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なってしまうんじゃ

どうも村田です

階層秩序が中国には

ないのだ

誰でもが皇帝になれる

という、ある種の驚く

べき平等なのだ

平等と言っても、これは

観念的な平等で実際に

なれるわけではないのだが、

ちょっとした偶然で皇帝に

なれてしまったりするわけ

なのだ

誰でもが皇帝になれる

のだから、ある種許諾されて、

ここが許されるところが

あって、

そのために中国の社会には

上のもの、下のものという

身分秩序がなくて、

皇帝以下しからずんばゼロ

なのだ

したがって、殿様などの

偉い人が出てきて、それが

世襲になって世襲貴族が

生まれて豪族が大きな土地を

もらってという血縁や知縁、

共同体の中での上下関係が

なくて、あとは全部平等

だったのだ

おかしな話で韓国は違うのだ

韓国は豪族が生まれるから

それは両班(リャンバン)

という制度だが、

それが残酷なのだ

中国の場合は平等なのだが、

ある種の変な平等なのだ

中国は世襲階層がないから、

ある意味で階層が生まれない

から素晴らしいことでも

あるのだ

あるけど、その代わり

中国史に見る政治の宗教化

というのは、宗教が存在

しない代わりに

政治が宗教になる

ということなのだ

日本列島論にこれが

入ってくるわけなのだが、

これでもずっとしている

のだ

衝撃的な話を1つ、

エピソード的に入れるのだ

呉善花さんと

『日韓悲劇の深層』という

対談の本を祥伝社新書で

ある勉強会で講演してて、

そのときの言葉に考える

問題があって、

足元をすくわれるような

感覚を味わったのだ

そして、それをきっかけに

呉さんと話しをしようと

なって、本を出したのだ

呉さんがそのときに、

「日本はideology

(イデオロギー)を

持たないまれな国家だ」

と驚くべきことを言ったのだ

ずっと言ってきている

ことで、天皇家が権力を

失う、もそうだけれど、

それがまれな国家の1つ

なのだ

そして、

「日本人というのは全く

分からない国民だ。

韓国人はそう思っている。

日本人の精神の軸、その源は

一体何なのか、どうも

はっきりしない

韓国人にとってはそれが

謎であるだけではなく、

不安の原因なのだ。

そして、自分が韓国人の

立場に立って見ると、

日本人はこのようなふうに

見えるだろう」

と言っていたのだ

呉さんがそうだと言って

いるわけではないのだ

呉さんの日本人観はもっと

深いものがあるのだけれど、

自分の考える韓国人の立場に

立つと、

日本人とはこういう存在だ

と思うと次のように言って

いるわけなのだ

読み上げると

「韓国は朱子学の儒教社会

であり、これが軸と言える

だろう。

日本人は神道なのか武士道

なのか仏教なのか、一体何だ。

ほかにもあるかもしれない。

韓国人はそこで戸惑って

しまう。八百万の神々と言うが、

太陽であったり樹木であったり、

自然を敬うアフリカ人なら

分かるが、いやしくも文明国

ではあってはならないことだ。

どういう精神性なのか、

ここで韓国人は困ってしまう。

頭が混乱するだけではなく、

許せないということになる。

韓国では先祖以外のものを

拝むのは迷信の部類である。

日本の室町時代の頃、韓国は

仏教も陽明学も捨てて、

朱子学だけを大切にする

という転換を行った、

文治主義の徹底化を図った」

文治主義というのは

人治主義の反対で、

文治主義というのは少し先

を読んでみると分かるから、

読むのだ

「文治主義の徹底化を図った。

ところが、日本ではこれ以降も

野蛮な武士の戦いが一向に

治まらない」

意味は

「どうにもならない国だ、

自分たちの先祖は次のように

考えた。日本人には価値や

道徳がない」

呉さんはさらに強調した。

「でたらめな基準で

生きている日本人は、真の

価値が理解できないから、

いつも頭をたたいて

おかないと彼らは何をするか

分からない、

考えを変えてしまう。

常にきちんと教え込んで

おかないといけない。

韓国人が言うところの

歴史認識とはこれであって、

双方の国民がそれぞれ意見を

主張し合って、

互いに歩み寄るというもの

では決してないのだ。

日本人がやることは、韓国が

主張するものを受け取るだけ、

反論や異論などとんでもない。

繰り返し繰り返し韓国の

言うことを日本人は心して

聞けということです」

韓国はそれを現実にやって

いるわけだけれ、非常に

明解であるのだ

この通りの高飛車な態度で、

現に韓国の政治家は日ごろ

言いたい放題言っている

わけなのだ

韓国人は反省や一歩退く

などということがないのだ

ただし、中国人も同じで

Ideology(イデオロギー)に

囚われているから、相手の

存在を見ないのだ

そうなると、日本としては

かえって譲歩ができなくなる

のだ

沈黙するか拒絶するか、

力で押さえるかのほかに

方法がないわけなのだ

そのようなことが

分からないのかなと

思うのだ

さあ、ここからとても

大事なことなのだ

「日本人は自分を含めて、

物事をできるだけ相対的に

考えます。

世界にいろいろな立場があると、

まず理解することから始めるが、

韓国人は自己相対観が

なかなかできない。

常に自己中心的で、他者に

照らして自分を顧みると

いうことがないから、

他との比較でも韓国人の

関心は、もっぱらどちらが

上か下かになってしまう」

続きは次回だ

今日はこのくらいにしといたる

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