どうも村田です
WHOの「CA+」という文書
国際保健規則により
日本の決定とは違う
世界決定みたいなのが
出てきて、日本も
それに従わざるを
得ない状況が出てくる
そもそもWHOは
アドバイザリーボードと
言われていて、つまり
勧告をするとか、
アドバイスして
「こうじゃないですか」
というふうに言う立場なのだ
つまり、法的拘束力を
押し付ける権力のない
団体なのだが、この文書の
中に、
「法的拘束力を持つ」
というのを入れているのだ
だから、WHOの存在自体が
変わるのだ
WHOの存在意義自体が
変わってきて、今度はそれを
人々が国ごとに言うことを
聞かなければ制裁を科すことが
できるような、実動性がある
というか、罰則みたいなものが
付いたりとか、簡単に言うと
権力を持つのだ
なので、この2つは
とんでもないものだと思うのだ
今はネットでも
「パンデミック条約が
ああだ、こうだ」と
よく言われるのだが、
先日紹介した
ジェームス・ロガウスキーさんも
言っていたのだが、
「Bureau’s text」と
いうものがあるのだが
「パンデミック予防、備え、
対応に関するWHOの条約合意、
またはその他の取り決め」、
これはWHOの「CA+」の
日本語訳の名前だが、
これの一番新しい文書が、
今の時点で、「Bureau’s text」
という、ものなのだ
それ以前のものと、内容が
大幅に変わっているので、
前のものを
「パンデミック条約がああだ、こうだ」
と言うと、情報を錯綜する、
あるいはうそを言ってしまう
ことにもなりかねないのだ
この「Bureau’s text」とは
何かというと、各国の意思は
入っていなくて、「CA+」を
取りまとめる6人の代表が
いるのだ
日本の代表も入っていて、
何とかエリア、何とかエリアと
世界を6区画に分けて、
その中に日本代表が1リージョン
の代表として入っているのだが、
その6名が取りまとめた草案が
これなのだ
これが今問題視されていて、
そもそもこの「CA+」は何かと
いうと、枠組み条約なのだ
枠組み条約とは何かというと、
いちいち細かいことをああする、
こうするというのは決めず、
大枠をまず決めるのだ
そして、大枠を決めて、それが
成立したら、後から細かいことは
どんどん付け足せるというものだ
「先に決めちゃおう。みんなの
意見を決めて完成させるのではなく、
先にボコンと決めて、あとは
みんなで好きなように放り込めよ」
という感じなのだ
「みんなが好きなように」と
今書いたけれど、実はそうではなく、
この「CA+」の中の委員会があり、
その人たちが後から付け加えるのだ
だから、その人たちが権力を集約し、
しかも選挙で選ばれてない人たち
その人たちに最大限の権利を与える
ようなものになっているのだ
だから、この枠組み条約という
意味では、
「後から入れられるものを合意する」
ということを今合意しているのだ
例えば、企業同士が契約すると
すれば
Aという企業とBという企業だとして
両者で契約書を結ぶのだが、
「うちA社が後から決めて、
この契約の中に追加するものを
すべて合意してくださいね」
という合意を先にさせるのだ
それがこれなのだ
逆に
「ああ、いいですよ」と言えば、
A社が例えば
「B社は週に1回100万円を払うこと」
とあとから勝手に書き込んでも、
「あんた合意したでしょう」
となるのだ
これはそういう点が恐ろしい
ということなのだ
後からやりたい放題なのだ
要するに
「何を言っても合意することに
合意してください」
ということなのだ
そういう意味で、これは今
入っているものだけではなく、
今話し合われていなくても、
後から何を入れるかも分からない
だから、これは絶対に
われわれは日本として合意する
べきではないのだ
ただ、6人の主要メンバーの
1人に日本代表が入っているのだ
続きは次回だ
今日はこのくらいにしといたる