どうも村田です
今日は長文です
財務省や有識者の言うこと
など心配いらんよという話だ
これはどこの国の話でしょう
トイレ使用料200円~300円
ミネラルウオーター300円~500円
ポテトチップス550円~650円
ラーメン1杯1700円
国民は皆ガツガツ働いているわけでなく
一人当たりのGDPは日本の1.85倍
まるでバブルのような好景気に
湧いている国は・・・
世界一の大国アメリカではなく
ヨーロッパの大国ドイツでもなく
物価が高そうなイメージのイギリスでもない
この国は2008年に大規模なデフォルト
(国家破綻)を経験したアイスランドだ
財務省の発表では
日本の国の借金は1270兆円
主要先進国では最悪の水準で
あるとされる日本の財政
メデイアでも主要なコメンテーター達が
いつ破綻してもおかしくない水準と
繰り返し警告しているが
そんな日本にとって
ヨーロッパの先進国アイスランドで
起こった出来事は日本経済の
未来を読み解く重要な鍵となる
アイスランドに起きた悲劇
2008年10月6日この文字がテレビ画面に
大きく映し出されホルデ首相が
国民に呼びかける声が流れてきた
我が国は今、重大な危機に直面しています
特別放送でずらりと並ぶマイクを前に
沈痛な面持ちで何度も眼鏡に手をやりながら
最悪の場合、我が国の経済は銀行とともに
混乱の渦に巻き込まれ
国家破綻という結果になるかもしれません
当時、首相が非常事態宣言を
出すほど事態は逼迫していた
アメリカの住宅ローン問題に端を発した
金融危機は世界中に電波
太平洋を超えてヨーロッパの株式市場にも打撃を与え
とうとうアイスランドにもやってきたのだ
2008年10月のわずか1週間で
アイスランドの3大メガバンクは
軒並み破綻の危機に貧して国有化
株価は10分の1に、 GDPの何倍もの
投資が無に帰した
10月後半には外国から借りた
債権の支払いができなくなり
アイスランドは事実上のデフォルトに陥った
信用を失ったアイスランドの通貨
クローナは価値は半分以下に暴落
国民の預金は一時的に封鎖失業率も上昇
約4万人が住宅ローンを返済できなくなり
差し押さえが相次いだ
国民は怒り、町では大規模な
抗議デモが繰り返し行われた
この破綻でアイスランド政府の負債は
たった1年でGDPの0.6年分も一気に増加した
2008年12月、イギリスのエコノミスト紙は
国の経済規模との比で言えば
アイスランドの金融崩壊は
世界最悪のものだと報じ
国家破綻のGDPが13%も下がり
社会保障や医療サービスの維持すら
危うくなった
アイスランドはEUに助けを求めるも
自業自得だと切り捨てられ
思うような支援は得られなかった
これから先、失業率は30%から
40%になって街にあふれるのではないか
ハイパーインフラになって通貨は
紙くず同然になるのではないかと
専門家は予想していた
しかし、意外にもそうはならなかった
それどころか、アイスランドのGDPは
わずか2年でプラス成長
一時は最大21%上がったインフレ率も
どんどん下がり、2010年には4%台に
失業率さえも最大8.5%で打ち止め
あのアメリカよりも、北欧の中でも
飛び抜けて財政が安定していた
スウェーデンよりも低いままだったのだ
アイスランドはそこから経済成長を続け
今では国民1人当たりのGDPが日本の1.85倍
ほんの10年足らずで先進国の中でも
トップクラスの成長を続ける国へと
復活を遂げたのだ
デフォルトが起こると
国家が崩壊して
2度と立ち直れないほど
ひどい状態になるんじゃないか
テレビや新聞ではそんな報道が
盛んになされているので
こういうイメージを持っても
おかしくないと思いますが
アイスランドの例を見る限り
実は外国から借りたお金が返せない
なんてことは大した問題ではないのだ
なぜこんなことができたのか
国家が破綻すると
信用不安からその国の通貨は安くなる
しかし同時に通貨が安くなるということは
その分輸出が簡単になるということ
そして、 値段の高い外国製品を
買うことは控え自然と自分たちで
全てを賄えるようにしよう
自国の産業をどうにかして
強くしようという方向へ
皆の意識が向かいそのうち
貿易収支も赤字が小さくなり
黒字が出やすくなる
アイスランドの場合も、信用が暴落したことで
自国通貨のクローナが一気に安くなり
輸出産業が一気に成長した
デフォルトの前まで
アイスランドの経済は金融が中心で
高金利の金融商品を乱発しては
外国から多額の資金を集めるといった
危なっかしいビジネスを国を上げて行ってた
しかし、デフォルトの後
それができなくなったことで
もともと自国の強みだった
地熱を利用したクリーンエネルギーや
水産、鉄鋼、アルミなどの産業へと
自然と集中せざるを得なくなった
それによって次々育った
自国の産業は通貨安の波に乗り
輸出が絶好調になり
失業率は増えるどころか
あっという間に人手が足りない
ほどの状態になった
国内の景気が良くなると
徐々に国際社会での信用は回復し始め
外国からの投資企業も集まるようになり
結果、すぐにアイスランドの経済は
高成長を取り戻したのだ
たまたまアイスランドが特殊だったのか
いやそうではないのだ
アイスランド以外にも
2000年以降にデフォルトした国は、
ナイジェリア、インドネシア、ドミニカ共和国、
アルゼンチン、エクアドル、パラグアイ、
ウルグアイ、ギリシャ、9カ国もあるが、
そのすべての国が1999年末を起点として
2010年頃までの実質GDPの伸びで
我が日本、そしてアメリカを
上回っていたのだ
このような事実は
日本ではほとんど報じられない
しかし国際社会では当たり前に認識されていることだ
財政学の権威でハーバード大学の教授
ケネス、ドゴフ氏はデフォルトは
新興市場経済が先進的な経済へ
成長する過程で避けて通ることのできない
通過儀礼のようなものであると言っている
歴史をさかのぼれば
過去に派遣国家の地位を手にした
スペインは計8回以上もデフォルトしている
イギリスもアメリカでさえも
それを経験している
どの国もその度により強くなり
世界の覇権を手にしたのだ
日本以外の国の事例や過去の歴史を
冷静に紐解けば
国家を健全に運営していく上で
財政赤字や対外債務のデフォルトで
国が滅ぶことはなく
大した問題ではないと言える
まして日本はデフォルトが起きても
大した問題がないだけでなく
そもそもデフォルトする心配すらない
今日伝えたいのは
日本も破綻した方がいいということではない
実際に破綻した国はどうなったのかという
我々国民にとってとても大切なことについて
議論をしたり、考えるきっかけを提供したり
といった正しい情報が与えられていないということ
正しい情報が得られれば
我々は行動することができる
普段目にするメディアの報道からは
なぜこういった経済の前提や根底の話を
抜きにして、 表面的な部分だけ強調され
報じられるのか
学者、官僚の都合に合わせ
本質的な物事を考える姿勢が消えてしまった
全体を捉えて物事を見ることができれば
日々新聞やテレビで目にするニュースの見え方が
これまでとは全然違うものに変わってくる
正しい情報をもとに判断し
メディアの偏った情報に流されず
我々日本人がいつしか見失わされてしまった
正しく情報を選別し、読み解く力を身につけ
物事を原理原則から捉えられるようになれば
日本人1人1人が強くなる
今日の勉強は大変だった
中卒は勉強も大変だ
今日はこのくらいで勘弁だ