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もってのほかなんじゃ

どうも村田です

次に“赤い工作”、

最初に少し触れた

ハニートラップについて

なのだ

赤から連想されるように

女性が工作員として仕掛けて

くるのかと思いきや、

女性議員には男性工作員が、

時には同性に対して同性が

……というように、

ターゲットの嗜好に合った

工作員が近づいてくるのだ

“金色”と同じように、

この“赤”もかなり

古典的な工作なのだ

さて、欧米で初めて中国が

仕掛けたハニートラップが

確認されたのはいつ頃か。

歴史的に見ていくと、中国は

ニクソン大統領が電撃的に

訪中した後から一気に

世界のひのき舞台に

躍り出てきたのだ。

徐々にではなく、タイミングを

狙っていたかのように電撃的に

国際社会に認められるように

なったのだ

しかも同時期から中国が

仕掛けたと思われる

ハニートラップの件数が増えて、

イギリスの諜報機関などが

それを発表しているのだ

このように中国は、世界に

出ていくための足掛かりの

一つとして用意周到に

ハニートラップを使い、

自分たちの有利になるように

するのだ

いろいろな報道や調査機関の

発表の中で一番驚いたのが、

「中国のハニートラップ

は国家戦略である」と、

クリストファー・レイ

FBI長官が言っていたこと

なのだ

具体的には、

「ハニートラップの計画は、

中国各省の国家安全局に

よって実行され、

省ごとに担当する国が

決められている。

例えばアメリカは上海市の

国家安全局、ロシアは

北京市の国家安全局、

日本は天津の国家安全

保障局が担当しているのだ。

われわれはそこに注目

しなきゃいけない」、

つまり

「中国には日本をハニートラップ

でおとしめる担当の局がある」

と言うのだ

2020年には、

アメリカ大統領候補の若手上院議員

が中国から来た美人留学生の

ハニートラップに落ちてしまった

のだ

中国のスパイとは知らずに、

自分の事務所で雇い入れて

しまっていたそうなのだ。

この女スパイはオハイオ州の

首長とも不適切な関係を

結んでいたのだ。

英国の諜報機関であるMI6も、

「中国の女性スパイによる

ハニートラップは過激組織IS

(イスラム国)よりも

国家安全保障にとって

重大な脅威だ」

という報告書をキャメロン首相に

提出しているのだ。

何百人単位で育成された

女性工作員はいろいろな国に

送り込まれ、

その国の諜報部員や政府役人に

色仕掛けで近づいては機密情報

を奪い取っているというのだ

中国っぽいなまりがある

若い女性が近づいてきた

ことがあるのだ。

〇〇さんですね? 一緒に

写真撮ってください」

と声をかけてきて、

写真を撮った後に行きつけの

喫茶店を訪れたらその店内に

またその女性がいて……という、

「これは危ないぞ」

と感じる出来事が何回か

あったのだ

幸いにも引っ掛かりません

でしたが。

日本には“赤い工作”に

引っ掛かってしまっている

政治家がかなりいて、

2004年5月には悲劇も

起こっているのだ。

上海の日本総領事館にいた

公文書と電報の担当事務官は、

業務の性質上、機密を扱って

いたのだが、

中国の女スパイの手管に

引っ掛かってしまった後に

自殺をしたのだ。

遺書には、

「カラオケ店で働く中国人女性

と不適切な関係にあった証拠を

中国公安当局に押さえられ、

それをネタに日本の

外交機密を提供するよう

執拗に脅迫されていた」

という主旨のことが書かれて

いたそうなのだ

3つめは“青い工作”、

サイバー攻撃や情報を盗み取る

工作についてなのだ。

この工作には、むやみやたらに

企業のサーバーにアクセスして

データを盗む場合もあれば、

ターゲットとする要人に

直接アタックを仕掛けたりする

など、さまざまな手法があるのだ

ただし日本の政治家は、その

危機性がよくわかっていない

ようなのだ。

「もし中国に行くなら

携帯電話は日本に置いて

いくべし。中国に降り立った

瞬間に、

携帯電話の中のデータを

全部取られるぞ」

と言われるくらい、

実は身近に持っている物から

知らないうちに情報が抜き

取られてしまうのだが……。

もちろんパソコンも同様で、

中国へは絶対に持ち込んでは

いけないのだ。

中国国内でインターネットに

つなげた途端に、情報をすべて

抜かれてしまう可能性があるのだ

またiPhoneを使っている

政治家は、今アメリカで

大問題になっている事実を

知らないのだろう

iPhoneを好き勝手に裏で

起動したり録音や内蔵カメラで

撮影したりすることができる、

政治家や国務省職員を狙った

スパイウェアが2種類確認

されていて、

アップル社が警告を出す

事態になっているのだ

ちなみに“青い工作”は、

個人を狙ったものだけでは

ないのだ

2021年には経済同友会の

事務局にある事務局員の

パソコン数台が海外からの

不正アクセスを受け、

議事録や文書ファイル、

メールなど約4000件の

データが流出してしまったのだ

経済同友会は日本の経済界の

重鎮が名を連ねている団体だから、

日ごろから非常に機密性の

高い情報をやりとりしていたり、

政治家とやりとりをしていたり

もするだろう

しかし日本の政治家の中には、

こうしたニュースを知っても

危機感を感じない人が多く

いるのだ

未だにLINEを使って

居酒屋の女性店員などと

連絡を取り合っている人が

いるのだから、

驚きを通り越して呆れて

しまうのだ

LINEといえば韓国の

IT企業ネイバーが開発した

メッセンジャーをメインとした

アプリなのだ。

情報漏洩が頻繁に起こるため

「韓国が個人データを収集する

目的で創ったのではないか」

という疑惑があるほか、

中国と連携していることも

間違いないのだから、

政治家が使用するのは

もってのほかなのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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