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限界があるんじゃ

どうも村田です

戦勝国史観というものは

成立しないということは

アメリカ人側でも気が

付いているのだ

例えばフーヴァー回顧録が

そうであり、いくつも

アメリカの良心的な学者や

政治家が、

ハミルトン・フィッシュの

本がそうであり、

ウェデマイヤーの回顧録

がそうであり、

そういう発言がアメリカ

でも出てきているのだ

アメリカでも気がついて

いるのだ

だから、アメリカという

のは比較的フェアな国で

あって、そういう歴史観の

すり合わせということも

われわれはできない相談

ではないというか、今は

大いにできるレベルに

なってきていると思うのだ

こういう問題で、西尾先生が

アメリカのことは好きでは

ないと思うが、

好き嫌いのレベルを超えて

「歴史観というものは日本

の自己主張を大いにすべし

しかし、現実の外交政治に

おいてはアメリカと緊密な

同盟関係を持たなければ

いけない」と言っているのだ

これがリアリズムだと

思うのだ

アメリカと協力しなくては

いけないから、何でも

アメリカに合わせなければ

ならないということはないのだ

特にアメリカの保守、

アメリカの愛国者の人たち

とは日本人は十分に話が

できるというのは、

学問的な著作からみても

そういうことが言えると

思うのだ

これはわれわれが

アメリカのリベラルとは

相いれないかもしれない

けれど、

アメリカのリベラルとも

相いれないし、日本の

リベラルとも相いれないが、

アメリカの保守との方が

はるかに日本のリベラルと

話すよりは共通点がある、

共通の歴史観を持ち得る、

価値観も持ち得る、と

思うのだ

第二次大戦は、イギリスも

戦勝国だし、フランスは

実際上敗戦国だけれど形の

うえでは戦勝国の側に

回っているのだ

ドイツは敗戦国で

しかし、この3国とも

戦後完全に移民政策を

誤ってしまったということ

なのだ

ドイツは植民地は大して

ないが、第一次大戦の

同盟国であったトルコから

大量の人間を人手不足で

戦後受け入れる

ということをやったのが

移民政策の誤りの始まり

なのだ

フランスやイギリスは

植民地が多かったから、

旧植民地から、その植民地

が独立した後も

どんどん人を受け入れる

ということがあって、

本当に

「フランスがもうフランス

ではなくなってしまった」

「イギリスがイギリスで

なくなってしまった」

「ドイツもドイツで

なくなってしまった」

のだ

これがドイツだけがそう

なら、敗戦国シンドローム

だとも言えるのだが、

戦勝国であるはずの

イギリスやフランスも

そうなってしまった

ということは、

これは必ずしも敗戦国

現象、敗戦国シンドローム、

敗戦国症候群でもない

ということなのだ

これは非常に緩い

グローバリズムとうか、

他文化の共生とかそういう

バカバカしい言葉によって

国家が解体されていって

しまったということなのだ

だから、ヨーロッパでは

EUというのはもう

ヨーロッパ人のとりで

ではないのだ

EUが超国家として

ヨーロッパ人の幸せの

ためにきちんと国境線を

作ってヨーロッパの

アイデンティティを、

ヨーロッパ文明を守って

いくのだということが

できなかったのだ

これはヨーロッパでは

なくてEUの官僚主義が

あるけれど、ヨーロッパと

ヨーロッパ外の間に

明確な国境線とうか、

文明圏の壁を作らないで

「イスラム圏からも入れます」

「アメリカからも入れます」

ということをやってしまった

ために、ヨーロッパがもう

ヨーロッパではなくなって

しまったという大変な過ちを

犯したわけなのだ

今からこれをヨーロッパが

回復できるのかどうか分からない

のだ

アメリカという国は移民の

国だから入ってきてもいい

のだが、それでも入れる

人たちに限界がある

ということなのだ

やはり、ヨーロッパ系の

移民の人たちはいくら

入ってもアメリカに同化

するけど、

イスラム系の人、あるいは

今の中国共産党の教育を

受けたようなチャイニーズ、

これは入ってきても同化

するのに限界があると

いうことだと思うのだ

中南米系の人たちはある

程度の数だったのが、

同じキリスト教徒だから

ある程度はアメリカの中に

移民として自然な存在

として受け入れられて

いくけれど、

これも難民のような存在まで

受け入れてしまえば、もう

アメリカがアメリカで

なくなってしまうという

ことなのだ

だから、それに対して

「ノー」と言ったのが

トランプ政権であって、

このトランプ政権がアメリカ

のまさに文明の、国家の

アイデンティティを保つ

ために戦っていたのだ

もし2016年の大統領選挙で

ヒラリー・クリントンが

勝っていれば、アメリカも

解体の憂き目にあっていた

のではないかと思うのだ

これがアメリカの正気が

復活したというのが

トランプ政権だと思うのだ

そこら辺は西尾先生も

よく理解いただいていると

思うのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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