どうも村田です
女性天皇は、夫が天皇
もしくは皇太子で、
その夫が亡くなって
しまったため未亡人に
なったうえで
皇位に就いた方か、
生涯独身を貫いた方だけ
なのだ
夫が生きていた時に子どもを
産んでおられる方は、その
お子さまももちろん父親が
天皇または皇太子だから、
男系のお子さまになるのだ。
そうではないお子さまを
お産みになった方は
いらっしゃらないのだ。
これまでのすべての女性天皇が、
次の皇位に就く方がまだ
幼すぎたりふさわしい方が
見当たらなかったりという時に、
中継ぎとして即位された方なのだ
それを踏まえたうえで今、
「女性天皇もいい」
と言われる方がいて、
愛子内親王殿下に対して
「天皇陛下になっていただきたい」
と願う声が聞かれるのだ
女性週刊誌やテレビの
ワイドショーなどでもその話題が
しばしば出てくるのだ
しかし仮に愛子さまが
天皇陛下になられた時、現代に
おいても
「生涯独身を貫いてください」
「お子さまをお産みに
ならないでください」
と愛子さまに言えるだろうか。
やはり人権的にも人道的にも、
そんなことは言えないというのが
実情ではないだろうか
愛子内親王殿下は、お父さまが
今の天皇陛下だから、男系の
血筋を受け継いでおられるのだ
そういう意味では歴史上にも
おられた男系の女性天皇と
同じ血統ではあるのだが、
生涯独身でいることを強いる
のは事実上不可能なので、
女性天皇に賛成するのは
避けた方がいいのではないかと
考えているのだ
過去の女性天皇の方たちは、
男系を継承する適任者が
その時いなかったため、
一時だけ女性である自分が
皇位に就いて中継ぎをしよう
という思いで就かれていたのだ
と思うのだ。
今、悠仁親王殿下と同世代の
男性皇族が存在しないため、
皆で文殊の知恵を出し合って
議論をしている最中なのだが、
そもそも男系男子の後継者が
お一方しかいらっしゃらない
という事態は今まで
あり得なかったことなのだ
次の世代に男系男子の継承者が
お一方しかいないという事態に
なってしまったのには、
ある時、皇族の人数が
激減してしまい、それから
70~80年の時が流れて
男性の皇族がさらに
減ってしまったという
背景があるのだ
皇統の危機が訪れたのは、
時代をさかのぼること終戦直後
の1945年(昭和20年)11月、
GHQが皇室に対して出した
指令がきっかけなのだ。
その指令とは、生活費以外の
皇室財産を凍結し、さらに
税率90%の物品税を課す
というもので、
これまでと同じ人数では
皇室が破産してしまう
という状況に追い込まれたのだ。
そこで皇室は1947年
(昭和22年)10月14日、
当時の天皇陛下でいらっしゃった
昭和天皇の弟君である秩父宮、
高松宮、三笠宮の3つの
「直宮家」を除く
11宮家を臣籍として
降下させるという決断を
したのだ。
これがいわゆる
「11宮家の臣籍降下」
なのだ
なぜGHQがこのような
指令を出したのかというと、
GHQは日本を弱体化させる
ために
さまざまな洗脳工作をして、
いろいろな仕掛けや時限爆弾を
埋め込んだが、これもその1つ
なのだろうと思うのだ。
すぐに効果は現れないが、
何十年か経った時に男系の
男子が皇室からいなくなって
皇統が先細りし、
いずれ断絶するように
仕込んだのではないだろうか
皇位継承問題の解決方法は、
じつは結構簡単だと思って
いるのだ。
どうするのかというと、
GHQによって意図的に
臣籍降下させられた旧11宮家
の方々に戻ってきていただくのだ
そうは言っても75年以上の
年数が流れてしまったから、
「そんなに長い間、臣下、
国民として過ごしてきた方は
すでに俗世にまみれすぎていて、
皇籍に復帰していただくには
ふさわしくないのではないか」
という意見もあるのだ。
だが、そのような方にぜひ
知ってもらいたいのは、
臣籍降下された旧11宮家の
方々は、その後もずっと皇族の
親睦団体である
「菊栄親睦会」
に参加され続けてきた
ということなのだ。
いざという時は皇室をお支えする
覚悟がある方もいらっしゃる
ということも側聞しておるのだ
また昭和22年という年は、
日本国憲法が施行された年でも
あるのだ。
現行憲法でもある日本国憲法や
皇室典範の下でも、この方々は
5カ月間、皇位継承資格を
持っていた存在なのだ
ということもぜひ知って
いただきたいと思うのだ
しかし、その時に生きて
いらっしゃった方はもう
かなりのご高齢なのだ
そのような方々に戻ってきて
いただくということだけではなく、
もう少し柔軟に考えないと
いけないと思っているのだ。
皇籍復帰していただく方は、
何も成人でなければいけない
ということはないのだ。
今はそのお子さま、お孫さんの
時代になってきているので、
男系男子の血を受け継いで
いらっしゃる
旧宮家の方々から、養子として
ふさわしい方に入って
いただければ、
若いうちから皇族として
お過ごしいただくことが
できますし、
「手あかが付いた」
というご批判にも当たらない
のではないかと思うのだ
実際に、旧11宮家には
悠仁親王殿下とほぼ同じ世代の
若い男子が10人はいらっしゃる
と言われているのだ
10人もいらっしゃったら、
安泰ではないか。
危機でも何でもないのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる