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できるわけないんじゃ

どうも村田です

今日は大みそかだが

これは予約投稿の為

今はまだ大みそかではない

ので悪しからず

しかし、良い年をお迎え

下さいとは書いておくのじゃ

一流の科学雑誌が

そんなことをやって

大丈夫なんか?

気候変動に関する話には、

この手の話が大変多いのだ

「気温は上昇している」

と言ったが、それは本当

なのだ。

大体、100年間で0・7℃

くらいのペースで上がって

きているということなのだ。

ただし、0・7℃というのは

人間が感じ分けられるギリギリ

だと思うのだ。

顔の高さと足元の高さ

とで、そのくらいは余裕で

差があるという温度なのだ。

また100年で0・7℃だから、

30年当たりにすると0・2℃

くらいになるのだ

30年前を思い起こして

みもらいたい。

「その頃と今とは0・2℃違う」

と言われても、感じとることも

できないのだ。

だから

「地球温暖化は確かに起きている」

それは確かにそうなのだが、

「非常にわずかなものだ」

ということを覚えておくのだ

次に、穀物について

メディアはよく

「地球が温暖化しているから、

穀物が穫れなくなって困って

いる」という話をするが、

過去はどうだったのか。

トウモロコシ、米、小麦、

大豆という4つの穀物について、

世界全体でどのくらい収穫

しているか

これを見ると、過去50年

ほどにわたってずっと

右肩上がりなのだ。

こちらもなぜ収穫量が増えて

いるのかというと、技術が

向上しているからなのだ。

農機の性能が良くなった、

農薬や肥料の質が向上した、

灌漑をするようになった。

作物の品種改良も要因の1つ

そういったことのおかげで、

どの穀物もどんどん収穫量は

増え続けているわけなのだ

この間にも地球は温暖化

しているが、それでこの

右肩上がりの傾向に陰りが

見えるかというと、

そんなことは全然ないのだ

こうして過去のデータを

見てみても、

「地球が温暖化で

破局に向かっている」

なんて、そんな兆しは

少しもないわけなのだ

それなら

「将来はどうなるのか?」

というと、不吉な予測が

たくさん出されてるのだ。

どうやって予測するか

というと、地球全体の

大気や海流の流れなどを

向こう100年間くらい、

コンピュータのモデルで

複雑に計算するのだ

しかし

「その予測がどこまで

当たるか?」を話そうと

すると、

とても長い話になって

しまうのだ

なので今日は、

「じつはコンピュータの

モデルで行う計算は、

過去分をしっかりと

再現できていない

という話だけしたいと

思うのだ

上空の気温(対流圏)の

推移を過去40年くらいに

わたって記したのだ。

これによると、実際に

衛星を使って観測した

数値のほかに、

コンピュータによる

予測値も書かれて

いるのだ

つまり

「コンピュータがモデル

による計算で実際の数値を

どのくらい再現できるか」

をテストしてみたもの

なのだ。

これを見ると、

コンピュータはどのモデル

で計算しても、

“実際よりも温暖化しすぎ”

の数値を出していたのだ。

過去についてこれだけ

温暖化しすぎの予測をして

しまうのだから、

「将来予測はどうですか?」

と言えば、やっぱり

「温暖化しすぎなんじゃないの?」

と思ってしまうのだ

そしてそんな誤差の大きい

予測結果であれば、普通なら

捨てると思うのだが、

そうはなってないのだ

誤差が大きいことを皆が

認めていて、IPCCの

レポートにも分かりにくい

がそう書いてあるのに、

その誤差の大きい予測をもって

「このままではものすごく

温暖化してしまう。だから

CO2を減らしなさい」

と言っているわけなのだ

ここで、

「本当にCO2をゼロに

しなければいけないのか?」

という話をするのだ

まず大事なのは、人間の

経済活動によって排出された

CO2の半分くらいは、

自然が吸収している

ということなのだ。

IPCCのレポートから

取ってきた数値だが、

日本がまだ江戸時代の

終わり頃、

つまり産業革命前の

1850年頃には、大気の

CO2濃度は280ppm

だったのだ。

ppmは100万分の1

という意味なのだ。

今はこれが大体、1・5倍

の420ppmくらいに

なってるから、CO2は

確かに増えているのだ

増えたCO2は森林や

海に吸収されていくわけだが、

その量は、

人間が化石燃料を燃やして

CO2を出している量の

半分くらいなのだ。

ということは、人間が出す

CO2をゼロではなく

半分にするだけで、

大気中のCO2が増える

ことはないのだ。

そうなれば理論上、CO2

による地球温暖化も止まる

わけなのだ

しかももともと、

1990年代の初め頃には、

「大気中のCO2の濃度を

これ以上増やさないように

しよう。そのためには半減

させるのが目安だね」

と話されていたのに

本当はそれで十分なはず

なのに、

「それでは足りない。もっと

皆に何かやらせたい」

という人たちがどんどん

ゴールポストを動かして

いったために、

ついには

「2050年にCO2ゼロ」

という、できるわけがない

目標になったということ

なのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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