どうも村田です
新しい国際的行動も
ろくにできない無能な
政党を作ることにおいて
アメリカは一貫して
協力してきたのだ
その枠にはまって
しまっているから、
世界中からそういうふうに
見られていて、
自由民主党が、あるいは
日本政府が独立した国家
であるとは思わないのだ
多くの国はアメリカの
属国であると思って
いるのだ
よってその経済と文化の
一部の繁栄だけは与えて
もらっていると、そういう
国に見られてしまっている
わけなのだ
ふぬけのようなこの国家に
対して、ほかの心ある
今までの国、例えばインド
であるとかそういう国々は
残念に思ったり悲しいと
思ったりして見守っている
わけなのだ
例えば李登輝などは
どう思っているか
なのだ
あるいはほかにもいるわけ
だが、良かったと思っている
国ももちろんあるだろう
ドイツなどは
「ざまあみろ」と思っている
だろうし、それからほかの
ヨーロッパの国々はどうにも
考えないだろうが、
アジアの国では残念に
思っている国も少なくない
と思うのだ
マレーシアのマハティール
などは
「なんて情けない国に
なってしまったのだ」
と残念に思っているのだ
そういうのをまた安倍さんが
上塗りをしていただけでは
ないかという気はするのだ
日本は戦争で何を失ったか
という問題なのだ
そのことと深く関係が
あると思うのだが、何が
失われたかというとやはり
根本的な問題だが、
軍事的知能が落ちたのだ
政治の中枢から、あるいは
日本人の意識からそれが
失われたことは恐ろしい
ことで、
予想される災難をいろいろ
押さえてみなければならない
のだ
中国のミサイルは、北朝鮮は
もとよりそうだが、現に今も
日本を主要な標的にしている
わけなのだ
戦後ダメになってしまった
日本人は、戦前だったら
当然あり得ることとして
誰しもが考えたりしたことを
考えなくなってしまったのだ
例えば、次のようなことを
予想していないという日本人
の愚かさに表れているのだ
今、日本人は北朝鮮の
核ミサイルを恐れているが、
これがいったん実践可能と
なると、
また使えるということになると、
日本の国内に核保有国である
北朝鮮にこびようとする危惧
が必ず湧き起こってくるだろう
その勢力が左側において
声高に叫び始めて、政治力を
日本の国内に形成するという
のが起こりかねないのだ
今のところそれはまだない
のだが、つまり核兵器
というのは無言の恐怖の圧力
と重なって、
根本問題を先送りする意識を
強め、それが政治を次第に
ねじ曲げていくのだ
そして自らを威嚇している
独裁国家に経済援助をして
みたり、その軍事力にせっせと
協力したりするというような
ことになりかねないということ
なのだ
ある意味では、日本はすでに
そうなりかけているとさえ
言えるかもしれないのだ
なぜならば、これだけの
ことがあっても変わらず
中国にこびへつらう国内勢力、
それは経済界を中心として、
そして言論界を含めて、
なお決して小さくならないのだ
依然として強いのだ
非常に不思議なのは、
日本人自身の反応として、
北朝鮮はまだ厳密にいうと
核兵器を開発して完成に
近づいているが、
核ミサイルは完全に完成した
確証はないわけなのだ
ところが中華人民共和国
の方は完成した核兵器を持って、
日本の主要都市に今日も狙いを
定めて、
そしてアメリカとシナの間には
核の均衡がほぼ成立してしまった
から、万が一中華人民共和国が
日本に核兵器を使っても
アメリカが報復するなど
あり得ないという状況なのだが、
それに対する危機感がないのだ
現実的にはそちらの方が
はるかに怖いのだ
そうこうしているうちに
頼みのアメリカが手を引くか、
当面日本にとっては中国と
手を結んだらどうなるのか。
こういうシミュレーションが
1つも行われないのだ
いかに日本が軍事的知能を
失っているかということ
だと思うのだ
核の軍事力というのはまず
使われない力であって、
使われないけれど核兵器の
所有が政治効果を発揮するのだ
甚大な政治効果を発揮し
とりわけ核兵器は敗北意識を
相手に植え付けるのが最大の
目的だから、敗北意識に取り
つかれた瞬間に勝敗は
決まっているわけなのだ
もうすでにそうなっているのだ
その次に起こる恐ろしいことは、
友好の名を借りた日本への
内政干渉が始まるということ
なのだ
その次に、日本の国家権力が
目に見えない形でゆっくりと
解体していくのだ
目に見えない形でゆっくりと
外国の権力によって警察力にも
目が付けられるようになって
いくのだ
誰も唇が寒くてものが
言えない時代がやって来る
ということなのだ
中国を念頭に言っているわけ
だが、これは現に日本が
アメリカにそういうふうに
してやられてきたわけなのだ
一度あることは二度あるのだ
アメリカと中国が意を
通じれば、日本の工業力は
他国に奉仕する奴隷になるのだ
だから必要なのは軍事力それ
自体ではなく軍事的知能だ
ということなのだ
アメリカと中国の両国から
独立しようとする日本の
意志なのだ
軍事的意志なのだ
中国軍機の挑発というのが
あったのだが
中国軍機が接触してきたとき、
いたずらにことを荒立てまい
とするのが日本だったのだ
それで、日本政府は
「避けよう避けよう。見まい
見まい。口にすまいすまい」
とするから、
どんどんすべてが国民啓発
という点では立ち遅れて
いくのだ
もうすべてが後手に回る
悪循環なのだ
敗戦の悲しい重さを改めて
思わずにはいられないのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる