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本音を見るんじゃ

どうも村田です

トランプは東アジア、

つまり日本の核武装化を

アメリカ外交の敗北ではなく

むしろ勝利、

得なのではないかと

考えているふしがあるのだ

トランプはビジネスマン大統領

だから、彼としては

「中国とアメリカが直接

ことを構えるのではなく、

そんなものは日本にやらせればいい」

と考えているかもしれないのだ

そして実は2017年に北京を

訪問したトランプ大統領、

中国の習近平さんが日本の

核武装に触れたときにこう

言ったそうなのだ

「日本は武士の国だ。私は

中国にも、それ以外の

みんなにも言っておく。

北朝鮮とこのような事態が

続くのを放置していると、

日本との間で大問題を抱える

ことになる。もしかしたら

核を持つかもしれない」

そこで習近平はかなり激昂して

「中国は日本の核武装を絶対に

容認できない。それを食い止める

ために、中国は戦争も辞さないだろう」

と言ったのだ

これはどういうことかというと、

昔、周恩来とキッシンジャーが、

「もし日本が大国化して

手に負えなくなったら

伝統的な米中関係がものを

いうだろう」

つまりアメリカと中国は

共同して日本をもう一回

封じこめますよという

暗黙の約束があったわけなのだ

GHQからずっとそれだと

思うのだ

日本を絶対に軍事的に

独立強国にさせない。

トランプはそれを

「別にいいじゃないか」

と言ってるが、

習近平からすればこれは

約束違反なのだ

「何を言い出すのだ、

アメリカと中国で日本を

封じ込めるのではなかったのか」

ということなのだが、

トランプはこういうことを

言い始めたのだ

トランプはワシントンの

政治エリートとはほとんど

関係ないし、

「普通に考えればアメリカが

核の傘をするよりも持たせる

方がお金を払わなくて楽では

ないか。

その分軍事費を使うよりも

国内産業をもっと育てましょう」

という考えなのだ

ある意味、日本の運命は

今度のトランプ政権が任期まで

しっかり終えられるかどうかが

1つの焦点になると思うのだ。

トランプが政治的生命を維持

できるか、あるいは肉体的な

生命をしっかり維持できるか、

途中で暗殺されないか、

もしくは政治的スキャンダルで

大統領職を追われないか

ということがかなり微妙だと

思うのだ

アメリカの政治エリート

たちはメディアや情報機関を

使ってトランプ政権を徹底的に

追い落とそうとしているが、

もしかしたら日本は

トランプ政権をうまく

利用すれば、しっかり

とした国防を持って、

抑止力や情報機関をしっかり

持った国をつくれる1つの

ステップを得られるのでは

ないかと思っているのだ

すべてはトランプ政権と

ワシントンのトップ1%の

エリート層の戦い次第に

なってしまうのだ

では、日本はこれから

どうすればいいのか。

以前にも中国の一帯一路の

話をしたのだ

この一帯一路というのは

強力で、しかもイギリスや

フランスやドイツなどの

欧米諸国は一帯一路を

応援していたのだ

一帯一路は次の成長戦略

だと考えていたのだ

一帯一路に反対するよりは

そこに便乗して一緒に

お金もうけをしたいのだ

世界中がそう考えている以上、

アメリカも少し色気を出し

始めて中国と28兆円規模の

ディールをしたりしていたが、

そういう状況が続いている以上、

よほどのことがない限り中国は

しばらく一帯一路を推し進め

ながら世界中を圧倒し続ける

と思うのだ

その間に日本は日米同盟を

維持し続けながら、常に

アメリカ側の本音とその

時々の動きをよく見ておく

ということなのだ

そしてチャンスがあれば

何とかして自前の軍隊を

しっかりと持って憲法改正を

して、

核戦力の保持も視野に

入れながら現実的な

オプションを打っていく

ことが必要だと思うのだ

なぜかというと、核武装の

話になると感情的になって

「冗談じゃない、非核をするべきだ」

という人もいて、実際にその人たちの

気持ちもよく分かるのだ

先日も広島の原爆資料館

にも行き、長崎の原爆資料館

にも行ったのだ

核の悲惨さがどれほどのものか

ということも痛いほど分かるし、

実際に核攻撃を受けて生き残った方、

家族を失った方、子どもを

失った方の悲惨な手記や

体験を見ると、

そういう人たちが

「核なんて冗談じゃない、

ふざけるな」

と感情的になってしまうのも

理解はできるのだ

しかし、現実を考えて欲しい

原爆を落とす必要がないのに

やったのはアメリカなのだ

その一方で現実的な

オプションとして日本だけ

核を持たないで、

核を持っている連中から

脅され続けていいのだろうか

ということがあると思うのだ

それは違うと思っていて、

もし世界中の人類がもう少し

頭が良くなって、

「もう核を持つのはやめよう」

世界が合意したときに、

日本は真っ先に核を捨てれば

いいのであって、

それまでの間は日本も

しっかりとそのような

現実的なオプションを1つ、

考えておくべきだというのが

意見なのだ

一方でアメリカというのは

これからどんどん相対的に

力を落としていくのだ

そしてもしかしたら力を

落としていく中で

一帯一路にぴょんと乗ったり、

「AIIB」

(アジアインフラ投資銀行)

にぴょんと乗ったりとを

しかねないところがあるのだ

アメリカにとってはすべて

利益次第だから、そのときに

アメリカの力が落ちて

いってしまったときには、

日本も同じように落ちて

いってしまうのだ

そう仕組まれているのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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