沖ノ島にたくさんある

ということなのだ

今、「沖ノ島」という言葉が

出てきたのだが、宗像大社

というと、

本土にあるお宮さんの

イメージがやはり一番強い

と思うのだが、

3つをまとめて宗像大社

なのだ。

その辺りも少しお聞かせ

願いたいのですが?

『記紀神話』

に出てくるのだが、長女の

神は神の島、沖ノ島と

言われる所に鎮座をされ、

それから次女は大島という、

これは福岡県で一番大きな

島なのだが、そこに下られて、

三女の神様はここの本土に

下られたということで、

それを3つ合わせて

「宗像三女神」

という言い方もするし、

神社名でいえば、それを

総称して

「宗像大社」ということ

なのだ

境内に掛かっている

絵馬を見ても、三女神の

イラストが描かれていて、

何かほっとするというか、

ほほ笑ましいというか、

そんな感じもあるのだ。

沖ノ島はここから60キロ

沖合にあり沖ノ島自体も

すごく交通の要衝だった

かと思うのだが

沖ノ島に行くと分かる

のだが、ずっと大海原が

続いて、

水平線の向こうに島が

ぽつんと出てくるのだ。

どういうことかというと、

周辺に島々がないわけ

なのだ。

地図で見れば分かるのだが、

沖ノ島を中心にコンパスで

回すと100キロ圏内ぐらいは

ほぼ島がないのだ。

従って、玄界灘、大陸に

続く海を俯瞰(ふかん)

して見たときには、

「沖ノ島というのは

非常に重要な場所で

あっただろうな」

というふうに思うと同時に、

島影そのものがすごく

神々しいのだ。

今は世界遺産になって、

なかなか上陸はできない

のだが、島の2キロまで

であれば船で近寄れるのだ

2キロは遠いと思われる

かもしれないけれど、

意外と近くて、

福岡から出る船で、その

周遊コースというのがあり

それには乗ったことがない

のだが、世界遺産になって

番組映像とかを見ていると

みんな手を合わせるのだ

思わず手を合わせたとい

う感じなのだと思うのだ

それは行けば分かる

けれど、やはり島の形

そのものが神々しいのだ。

うまく表現できないのだが、

やはりこの島は少し違う

というふうに、何びとも

そう思うと思うのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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