どうも村田です
2つめは、神の存在を
否定する行為を認めては
いけないということなのだ
2020年のアメリカ
大統領選挙における重要な
争点の一つが
「中絶を認めるか認めないか」
という問題だったのだ。
キリスト教の教えによれば、
生命は神から与えられた
ものであり、人間がそれを
終わらせることは
許されない行為だと
されているのだ
しかし、バイデン氏を
支持する一部の人々は、
「my body,my choice」
と主張していて、
産むかどうかは妊娠した
女性自身に決定権がある
と強調しているのだ
一見すると、あたかも正当な
ことのように聞こえてしまうが、
これは単なるへりくつに
過ぎないのだ
この主張は、人間が自らの
意思で生命に関する決断を
下しても構わないという
ことであり、
愚かな意見なのだ
人間が神を超えられるかの
ような錯覚を起こし、神に
成り代わろうとでもしている
のだろうか。
G・K・チェスタトンという
作家・批評家が、著書
『正統とは何か』の中で
「狂人とは理性を失った人
ではない。狂人とは理性以外の
あらゆる物を失った人である」
と述べているのだ
中絶に賛成する人々の定義では、
生まれる直前まで人間ではない
ということになるが、
それは誤りで
産まれていないので人間ではない、
生命ではないという言い方は
殺人そのものなのだ
お腹の中でも命は生きている
のだ
母親は胎動を感じると言う
ではないか。
つまり、中絶を許容することは
殺人を認めることであり、
そのような人間は
チェスタトンの言葉を借りれば
理性を失った狂人なのだ
宗教観、宗教心、大きな偉大な
ものを恐れるという心を失くして
しまったら人間ではないのだ
日本国内で議論されている
憲法改正、国防問題、皇室問題
などもこの2つの主張と同様で、
本質的に国の在り方についての
議論でありながら、
「日本という国はこうあるべきだ」
という国のアイデンティティが
攻撃されている状況なのだ
これは、特定のイデオロギー
によって国の主権や本質が
脅かされているという点で、
アメリカとも似ているのだ
トランプ氏を支持する方々と
同志のような気持ちになった
と同時に、
グローバリズムというのは
大変な問題なのだと再認識
させられたのだ
2020年に渡米し、
大統領選挙終了以後も
2021年3月まで滞在した
のだが、その間、自身の
YouTubeチャンネルや
インターネット動画チャンネル
にリモートで出演し、現地からの
報告を行ったのだ
その後は、もともと関心が
あった移民問題を調べたいと、
メキシコとアメリカの国境線へ
取材に行ったのだ。
そこで分かったことは、単に
メキシコからの不法移民の問題
だけでなく、
世界中、例えば中国の北京や
上海からも人々が来ている状態で、
この問題は「移民問題」と簡単に
表現できないほど深刻だという
ことなのだ
移民は南アメリカを経由して
アメリカ大陸を北上し、その
規模と性質は「人口侵略」
と称されるほどにもなって
いるのだ
この現象はグローバリズムの
一環と考えられていて、なぜ
アメリカがこんな形で攻撃を
受けているのかという背景には、
グローバリズムや全体主義が
深く関与しているのだ
この話は非常に広範囲にわたる
ため、詳細な説明は別の機会
に譲るが、
この課題がグローバリズムの
一部であることは明らかなのだ
ヨーロッパにも行き
オランダに長く滞在し
取材をする中で分かったのは、
オランダでは、食に関連した
問題が深刻だということなのだ
SDGs
(持続可能な開発目標)
とも関連があり、
環境保護の名目で、CO2排出削減
などを理由に経済活動が制限
されている国は多いのだが、
オランダで主に問題とされて
いるのはCO2ではなく
メタンガスなのだ
そのため、特に酪農農家が
大きな圧力を受けており、
牛のゲップやふん尿から
排出されるメタンガスが
環境破壊につながると問題視
されているのだ
かつては肥料とされていた
ふん尿が、現在では環境問題の
一因と見なされている。
このような政策は、日常生活や
経済活動をコントロール
しやすくするための手段に
過ぎないと感じたのだ。
日本の農家も大変な目に
遭っているのが気になって
いたから、
余計に関心を持ったのだ
さらにヨーロッパを横断し、
さまざまな場所を訪れ
そこで目にしたのは、
LGBTのイデオロギーが
広い範囲で浸透していることと、
ANTIFA(アンティファ)
の落書きが多くの国で見受けられる
ことなのだ
日本でもANTIFAの影響が
少しずつ見え始めているが、
銃社会ではないため、
その影響はヨーロッパや
アメリカとは異なるかも
しれないのだ。
ただ、世界中でこれらの
イデオロギーが展開されている
のを知ると、
「どこも同じことが
起きているのだな」
と思わずにはいられないのだ
続きは次回だ
ANTIFA(アンティファ)
「アンティファシスト
(反ファシスト)」の略で、
極右やファシズム、人種差別に
対抗するために活動する左翼の
活動家グループの総称。
具体的な組織構造を持たず、
デモ参加、情報拡散など活動は
多岐にわたる。
今日はこのくらいにしといたる