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フェークはいけんのじゃ

どうも村田です

副島隆彦は、佐藤優との

対談記録である

『暴走する国家』という本の中で

「末次は国士と言われるが、

北方領土問題では四島一括返還を

主張。

これは米国国務長官ダレスの恐喝

ダレスは

「四島一括返還の要求を日本が

しないと沖縄を返還しない」ことを示唆

に従ったもので、末次は戦時中から

米国に通じていたのではないか」

と語った。

ちなみに、 佐藤と副島はまず

歯舞と色丹、次に国後と択捉

二段階返還論者だ。

このように、沖縄返還運動の功績を

認められ、沖縄の浦添市に中野卒で

ただ一人だけ胸像のある、

俣一出身の国家功労者・末次一郎に対して

「北方領土の四島返還を政府の方針通り

主張したことを不当として、戦争中から

末次はじめ中野出身者は米国に通じていた」

と難じ、中野悔辱の記事を載せている。

4.「陸軍中野学校は秘密戦士養成所」

であった。

「孫子の兵法」でいう

「百戦百勝は善の善なるものに非ず、

戦わずして人の兵を屈するは善の善なる

ものなり」という言葉の様に、

武力戦をせずに、中野式に言えば

「諜報」・「宣伝」・「謀略」・

「防諜」に分類されたが、現在最も

相応しいのは『サイバー戦』といえる

であろう。

中国は1999年喬良と王湘穂の二人の

空軍大佐が「孫氏の兵法」に基づき、

二五種の超限戦を提唱したが、

これは秘密戦の概念と一致している。

現在、日中両国は秘密戦=超限戦を

常時戦っているのである。

大東亜戦争では武力戦の敗北から

中野学校は想定外の「遊撃戦」の

研究と幹部教育を参謀本部から特命

されたが、

「スパイ」は中野秘密戦の一部の

「諜報」を指すに過ぎない。

フィリピンに行った三乙の仲間は

土人の酋長懐柔工作として、

日本式農業を教えた。

インドネシアで「放送宣伝工作」

をした。これらをスパイとはいえない。

「大使館付武官或は同室員、副領事、

書記生又は運転手」「新聞・通信記者」

「貿易会社駐在員」等の身分で

日本国籍の儘、

身分と姓名を変えて情報活動をする

リーガル工作員は日清戦争時代から存在。

例えば、一期の扇貞雄は函館の日魯漁業

の社員としてカムチャッカ半島の

ペテロパウロフスクに駐在。

続いて数名が同駐在員として

情報活動に従事。

本格的に中野学校創設後すぐに

武力戦時代に入ったため、この

「リーガル」自体も少ない。

又、外国人工作員を運用する

ことは多 かったが、卒業生自身が

工作員になって自ら情報活動した

例は少なかった。

私の場合、択捉島で「兵要地誌調査」

を二頭のアイヌ犬を腰ひもに着けて

単身で「兵要地誌調査」をしたが、

所謂「諜報活動」はしたことがない。

5.結果的に中野学校を表舞台に

引き出した俣一の小野田寛郎少尉は、

二九年間に百回米軍基地を攻撃して

司令官に重傷を負わせたが、

帰国後三〇年以上もたってから、

「天皇の埋蔵金の保管をしていた」

と全く裏付けもないのに外国人作家の

創作を真に受けたのか、 これを真実

としてでかく発表された。

フイリッピンで日本陸軍が使った

三種の軍用金貨 「福・緑・寿」

の問題は、小野田少尉とは別問題である。

同人を救出した第一四方面軍

防諜班長谷ロ少佐は元三乙主任であり、

戦後も長く交流した仲で埋蔵金の

話は全く出なかった。

本人は勿論、旧部下もマスコミや

公安当局に語ったことが全くない。

又、迷宮入りしている

下山国鉄総裁礫死事件についても、

「東京CIC勤務の元中野

丙種学生が関与した」とでかく

報道されているが、公安も

マスコミも問題にしたことが全くない。

CICと聞いただけで、ウソだと思った。

CICの任務は左翼と右翼及び

ソ連や中国の情報収集であって

殺人謀略工作をしなかった。

念のために

「占領軍対敵諜報活動――

第四四一対敵諜報支隊」調書

(一九四五年八月〜一九五〇年六月)

と題する米国作成資料

(現代史料出版翻訳出版)を読んで見たが、

「下山国鉄総裁事件」

には全く触れていない。

著者は、日共秘密党員・松本清張が

書いた「白鳥事件はじめ戦後米軍

占領時代の左翼がらみの大事件を

全て占領軍による犯罪とした

「日本の黒い霧」に惑わされた

のであろうか。

「中野二誠会」会員の為にも、

中野の名誉を傷つけるフェーク

情報は絶対に許されない

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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