どうも村田です
キルギス共和国なのだ
「1735年清朝、乾隆帝
(けんりゅうてい)即位」。
「1739年元文の黒船、
ロシア人シュパンベルクと
ウォルトン千島を南下し、
ふと立ち寄る風に日本
本土に来航する」。
そういうものがたくさん
くるようになるのだ
「1740年バタヴィアで
オランダ、一万人規模の
ジャワ島民虐殺」。
オランダはこんなこと
ばかりしているのだ
しかも手足を取られるのだ
「ベーリング、アメリカ
大陸を発見」。
だから、この時に
ベーリングは初めて抜けた
わけなのだ
「1746年フランス、マドラス
からイギリスを駆逐する」。
「1749年ジャワのマタラム
王国、オランダに屈服し
主権を失う」。
このような争いを
オランダはしているのだ
「1757年プラッシーの戦いで
英仏本土での交戦、インドに波及」
英仏がインド本土での交戦を
したということなのだ
「1762年イギリス、マニラ占領」。
「1763年イギリスがカナダ、
ミシシッピ以東のルイジアナ、
フロリダを獲得する」。
これは有名な話、事件で、
「パリ条約」なのだ
「フランスはカナダに
続いてインドも失う」。
「1765年ワットの蒸気機関
が発明される」。
「1768年ジェームス・クック
第一次世界周航を出発」、
これは先日かいたのだ
「1770年クック、
ニュージーランドの三箇所に
英国旗を立てる」、
ニュージーランドなのだ
「オーストラリア東岸を
英領と宣言」、
オーストラリアなのだ
「フランス、東インド
会社解散」。
もうここで、英仏の力の差が
はっきりと出てきたのだ
「1772年田沼意次、老中となる。
クック、第二次世界周航に出発」。
「1773年英人ヘイスティングスが
インドを虐政により強制統治。
イギリス、東インド会社が
インドでのアヘン専売権獲得」。
だんだんそのような事件が
出てくるアヘンの問題が出て
くるのだ
「1774年杉田玄白、前野良沢
『解体新書』成る」。
「1776年クック第三次世界
周航に出発。ハワイに到達、
アラスカ海岸を北上探査して、
ベーリング海峡を抜け」。
これは既に書いたのだ
「試みに失敗してハワイに戻り、
1779年不慮の死を遂げる」。
「1776年アメリカ独立宣言」、
そういう時代なのだ
「オランダ、ジャワ
全土征服完了」。
「ロシアはアラスカを占拠。
北太平洋活動の根拠を固める」。
「1784年クック航海記刊行。
世界中で読まれ、ラッコ毛皮
交易の拡大に火を点ける」。
「1785年フランス、
ラベールズ探検隊、
宗谷海峡を抜ける」。
「1789 年ヌートカ湾事件。
フランス革命」。
ヌートカ湾事件だけ簡単に
言うと、これはスペインと
ポルトガルが世界を南から
支配した、
例の
「ローマ法王勅許の
トルデシリャス条約は
まだ有効だ」
とスペインが主張し、
「アメリカ大陸は自分のものだ」
と言うのだ
アメリカが独立宣言して
いるころ、まだ「ノー」と
言っているのはバカな話で
それで戦いが起こり、
スペインが黙らされてしまう
という事件なのだ
いろいろな出来事があるのだ
われわれはあまりこの辺りの
話を歴史の教科書できちんと
読んでないし、
日本史を読むとみんな
「寛政の改革がどうだ」とか、
「田沼意次はどうだ」とか
そのような話ばかりなのだ
ああいう話は少しも面白く
ないから、こういう世界史の
動きの中で日本を見ることが、
日本を知ることだと思うのだ
「オランダ一国にだけ世界の
門戸を開いていた日本は、
こうした世界全体の動きを
どこまで知っていたのか。
北太平洋でロシアとイギリスが、
にわかに急激な早さで列島の
近辺に迫るに至った理由が、
ラッコという小動物の毛皮の
取引にあったことも、おそらく
日本政府は全く気が付いて
いなかった。
オランダは、その経済的争い
にかんしても場外にいた。
『鎖国とは何であったか』
を新たに理解するためにも、
北太平洋の歴史、知識は
不可欠ではないだろうか」。
ということが、考え方であり、
主張でもあるのだ
その後これは、
Northwest Passage
(ノースウエスト・パッセージ)
の探検、
これにロシアがチャレンジを
して成功するのだ
そして、ピョートル大帝が
「対外戦争の危険のない今こそ、
科学方面における国家の栄光を
求めるべきだ」
と病床から叫んだそうなのだ
「科学と、冒険心と、愛国心、
それに経済的動機とが一体と
なった情熱は、どの国にも
いつの時代にもあり、
21世紀ももちろんあり
限界への挑戦の情熱の場が、
この時代の少し前までは
インド洋と南太平洋だった
人類の地理的空間の大規模な
移動の場は北太平洋に変わった」
北太平洋が今度は争いの
場になり、あんなに近づけ
なかったところが
「北極海経由の、海洋に
取り掛かったのが18世紀の夢
そして、ロシアとイギリス
が夢を引っ張ったのだ
ロシアとイギリスが
ユーラシア大陸を二分して
政治的対決をする
次の世紀の
The Great Game
(グレート・ゲーム)を
引き起こす素地は既にここに
あったのだ
そして、それは東アジアをも
引き裂き、開国して間もない
我が国が日露戦争に引きずり
込まれた背景でもあるわけ
なのだ」。
そういうような、描いた歴史
上述の一般をご紹介している
わけだが、まだまだたくさん
あるのだ
ほかにもまだ出来事はたくさん
あるのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる