どうも村田です
先日靖国神社にて
みたま祭りに行ったが
もうすぐ終戦記念日を
迎えるわけだがそこで
先の対戦について今一度
考えてみることにした
ルーズベルトの前の大統領
ハーバート・フーヴァーという人がいた
この方は、歴史家としても立派で
20冊くらいの著作を出している
その方が最後に大著を残した
フリーダム・ビトレイド
日本語に訳すと「裏切 られた自由」
というタイトルの本だ
この本は、なんと 50年近くの間
出版されなかった
なぜ出なかったのか
それは本当のことが書いてあるから
知られてしまうとまずいことが書いてある
だから出せなかったのだ
しかしもう出してもいいということなのか
平成 23年に彼が残したフーヴァー研究所から
とうとう出版された
彼の回顧録兼大戦論で
大統領でやったことの自慢と
いうような回顧録ではない
第二次世界大戦とは何だったのかを
論じる第二次世界大戦歴史研究書という体裁だが
同時にアンチ共産主義論になっている
彼はコミュニズムは米国一国の話でなく
世界を蝕 むしばむ大変な害悪であると
喝破し、これと 戦わなければならない
強い使命感を持っていた
そのコミュニズムの害悪とどう戦うか
米国がルーズベ ルト時代にどれだけ
このコミュニズムに侵略されていたか
が書いてある
フリーダム・ビトレイド(裏切られた自由)
というタイトルは米国人が
そしてフーヴァーが最も大事にしている
のがフリーダムと言う価値観と言える
その「自由」がどれだけ裏切られてきたか
いかに米国が共産主義によって侵食されてきたか
ルーズベルトの時代がいかにアメリカが本道から
外れひどい国家になっていたか
ということがこの「裏切られた自由」
というタイトルに強く込められている
この本を執筆した後フーヴァーは
亡くなるのですが困ったのは遺族だ
これを世に出すと大変なことになる
そう恐れたと思われるのだ
それは米国人が一般的に信じる
第二次世界大戦論
所謂ルーズベルト史観を
真っ向から否定する内容だからだ
それぐらい今でもルーズベルト神話は
生き続けておりそれこそが米国では
主流なのだ
要するに、第二次大戦は
ファシズム、軍国主義とデモクラシーの戦い
であったのだというわけだ
アメリカをはじめとする連合国が
日本の軍国主義、ドイツのナチズム、
イタリアのファシズムをやっつけたのは
全く正しい、正義の戦いであった
という歴史観が今日も主流を占めているのだ
第二次大戦後米国は世界の超大国となった
だからルーズベルトを偉大な政治家
であるとする見方が現在の米国で一般的なのだ
しかしこのフーヴァーの本は
そのルーズベルト史観に真っ向から
挑戦状を叩きつけたのだ
先の大戦は全くそういう構図のものではなかった
米国にとっても多くの戦死者を出した
悲惨な戦争でありそもそも米国は
第二次大戦を戦う必要がなかった
そうフーヴァーは言っているのだ
この本の内容はこれから少しづつ
記事にしていくつもりだ
あまりすぐに書くとこちらの都合だが
ネタに困るからだ
ところで俺もだが第二次大戦の本質は
軍国主義とデモクラシーの戦いなどではなく
先進資本主義国の覇権に挑んだ戦いだ
日独伊の後進資本主義国が
英米の先進資本主義国家の
覇権に挑んだ戦いであった
それに加え共産主義革命を推進したい
ソ連が英米の側で参戦したのだ
もちろん我々はそれ以外にも
日本から言えば日本のアジア解放の
戦いであったという意義もある
それが俗にいう第二次世界大戦だ
今日はこのくらいにしといたる