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やらせるんじゃ

どうも村田です

インドネシアでも、

非常に親日ではあるのだが、

恨みを買っているところ

もあるのだ

なぜかと話を聞くと、

日本人がすぐひっぱたく

とかそういうことも

あるのだが、

一方で彼らは宗教がある

のに、どこにでもいるのだが、

日本の頭の固い軍人が

いばりくさって、

「頭を下げろ」とか

「神社を何とかしろ」とか、

いちいち教育をしている

わけなのだ

それは労を多くして、

あまり効果がないのだ

自分1人で教えていっては

ダメなのだ

でも日本人はある意味

良くも悪くも教育に対して

非常に真面目で、

どうしても一生懸命

教えるのだ

良いことも悪いことも

一生懸命教えるのだ

台湾ではそんな日本人の

真面目さや誠実さが

非常に好感を持たれ

今でも感謝されているのだ

一方イギリス人とか

あちらは牧羊犬を作り

上げてしまうのだ。

自分たちは何もやる

必要がないのだ

分断統治して、階級を分けて、

下のやつにさらにその下の

やつを統治させるという

方式をやるのだ

例えばインドの陸軍士官

学校を出ると、昔は

25、6才でインドのへき地に

派遣されて、

そこで10万人から20万人

くらいの街を、27、8才の

白人が1人で支配するわけ

なのだ

そういうのは効率的な

人間の心理と習性というものを

理解しなければできない

技なのだが、日本人には

多分それはできないと

思うのだ

日本人はどうしても

自分で畑を耕してしまい

たい方なので、

物を作って直してしまい

たい方なのだが、

向こうの人はそういうのを

全部ほかにやらせるのだ

今、欧米でやっている

ビジネスなどを見ても

そうだと思うのだ

嫌な仕事、きつい仕事は

みんなほかにやらせるのだ

そして、いかに安く

買いたたいて互いに

競争させるか、

そして自分はいかにして

それに付加価値をつけて、

それで暴利をむさぼる

かなのだ

きつい仕事、汗をかく

仕事は、大体安いところ、

賃金の低いところに

やらせるのだ。

「お前がこれをうまく

やらないなら、文句が

あるなら違うところに

行くよ」

と言って互いに競争

させるのだ

これが非常にうまいな

と思うのだ

これはまさに牧羊犬を

作るという欧米の思想なのだ

もしくは自分たちの

都合の良い思想を語る

象徴的な人間をリクルート

して、

教育支援をしていく

ということなのだ

これは

日本のジャーナリストや

マスコミの人なんかも

多分されていると思うのだ

優秀な人はアメリカに

留学したりとか、向こうの

支局に勤めて、

いろんな偉い人に会わせて

もらうと、自分が国際政治の

中心にいるような気になる

わけなのだ

向こうからしたら、

単なる牧羊犬にえさを

あげるだけなのだが、

こちらは一生懸命しっぽを

振って、今度帰ってくると、

忠犬ハチ公みたいだった

やつが偉そうにふんぞり

かえって、

「俺はワシントンで誰々と」

なんていう話が始まって

しまうのだ

そうすると私たちは

ワシントンも行ったことが

ないわけだから、

「ああ、さようでございますか」

となり、そこで、

「共和党の何とか議員に

会ったのだ」という話になり

「へへー」となってしまうのだ

まさにうまく統治されている

という感じがするわけだが、

本当に日本にはこういう

タイプの人が非常に多いと

思うのだ

そんな所に入って

飼いならされるくらい

だったら、留学する意味が

ないと思うのだ

結構みんなそういうのを

目指してオックスフォード

に行き、名前とか

そういうのを得たいわけ

なのだ

軍隊なども、アメリカ軍

などもよく交換留学生を

入れるが、

大体アメリカのすごいところは、

中国軍から若手の将校を

沢山留学させるのだ

そうやってパイプを

作っておいて、いざと

いうときにうまい具合に

駒として配置していく

ということなのだ

残念ながら日本では

まだまだ田舎者というか、

反省を込めて、自省を

込めて言うが、

非常に田舎者なので、

そこら辺がやっぱり

見えてこないのだ

キッシンジャーが周恩来と

1971年に会談したときに、

「中国人は伝統的に国際的な、

世界的な視野を持っているが、

日本人は部族的な視野しか

持っていない」と言ったのだ

最初これを読んだときに

カチンときたのだが、

よくよく考えたらある意味

そうかもしれないなと思った

のだ

中国人が世界的な視野を

持ってるかどうかは別として、

日本人というのはどうしても

日本国内の中でものを判断

してしまうのだ

メディアもそこから

切り離してわれわれに

教えるから、

そういう意味ではそういう

見方をされるのは事実だし、

そういうところもあるかも

しれないというふうには

思いうのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

 

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