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国の責務じゃ

どうも村田です

クルド人の問題なのだが、

「クルド人の問題」というと、

また「差別してるんか」と

いう話になるだろうが、

現に事件になっているので

そう呼ぶこととする

もともとここは

「ワラビスタン」と言われて、

JR蕨駅の最寄りにあるのが

芝園団地と言ったが、蕨市は

もともと中国人ではなくて

クルド系が多かったのだ

駅の南側というか西側に

芝園団地があるのだが、

こちらの方にクルド人が多かった

のだが、今では逆に1 個手前の

東京寄りのJR西川口駅周辺に

このクルド人が非常に増えてきた

ということなのだ

『産経新聞』が事件から

しばらく経ってようやく報じた以外、

どの大手メディアもクルド人の

問題を、どういう問題かは後から

書くが、報じようとしなかったのだ

で、何でワラビスタンなのかだが、

「○○スタン」というのは

聞いたことはあると思う

アフガニスタンとかパキスタンとか、

この「スタン」とはペルシャ語で

「土地」や「国」というのを

意味する言葉なのだ

イスラム教国に見られるこの国名を

もじって「ワラビスタン」なんて

呼ばれていたのを、地元の人は

苦々しくそれを聞いていたのだ

それだけクルド系の人が多かった

ということなのだ

もともと川口市というのは、

蕨もそうなのだが鋳物産業で

栄えていて、東京に近くて家賃も

安いということから、朝鮮半島出身の

人たちも多かったのだ

最近では中国そしてベトナム人

なんかもやってくるようになった

ということなのだ

ちなみに川口市は人口約60万人

だが、外国人の住民の数が約4万人

で人口の6.5%を占めるのだ

2020年以降、東京都の新宿区を

抜いて全国で最も外国人の多い

自治体となっているのだ

トルコ国籍の人も国内最多の

約1,200人が住んでいて、大半が

クルドの人と見られている

トルコ国籍のクルド人の多くは、

祖国で差別や迫害されている

ということなどを理由に日本で

難民申請しているのだ

しかし、認定された人というのは

ほとんどいなくて、 不法滞在の

状態が続いている人も少なくないのだ

クルド人というのは、もともと

トルコやシリアなんかを中心に

3,000 万人もいるということ

だが、それぞれの国では少数民族の

扱いなので「国を持たない最大の民族」

とも呼ばれているのだ

トルコと日本の間には、短期滞在の

ビザの免除の取り決めというのがあり、

観光や会議への出席などを目的とする

3ヶ月以内の短期滞在については

ビザが不要なのだ

こうした渡航の容易さもあって、

1990年以降、多くのクルド人が

トルコ国籍として来日するように

なっていったのだ

在日のクルド人は、トルコ国内での

差別や迫害を理由に難民申請をする

ケースが多いが、このトルコ国内には

クルド系の国会議員や実業家というのも

いるので、一概に差別や迫害をクルド

だからといって受けているかどうかの

判断は非常に難しいのも実情なのだ

3ヶ月以上経ってまだ日本にいる

としたら、これは不法滞在になるわけ

だが、これまでの制度では難民申請を

すればその分だけ強制送還の手続きが

止まる仕組みになっていたのだ

こうした不備を是正するために

外国人の収容や送還に関するルールを

見直す改正入管難民法というのが

2023年の6月に成立したのだ

法律は、不法滞在残留する外国人を

強制退去させることが難しく、

入管施設での収容が長期化している

現状というのを改める措置なのだ

難民申請をしていればその間だけは

日本にいられるというルールだった

のだだが、それではいつまで経っても

帰せないし切りがない

収容も物理的にできないということで、

在留目当てで難民申請を悪用すること

がないように無制限だった難民申請の

回数を原則2回にするとしたのが、

この改正入管法の柱の1つなのだ

不法残留者であっても、人権に

配慮すべきなのは当然なのだが、

その一部が治安を脅かしている

という現実から目をそらすのは、

また話が別なのだ

厳正な出入国管理というのは

国家の責務だし、そこに法律の

不備があるのなら見直すのは

当たり前のことなのだ

ただし、改正法が成立しても、

本来は不法滞在で送還が決まって

入管施設に収容されるべき人が、

一時的に収容を解かれて仮放免

されるケースは少なくなくて、

その運用の在り方に大きな問題が

生じているのだ

これは入管行政の問題で入管庁の問題だ

実際、コロナがあったから

収容施設内でクラスターが

発生するのを恐れ、本来なら

施設内に収容しておくべき人を、

入管当局が必要以上に仮放免し、

「どうぞ、外出ていってください」

と言ってしまったのだ

もちろん、ただで仮放免で放す

わけでなくて、身元引受人を

あてがうのだが、その身元引受人

の目を盗んで逃亡してしまい

行方知れずになってしまったのだ

そのクルド人というのが1,000人

単位でいるのではないかと

言われているのだ

この改正入管法の取材で法務省で

入管当局者は嫌そうに渋々

「自分たちが仮放免しすぎちゃった」

と失敗を認めているそうなのだ

今日はこのくらいにしといたる

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