どうも村田です
そして
ステラ・モラビトさんなのだが、
この方の話ですごく面白いのが、
「孤独は歴史を通して全体主義
権力が人間を支配する道具として
使ってきたものだ」
ということで、
ソビエト時代の研究をしている
こともあり、今の状況がすごく
似ているということで、
話をしている方なのだ
この方の理論というか、言葉が
あり、それが孤独のメカニズム、
machinery ofloneliness
というふうに書いて、
孤独マシン
なのだが、この孤独を
使って全体主義を広める
という話しをしているのだ
ならば、どうやって孤独を
社会に広げるかということに
3つのキーワードがあると
言っているのだ
1個が
アイデンティティ・ポリティクス、
もう1つがポリコレ、
ポリティカル・コレクトネス、
そして3つ目が
暴徒による扇動、
これが3つセットになって
悪循環のようにぐるぐる回って
孤独な人間、
つまり管理しやすいヒツジの
ような人間を大量生産していく
という感じなのだ
横文字が多いので、1個ずつ
解説していくのだ
アイデンティティ・ポリティクス
というのは、今はよく
「黒人だから差別されている」とか、
日本国内で言えばウチナーンチュは
差別されている、
沖縄県民は差別されていると、
自分の生まれとか、そういうもの
を自分は被害者であるというもの
に使って社会に声を挙げるという
のがはやっていると思うが
それが
アイデンティティ・ポリティクス
というものなのだ
個人を特定のカテゴリに属する
ものとして、人間としての
ユニークな性格もあったり、
考えもあったりという
人間としての価値をも
下げるものになっていて
黒人とか女性であるとか、
子どもであるとか、何人とか
少数民族とかというものを、
まず攻撃に利用する材料を
作っていくのだ
それぞれただの個で、
外見的なものであるか
内面の個性であると思うの
だけれど、それの中の
「攻撃されている」と
思わせるような要素をまず
見つけて、
「あなたは今被害者なんですよ。
みんな本当はそう思っている
んですよ。沖縄出身の人のこと
をこう思っているんですよ」とか、
ある意味魔法みたいな感じで
催眠術みたいな感じでかけていく、
そう思わせるというのが第1段階
として必要になってくるという
ことだが
あえて逆に、そういうものを
作り出すのだ
被害者を作り出す、
道具を作り出すのだ
本来なかった被害意識を
そこで植え付け、本当に
種みたいな部分の悪い部分を
発芽させてしまうのだ
その
アイデンティティ・ポリティクス
を醸成していって、今度はこれに
従わない人たちは社会的に抹殺
するぞというのが
ポリコレなのだ
このポリコレは、例えばマスコミ
とかがLGBT問題とかでおかしいとか、
イデオロギー問題だという発言を
するとすぐ「差別だ」とか言って、
反論の余地も許さずに抹殺するが
これがポリコレなのだ
これが進んでいくと、ターゲットに
合った人たちだけではなく、
社会全体の人に何が起こるか、
「ああ、じゃあ私もお口
チャックしましょう」
と、自己検閲を引き起こす
ことができるのだ
みんな黙ってしまうのだ
先の、野菜を見たら変な気持ちに
なるとか「変態じゃん」と
言いたくなるけど、言ったら
ダメになる社会なのだ
そしてこれは、社会全体の人を
1 個の考えに仕向けなくて
いいのだ
ある程度の主立った人たちを
攻撃して、周りに恐怖を敷けば、
同意してなくても、同じ考えでは
なくても、みんなお口チャックを
するからみんな同じ考えにした
のと同じにできるのだ
次の3段階目なのだが、そういう
ポリコレでマスコミとか、
あるいは村八分とかに社会でされても、
それでも正義をもって、おかしい
ことはおかしいと言う、骨のある人は
まだいるわけなのだが
そういう人たちに対して黙らせる
役割を担っているのが
mob、暴徒で、だからアメリカとか
では街を放火したりだとか、建物を
崩壊したりだとか、盗みがすごいとか、
例えば
アンティ・ファシスト、
アンティファと呼ばれる
極左のテロリスト集団
そういうのが出てくるのだ
「何でこの人たちこんな破壊
・攻撃行動をしたいの?何も
生み出さないし、何でこんな
ことするの?」という
疑問をよく聞くのだ
あれは破壊をして自己検閲を
強いるためにあることで、
彼らは彼らのお仕事がきちんと
あるのだ
彼らも多分、心の中ではよかれと
思って始めたことで反対され、
でもそれを
「俺たちは新しい意識をきちんと
みんなに伝える使命があるんだ」
という変な使命感ができて、
さらに
「それでも聞かない人たちは
つぶしてもいいんだ」という
変な正義感が燃え上がって、
つぶす方法として何をやっても
何にも言われないから、
最終的に開放感と一体化し
自分を制御していない状況に
陥っているのだなという
感じがするのだ
このアンティファなどは、
大統領選の時などには随分
暴れ回っていたのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる