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原因があるんじゃ

どうも村田です

南部仏印進駐の問題は

別にこれが絶対的な

解釈でどうこうという

話ではないのだ

ただこういう歴史解釈の

ゆがみが恐ろしいのは、

現在の政治判断のゆがみを

招きかねないからなのだ

今の日本では、軍事的に

正当な自己主張をする

ことさえもいけないこと

だと思い込むような

弊害があるのだ

中国の尖閣暴動で承知の

通り、激しい暴動が起こり、

商店やスーパーが破壊

されたのは

5年ぐらい前だろうか。

覚えていると思うけれど、

中国政府に謝罪も賠償も

要求していないのだ

それでよりを戻して

しまっているわけなのだ

こちらからお付き合いを

お願いする前に

「まずはあれをどうにかしろ」

と言っておけば良いではないか。

第一、商店やスーパーが

破壊されたのを見ながら

日本の住民を保護する

ために外務大臣が飛んで

行ったという話は聞いた、

ことも見たこともないのだ

机をたたいて談じ込んだ

という例も見たことが

ないのだ

こんなことでいいのかと

思うのだ

これは事を荒立てること

ではないのだ

これは事の是非を正しく

示して見せることが国民に

とっての道徳的感情なのだ

例えば子どもの教育に

だって影響するわけなのだ

強いものに巻かれれば、

あとは知らん顔をして頭を

下げていればそれでいい

のだろうか

「バカなことを言うな」

「悪いのはどちらなのだ」

ということを示さないと

すれば、これも全部、今、

見た歴史解釈に原因がある

のではないだろうか

戦争をした相手国の戦意の

歴史を見ないで、自分の国の

暴走の歴史ばかりを政治的に

断罪するという、

バカらしいことばかり

やっている知性の衰え

というものに関係があると

思うのだ

それは2つあり

1つは「勇気の欠如」

ということなのだ

事柄にあたっている人や、

例えば2年ほど前の

年末だったか

沖縄の基地近くにアメリカの

ヘリコプターが墜落し、

海上岸辺に落下して、巧みに

住民の住んでいる地域を避けて、

うまく事故を解決した

という事件があったのだ

あのとき、アメリカの

乗っていた空将は

「自分たちは危険を冒し

ながら住宅地域を避けて

飛んだので日本人に感謝

されてこそ、非難される

理由は何もない」

と言ったのだ

そう思うのだ

そうであるならば県知事、

県知事ができないので

あれば防衛大臣か、

もしくは官房長官が一言、

オスプレイあるいはまた

そうした航空機の軍用機

としての機能の適否は

ともかくとして、それは

問わない

それは別問題として

「今回非難を避けて

くれた空将に対しては

感謝の言葉を述べる」と、

一言あるべきだろう。

しかし沖縄の新聞は一斉に

「やはり落ちた」

「目の前で落っこちた」

ということで、日本の新聞も

それに追随して

「ひどいのはやはり飛行機だ」

「また落ちるよ」

「沖縄の基地反対」

というそちらの話に全部

いってしまうわけなのだ

それはいいが

「ただそれとまた別問題

として、とにかく先ほどの

空将の行動はわが国民に

とっては感謝すべきこと

であった」

となぜ一言言えないのか。

その一言は数億円、

あるいはまたそれ以上の

防衛の根幹に触れる問題で、

そんな国を守る気になる

だろうか

もし俺がアメリカ兵だったら、

立ち去るときに爆弾の1つ

でも落としていってやろう

という気になるぐらい腹が

立つ話なのだ

しかし、大臣にしても

関係者はその一言が

言えないのだ

これも勇気の欠如なのだ

1つはそういう意味で

常識というものが欠落

している勇気の欠如なのだ

もう1つは、固定観念が

あるのだ

民主主義はアメリカから

与えられたものだという

作為あるのだ

実はそれはずっと

だまされてきているのだ

あるときこういうことが

あり、民主主義の反対概念は

専制主義、ないしは独裁主義

だと思うのだ

専制は分かると思うが

専制というのは専制独裁の

専制でありそれが民主主義の

反対概念は専制主義なのだ

そしたら、現在ある有力な

県の県知事となっておられる

方が手を挙げて

「お言葉ですが、私はずっと

若いころから民主主義の

反対概念は軍国主義だと

理解しています」

と言ったのだ

反論されたのだ

そうだろうか

これはおかしいのでは

ないだろうか。

「子どものころから

民主主義の反対の概念は

軍国主義だと教えられて

きたので、そう思い込んで

いました」と言うのだ

これは先ほどの沖縄の話

とは全く別の話で

日本は軍国主義国家で

アメリカは民主主義国家

であるという単純知識で

ものを考えているのだ

軍国主義を「あぁ」

と思い過ぎているのだ

その人に

「アメリカにも軍国主義

があったではないか」

とその人に言いたかったのだ

軍国主義の歴史はどの

大国でも持っているのだ

イギリスでもフランスでも

ロシアでも中国でもみんな

持っているのだ

民主主義の反対概念は、

やはり専制主義ないしは

独裁主義であって、

軍国主義ではあり得ないのだ

なぜそういうことを言うか

というと、軍国主義は

日本で民主主義はアメリカ、

つまり悪が日本で善が

アメリカなのだという

バカバカしいことが

教え込まれてきているから

なのだ

そして頭がそれ以上

動かないということに

原因があるのだ

この大衆的な情念と

いうのは根の深いもの

であって恐るべきこと

だと思うのだ

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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